☆『ティーンコート』
初回は見逃したのですが、第2話を観てみました。ティーンコートってのは、少年犯罪を未成年の裁判員に審議させる制度で、アメリカでは実際に施行されてる地区があるそうです。
とは言っても若者向けTVドラマですから、捜査物のティーン版、古くは『少年探偵団』とそれほど変わらないであろう事は、予想してました。だから内容に関して新鮮味はありません。
観てみようと思った動機は、ひとえに主演の剛力彩芽ちゃんです。
yamarineさんがブログで推しておられたのと、この若さで深夜ドラマとは言え主役を張るからには、そりゃあ何か持ってる子なのは間違いなかろうと。
他の何かでブレイクして、その人気にあやかって…みたいな起用じゃなさそうですから。それと、一度聞いたら忘れない、剛力彩芽っていう名前の響きが、どんな子だろうって興味を沸かせました。名前って大事ですよねホントに。
でも実は、NHKのコント番組『祝女』で先に目撃しちゃいました。可愛いし清涼感もあり、しかも堂々たる存在感で、企画さえ合えば朝ドラのヒロインも時間の問題かな?と思わせるオーラが、確かにありました。
元来、ショートカットが似合う中性的な女子が好きでして、それで演技力もあるとなれば、そりゃ目を奪われちゃいますよね。画像のとおり、実に良い面構えをされてます。
とは言え、今は多部ちゃんを追いかけるのに忙しいですからw、どこかの番組でまたお見かけ出来たら良いですね、って感じでしょうか。少なくとも大河には出るでしょうし、朝ドラは巡り合わせ次第だけど、土曜ドラマで主演ぐらいは、遠からず実現しそうな気がします。
あ、『ティーンコート』も悪くなかったですw 相手役の男子にも好感持てますし、笑いのセンスもまずまずでした(何様やw)。でも、新しくはないですよね、やっぱり。
だから、多部ちゃんを出すか、剛力ちゃんが毎回脱ぐかしない限りは、吸い寄せられる事は無さそうです。
☆『最高の人生の終わり方』
山下智久とかいう、つまらないルックスの男が主演だけど、葬儀屋さんと警察が絡んで行くドラマって事で、ちょっと面白そうなんで観てみました。
まず、主役の山下智久とかいうつまらないルックスの俳優が、つまらないです。松本潤とかいうつまらないルックスの男と、2012年度カワデミー賞・最優秀つまらないで賞を争うこと必至ですね。
こんなつまらない人が、本当に矢吹ジョーを演じたんですか? でも、そのボクシング映画は評判悪くなかったですから、このドラマが彼の面白みを封殺してるのかも知れません。
だって、あの山崎努さんですら、このドラマでは全然面白くないんですから。面白いっていうのは別に、タニオ・チクビッティーみたいに笑わせてくれる事だけじゃないですよ、念のためw
切なかったり恐かったり、何らかの感情を引き起こしてくれる芝居が面白いって事なんですけど、山崎さんがいくら味のある台詞回しを披露してくれても、何の感情も沸きませんでした。
主役のつまらない人が、仕事上で精神的に追い詰めた相手が自殺したと知り、「人生最悪の日だ」って落ち込む場面には、さすがに心が動きましたけど、そんなシチュエーションなら例え小島よしおが演じたとしても、ぐっと来ますよ、そりゃ。…いや、さすがにそれは無いかw
でもねぇ、その自殺したと思われた人が、実は事故死だったと最後の最後に判明して、ハートフルな展開に持って行く手口が、『ティーンコート』の第2話と丸かぶりなんですよね(笑)。
つまり、よく使われるパターンなんです。もちろん『太陽にほえろ!』にもそんなエピソードはありました。各刑事ドラマで一度は必ず使う手じゃないですか?
いや、手垢の付いたパターンを使うこと自体は、別にいいと思うんです。捜査物のパターンなんて限られてますから、それをどうアレンジして、そこから何を伝えるかによって、作品の個性が生まれて来る筈です。
だけど、このドラマを観てると、みんなで持ち寄った「泣ける話」のパターンを書いたカードを、適当に1枚選んで使っただけ、としか感じられないんですよね。
主役のつまらない人の、父親との関わりとかも、葬儀屋さんという職業の捉え方も、自殺したと思われた人の幼い息子の扱いも、前田敦子ちゃんの足の障害も、家族写真やアメ玉に代表される小道具の使い方にしても、全部そういうカードを羅列しただけにしか見えなくて、ちっとも泣けやしません。
『南極大陸』や『ラッキーセブン』と同じ作り方です。人物設定もストーリーも、何もかも「記号」でしかない。葬儀屋という職業を題材にしたのも、『おくりびと』みたいに泣ける話が作れそうだから選んだだけ、にしか見えないです。
でも『おくりびと』って、このドラマみたいに「泣かせる事ありき」で作られた作品とは全然違う、と私は思います。ただ、人が死ぬという事がどういう事なのかを、客観的に描こうとしただけ。
だけど観客は、勝手に自分の身内の死を想像したり回想したりして、その結果、泣いただけなんです。演出はむしろ淡々と、コミカルだったりする。だからこそ泣けるんです。
さぁ、泣ける話をズラッと並べましたよ、いつでも泣いて下さい、今すぐ泣いて下さい、どうしたんですか泣けないんですか、あなたそれでも人間ですか?みたいなドラマを観せられても、泣けるかい!!(笑)
いやぁー、前クールの盛り上がりや『それでも、生きてゆく』の感動が嘘みたいに、今期の連ドラはちょっと酷くないですか? 『南極大陸』の惨敗から何も学んでないのでは? 困った困った、こまどり姉妹。
初回は見逃したのですが、第2話を観てみました。ティーンコートってのは、少年犯罪を未成年の裁判員に審議させる制度で、アメリカでは実際に施行されてる地区があるそうです。
とは言っても若者向けTVドラマですから、捜査物のティーン版、古くは『少年探偵団』とそれほど変わらないであろう事は、予想してました。だから内容に関して新鮮味はありません。
観てみようと思った動機は、ひとえに主演の剛力彩芽ちゃんです。
yamarineさんがブログで推しておられたのと、この若さで深夜ドラマとは言え主役を張るからには、そりゃあ何か持ってる子なのは間違いなかろうと。
他の何かでブレイクして、その人気にあやかって…みたいな起用じゃなさそうですから。それと、一度聞いたら忘れない、剛力彩芽っていう名前の響きが、どんな子だろうって興味を沸かせました。名前って大事ですよねホントに。
でも実は、NHKのコント番組『祝女』で先に目撃しちゃいました。可愛いし清涼感もあり、しかも堂々たる存在感で、企画さえ合えば朝ドラのヒロインも時間の問題かな?と思わせるオーラが、確かにありました。
元来、ショートカットが似合う中性的な女子が好きでして、それで演技力もあるとなれば、そりゃ目を奪われちゃいますよね。画像のとおり、実に良い面構えをされてます。
とは言え、今は多部ちゃんを追いかけるのに忙しいですからw、どこかの番組でまたお見かけ出来たら良いですね、って感じでしょうか。少なくとも大河には出るでしょうし、朝ドラは巡り合わせ次第だけど、土曜ドラマで主演ぐらいは、遠からず実現しそうな気がします。
あ、『ティーンコート』も悪くなかったですw 相手役の男子にも好感持てますし、笑いのセンスもまずまずでした(何様やw)。でも、新しくはないですよね、やっぱり。
だから、多部ちゃんを出すか、剛力ちゃんが毎回脱ぐかしない限りは、吸い寄せられる事は無さそうです。
☆『最高の人生の終わり方』
山下智久とかいう、つまらないルックスの男が主演だけど、葬儀屋さんと警察が絡んで行くドラマって事で、ちょっと面白そうなんで観てみました。
まず、主役の山下智久とかいうつまらないルックスの俳優が、つまらないです。松本潤とかいうつまらないルックスの男と、2012年度カワデミー賞・最優秀つまらないで賞を争うこと必至ですね。
こんなつまらない人が、本当に矢吹ジョーを演じたんですか? でも、そのボクシング映画は評判悪くなかったですから、このドラマが彼の面白みを封殺してるのかも知れません。
だって、あの山崎努さんですら、このドラマでは全然面白くないんですから。面白いっていうのは別に、タニオ・チクビッティーみたいに笑わせてくれる事だけじゃないですよ、念のためw
切なかったり恐かったり、何らかの感情を引き起こしてくれる芝居が面白いって事なんですけど、山崎さんがいくら味のある台詞回しを披露してくれても、何の感情も沸きませんでした。
主役のつまらない人が、仕事上で精神的に追い詰めた相手が自殺したと知り、「人生最悪の日だ」って落ち込む場面には、さすがに心が動きましたけど、そんなシチュエーションなら例え小島よしおが演じたとしても、ぐっと来ますよ、そりゃ。…いや、さすがにそれは無いかw
でもねぇ、その自殺したと思われた人が、実は事故死だったと最後の最後に判明して、ハートフルな展開に持って行く手口が、『ティーンコート』の第2話と丸かぶりなんですよね(笑)。
つまり、よく使われるパターンなんです。もちろん『太陽にほえろ!』にもそんなエピソードはありました。各刑事ドラマで一度は必ず使う手じゃないですか?
いや、手垢の付いたパターンを使うこと自体は、別にいいと思うんです。捜査物のパターンなんて限られてますから、それをどうアレンジして、そこから何を伝えるかによって、作品の個性が生まれて来る筈です。
だけど、このドラマを観てると、みんなで持ち寄った「泣ける話」のパターンを書いたカードを、適当に1枚選んで使っただけ、としか感じられないんですよね。
主役のつまらない人の、父親との関わりとかも、葬儀屋さんという職業の捉え方も、自殺したと思われた人の幼い息子の扱いも、前田敦子ちゃんの足の障害も、家族写真やアメ玉に代表される小道具の使い方にしても、全部そういうカードを羅列しただけにしか見えなくて、ちっとも泣けやしません。
『南極大陸』や『ラッキーセブン』と同じ作り方です。人物設定もストーリーも、何もかも「記号」でしかない。葬儀屋という職業を題材にしたのも、『おくりびと』みたいに泣ける話が作れそうだから選んだだけ、にしか見えないです。
でも『おくりびと』って、このドラマみたいに「泣かせる事ありき」で作られた作品とは全然違う、と私は思います。ただ、人が死ぬという事がどういう事なのかを、客観的に描こうとしただけ。
だけど観客は、勝手に自分の身内の死を想像したり回想したりして、その結果、泣いただけなんです。演出はむしろ淡々と、コミカルだったりする。だからこそ泣けるんです。
さぁ、泣ける話をズラッと並べましたよ、いつでも泣いて下さい、今すぐ泣いて下さい、どうしたんですか泣けないんですか、あなたそれでも人間ですか?みたいなドラマを観せられても、泣けるかい!!(笑)
いやぁー、前クールの盛り上がりや『それでも、生きてゆく』の感動が嘘みたいに、今期の連ドラはちょっと酷くないですか? 『南極大陸』の惨敗から何も学んでないのでは? 困った困った、こまどり姉妹。