今週、秋ドラマが軒並み最終回を迎えます。2本に絞って毎週レビューとか言ってた計画はどっかに吹っ飛んじゃいましたけど(笑)、本数は増えて3本のドラマを、最後まで見届ける事になりました。
☆『家政婦のミタ』(日テレ、水曜夜10時)
三田さんが最後に笑うか否か?は巷でも話題になってるみたいですが、笑うよりも先に「三田さんが阿須田家の家族になる」っていうDeepさんの予想が、あっさり当たっちゃいましたw
「お願い三田さん、私たちのお母さんになって!」
「承知いたしました」
もう、椅子から転げ落ちそうになりました(笑)。これぞ『ミタ』クオリティーと申しましょうか、常にこちらの予想より先、斜め上を行ってる。脱帽ですm(__)m
勿論このままアッサリ本当の家族になるワケが無く、絶対に家族を持つ気が無い事の裏返しなんでしょうけど、承知して、それから一体どうしようって言うのか? 全く予測が立ちません。完敗ですねw
三田さんが明かした過去のトラウマ自体、こちらの想像を遥かに超える壮絶さで、自分を助ける為に死んだ父親、それを恨む母親からの虐待、母の再婚、義弟による性的虐待→ストーキング、そしてやっと掴んだ幸せ=愛する夫と息子が、義弟の放火により死亡…
三田さんが愛した人はみんな不幸になる、三田さんが自分の意志で何かやると必ず悪い結果になる、三田さんが笑顔を振りまくから皆がおかしくなる、だから死ぬまで絶対に、笑うな。
実の母にも夫の遺族にもそう言われ続けて、三田さんは心を捨て、笑わなくなった。現実に三田さんが笑うから不幸が起こるなんて事はあり得ないけど、三田さんはその命令を守る事で自分を罰し、そのお陰で辛うじて生きてる。
意外だったのは、亡くなった阿須田家のお母さんの、おっちょこちょいな妹(相武紗季)が単なるコメディー・リリーフかと思いきや、最終回の展開の中で、かなり重要な役割を担いそうな事。
いつもニコニコ笑って、すごいお節介焼きなんだけど、やる事なす事ぜんぶ裏目に出て、結局は相手に迷惑を掛けちゃう、いわば疫病神。
それは、無表情で自分の意志では一切動かない三田さんとの対比に見えて、実は三田さん本来の姿を暗示するキャラだったとは! これにも意表を突かれました。
その相武さんが今、三田さんと同じように心を閉ざそうとしてる。三田さん復活の鍵を、彼女が握ってる事だけは確かだと思われます。具体的にどう絡んで来るのかは、やっぱ全然予想がつかないのですがw いやーホント、完敗ですm(__)m
三田さんが最後に笑うにせよ笑わないにせよ、それをどう見せて、どんな着地をするのか? 徹頭徹尾が予定調和な『水戸黄門』最終回スペシャル(笑)とは対極にある、全く予測が立たないミタの最終回、実に楽しみです。
☆『蜜の味』(フジ、木曜夜10時)
こちらはもう、グダグダってワケではないけど、どんどん面白くない方向(要は、ありきたりなメロドラマ)に行っちゃって、もはや手の施しようが無い感じですw
榮倉奈々ちゃんとARATAくんを陥れようとしたのは、どうやら乳首(溝端淳平)が勝手に暴走しただけで、菅野美穂さんは医者としての誇りを捨てるような人ではなかったのでした。
悪いのは全て男、愚かなのも全て男。全ての女性キャラは、あくまで被害者なんですよね。そこだけはもう、見事に徹底してます。
乳首や、奈々ちゃんの父親(ARATAくんの兄)が二人の仲を裂こうとすればするほど、かえって禁断の恋は燃え上がり、前週、とうとう二人はセックスしちゃいました。セックスです。伯父と姪がセックスしたんです。奈々ちゃんの部屋でセックスしたんです。時間はたぶん深夜1時頃、セックスしたんです。きっと朝まで3回ほど、セックスしたんです。セックスをです。
私が期待した、狂気に走る榮倉奈々など微塵も見られず、菅野さんまでがもはや諦めムードで、これは下手をすると、乳首だけが一人で勝手に突っ走り(この乳首もか!w)、菅野さんが身を呈して奈々ちゃんを乳首から守って、ナイフで刺されたりなんかして、涙のフィナーレ…なんて事にもなりかねませんよ!(寒)
あ、でも前週のラストで菅野さん、倒れてたっけ… どうも重病みたいだから、ARATAくんと奈々ちゃんに命を救われる展開かな? で、すっかり改心して新たな人生をスタートしようとしたところで、乳首に刺されると(笑)。
こうなるともう、乳首がどれくらい笑わせてくれるかに期待するしかありませんw
☆『妖怪人間ベム』(日テレ、土曜夜10時)
序盤は主役が狂言回しになって、関わって来る普通の人達のドラマをメインに描きながら、視聴者が主役をすっかり好きになったであろう後半から、その過去の秘密を明かしつつ、復活のドラマへとシフトして行く構成が『ミタ』とよく似てますよね?
ミタさんの過去は壮絶ながらも現実味に溢れてるんだけど、ベムの方はちょっと…w 科学者が一人で、人工的に人間を造っちゃうって話ですから、荒唐無稽と言わざるを得ず、それがメインに据えられちゃうと…
ただし、その人工の細胞が分裂して、善の心がベム、ベラ、ベロに、悪の心が名無し男に別れちゃったから、彼らは人間になれなかった…っていう設定には唸らされました。
「あなた達の方がよっぽど人間じゃないですか!」っていう夏目刑事の言葉は、あくまで理想論に過ぎないって事になっちゃうけど、「善も悪も兼ね備えてこそ、はじめて人間なんだ」っていう名無し男の言葉には、説得力があります。
で、悪の心を宿した名無し男と合体すれば、ベム達は晴れて(?)人間になれるワケですが、ベム達はまぁ断りますよね、どう考えてもw 人間になっちゃったら続編も映画化も出来なくなっちゃうしw
ミタに比べると、ベムのフィナーレはちょっと期待感が薄いんだけど、勿論そんな予感を吹き飛ばすようなサプライズを期待してるし、あのシビレる第5話がある限り、よっぽどショボイ最終回にならなけりゃ、今期ドラマのマイ・ベストは揺るぎません。
いやーしかし、これですよね、連ドラ鑑賞の醍醐味は! 最後にどうなるのか?を最大限に楽しむ為に、毎週観てるようなもんですよねw
☆『家政婦のミタ』(日テレ、水曜夜10時)
三田さんが最後に笑うか否か?は巷でも話題になってるみたいですが、笑うよりも先に「三田さんが阿須田家の家族になる」っていうDeepさんの予想が、あっさり当たっちゃいましたw
「お願い三田さん、私たちのお母さんになって!」
「承知いたしました」
もう、椅子から転げ落ちそうになりました(笑)。これぞ『ミタ』クオリティーと申しましょうか、常にこちらの予想より先、斜め上を行ってる。脱帽ですm(__)m
勿論このままアッサリ本当の家族になるワケが無く、絶対に家族を持つ気が無い事の裏返しなんでしょうけど、承知して、それから一体どうしようって言うのか? 全く予測が立ちません。完敗ですねw
三田さんが明かした過去のトラウマ自体、こちらの想像を遥かに超える壮絶さで、自分を助ける為に死んだ父親、それを恨む母親からの虐待、母の再婚、義弟による性的虐待→ストーキング、そしてやっと掴んだ幸せ=愛する夫と息子が、義弟の放火により死亡…
三田さんが愛した人はみんな不幸になる、三田さんが自分の意志で何かやると必ず悪い結果になる、三田さんが笑顔を振りまくから皆がおかしくなる、だから死ぬまで絶対に、笑うな。
実の母にも夫の遺族にもそう言われ続けて、三田さんは心を捨て、笑わなくなった。現実に三田さんが笑うから不幸が起こるなんて事はあり得ないけど、三田さんはその命令を守る事で自分を罰し、そのお陰で辛うじて生きてる。
意外だったのは、亡くなった阿須田家のお母さんの、おっちょこちょいな妹(相武紗季)が単なるコメディー・リリーフかと思いきや、最終回の展開の中で、かなり重要な役割を担いそうな事。
いつもニコニコ笑って、すごいお節介焼きなんだけど、やる事なす事ぜんぶ裏目に出て、結局は相手に迷惑を掛けちゃう、いわば疫病神。
それは、無表情で自分の意志では一切動かない三田さんとの対比に見えて、実は三田さん本来の姿を暗示するキャラだったとは! これにも意表を突かれました。
その相武さんが今、三田さんと同じように心を閉ざそうとしてる。三田さん復活の鍵を、彼女が握ってる事だけは確かだと思われます。具体的にどう絡んで来るのかは、やっぱ全然予想がつかないのですがw いやーホント、完敗ですm(__)m
三田さんが最後に笑うにせよ笑わないにせよ、それをどう見せて、どんな着地をするのか? 徹頭徹尾が予定調和な『水戸黄門』最終回スペシャル(笑)とは対極にある、全く予測が立たないミタの最終回、実に楽しみです。
☆『蜜の味』(フジ、木曜夜10時)
こちらはもう、グダグダってワケではないけど、どんどん面白くない方向(要は、ありきたりなメロドラマ)に行っちゃって、もはや手の施しようが無い感じですw
榮倉奈々ちゃんとARATAくんを陥れようとしたのは、どうやら乳首(溝端淳平)が勝手に暴走しただけで、菅野美穂さんは医者としての誇りを捨てるような人ではなかったのでした。
悪いのは全て男、愚かなのも全て男。全ての女性キャラは、あくまで被害者なんですよね。そこだけはもう、見事に徹底してます。
乳首や、奈々ちゃんの父親(ARATAくんの兄)が二人の仲を裂こうとすればするほど、かえって禁断の恋は燃え上がり、前週、とうとう二人はセックスしちゃいました。セックスです。伯父と姪がセックスしたんです。奈々ちゃんの部屋でセックスしたんです。時間はたぶん深夜1時頃、セックスしたんです。きっと朝まで3回ほど、セックスしたんです。セックスをです。
私が期待した、狂気に走る榮倉奈々など微塵も見られず、菅野さんまでがもはや諦めムードで、これは下手をすると、乳首だけが一人で勝手に突っ走り(この乳首もか!w)、菅野さんが身を呈して奈々ちゃんを乳首から守って、ナイフで刺されたりなんかして、涙のフィナーレ…なんて事にもなりかねませんよ!(寒)
あ、でも前週のラストで菅野さん、倒れてたっけ… どうも重病みたいだから、ARATAくんと奈々ちゃんに命を救われる展開かな? で、すっかり改心して新たな人生をスタートしようとしたところで、乳首に刺されると(笑)。
こうなるともう、乳首がどれくらい笑わせてくれるかに期待するしかありませんw
☆『妖怪人間ベム』(日テレ、土曜夜10時)
序盤は主役が狂言回しになって、関わって来る普通の人達のドラマをメインに描きながら、視聴者が主役をすっかり好きになったであろう後半から、その過去の秘密を明かしつつ、復活のドラマへとシフトして行く構成が『ミタ』とよく似てますよね?
ミタさんの過去は壮絶ながらも現実味に溢れてるんだけど、ベムの方はちょっと…w 科学者が一人で、人工的に人間を造っちゃうって話ですから、荒唐無稽と言わざるを得ず、それがメインに据えられちゃうと…
ただし、その人工の細胞が分裂して、善の心がベム、ベラ、ベロに、悪の心が名無し男に別れちゃったから、彼らは人間になれなかった…っていう設定には唸らされました。
「あなた達の方がよっぽど人間じゃないですか!」っていう夏目刑事の言葉は、あくまで理想論に過ぎないって事になっちゃうけど、「善も悪も兼ね備えてこそ、はじめて人間なんだ」っていう名無し男の言葉には、説得力があります。
で、悪の心を宿した名無し男と合体すれば、ベム達は晴れて(?)人間になれるワケですが、ベム達はまぁ断りますよね、どう考えてもw 人間になっちゃったら続編も映画化も出来なくなっちゃうしw
ミタに比べると、ベムのフィナーレはちょっと期待感が薄いんだけど、勿論そんな予感を吹き飛ばすようなサプライズを期待してるし、あのシビレる第5話がある限り、よっぽどショボイ最終回にならなけりゃ、今期ドラマのマイ・ベストは揺るぎません。
いやーしかし、これですよね、連ドラ鑑賞の醍醐味は! 最後にどうなるのか?を最大限に楽しむ為に、毎週観てるようなもんですよねw