先日、NABEさんのサイトにお邪魔したら、漫画家・吾妻ひでお氏が多部ちゃんについて語った雑誌記事が紹介されてました。→http://tabephoto.blog8.fo2.com/
イラストはあんまり似てないけどw(多部ちゃんの顔は意外にイラスト化しづらい?)かなり初期からのファンである事が伺える、愛情ある記事でした。
アイドルを好きになるにしても「本気になり過ぎるといつか切ない思いをするから、ほどほどに」みたいなアドバイスもしてくれてましたね。もう手遅れですけどw
NABEさんにコメント入れさせて頂こうと思ったのですが、私のボロPCはなぜかコメント欄に飛ぼうとすると固まっちゃうので(苦笑)、こちらで書かせて頂きますm(__)m
私は吾妻さんの漫画はあまり読んだこと無かったのですが、漫画賞史上初の三冠に輝いた『失踪日記』は書店で見かけて即、ハマっちゃいました。これがホントに、メチャクチャ面白い!
漫画界じゃベテランの有名作家なのに、この方は原稿を飛ばして失踪→しばらくホームレス生活ってのを二度やらかしてて、その時の体験をつぶさに漫画で綴ったのが『失踪日記』です。
その後で『ホームレス中学生』ってのがベストセラーになりましたけど、あんな道徳の教科書みたいな本(読んだ上で言ってます)よりも、こっちの方が遥かに面白いと私は思いますよ。
実は私も若い頃、失踪に近い事をやらかし、1カ月ほど友人宅を泊り歩いた経験があります。で、小学校の敷地内に侵入し、建物の陰で寝ようとした事もあったけど、一睡も出来ませんでした。
吾妻さんは町に近い山の中で野宿しながら、夜中に町でゴミ箱をあさり、食料を調達するという生活を数カ月も続けておられて、まさにサバイバル!
慣れるまでの一週間はやはり一睡も出来ず、真冬だから凍死寸前になったり、そりゃもう悲惨な毎日なんだけど、それを吾妻さんは客観的な目線でコミカルに描いておかれ、読んでる分には笑えるし、一文無しになった時にはこうして生き延びるんやなぁっていう、勉強にもなりますw
しかし、いくら仕事が嫌になったからって、こんな過酷な生活を送るよりマシではないの?とも思うけど、そこはやっぱクリエイターならではの、計り知れない苦しみってのがあるんでしょうね。
で、その体験がネタになって後から活きて来るのも、クリエイターならではの面白さだし、逞しさですよね。奥さんはじめ、身内の人達はたまったもんじゃないでしょうけど…
復帰後、吾妻さんはアルコール中毒で精神病院に入院され、後半はその顛末が綴られてます。これがまた壮絶で面白い! 現実には物凄く深刻な状況なんですよ? それを冷静に面白おかしく描ける逞しさと、失踪したりアル中になっちゃう弱さとのギャップがまた可笑しいw
『ホームレス中学生』には、明らかな作為を感じました。ホームレス経験は事実でしょうけど、その語り口には芸人ならではのウケ狙いがミエミエで、私は読んでて逆に冷めちゃいました。
で、最後には家族への感謝、社会への感謝、この世に生まれた事への感謝が感動的に綴られて、破滅主義の私としては読んでて反吐が…とまでは言わないけど、ゲップが出そうになりました。
あんな風に思える田村くん(作者)は幸せですよ。普通の人は、なかなかそんな道徳や宗教の教本みたいな考え方は出来ません。それが正しいと分かってても、簡単に出来るもんじゃないです。
清く正しく面白く、だから自然に人から愛される田村くんは素晴らしい。身の周りに彼みたいな人がいれば、私だって大好きになると思います。だけど、読み物としてはつまんないですよ。
吾妻さんのどーしょーもない駄目さ加減にこそ、私はリアルな人間味を感じます。作為の無い淡々とした語り口にこそ、エンターテインメントを感じます。
読んでて、どっちが元気になれるか? 生きる希望を見いだせるか? 私は吾妻さんに一票ユンピョウ、サモハンキンピョウですね。
だって、田村くんには絶対なれない(なる気もない)私でも、吾妻さんになら(漫画家としての才能は別として)なれますからね! なる気はないけどw 私の体力・精神力では、そのまま朽ち果てそうだし…
そんな壮絶な日々を送った吾妻さんが今でも元気で、多部ちゃんに萌えておられるw 共感するどころじゃないですよね。あー、解る解る!ですよw
否定したい方も多々おられるでしょうけど、私はやっぱ、多部ちゃんに萌えて『つばさ』の良さを理解出来る方には、ホームレスやアル中になれる素質があると思いますよw
逆に、田村くんみたいに健全な優等生には、多部ちゃんの本当の良さは解らないだろうし、解って欲しくないですね。
なんか、メチャクチャなこと書いてます?w タベリストの皆さんは共感してくれてますでしょうか?
イラストはあんまり似てないけどw(多部ちゃんの顔は意外にイラスト化しづらい?)かなり初期からのファンである事が伺える、愛情ある記事でした。
アイドルを好きになるにしても「本気になり過ぎるといつか切ない思いをするから、ほどほどに」みたいなアドバイスもしてくれてましたね。もう手遅れですけどw
NABEさんにコメント入れさせて頂こうと思ったのですが、私のボロPCはなぜかコメント欄に飛ぼうとすると固まっちゃうので(苦笑)、こちらで書かせて頂きますm(__)m
私は吾妻さんの漫画はあまり読んだこと無かったのですが、漫画賞史上初の三冠に輝いた『失踪日記』は書店で見かけて即、ハマっちゃいました。これがホントに、メチャクチャ面白い!
漫画界じゃベテランの有名作家なのに、この方は原稿を飛ばして失踪→しばらくホームレス生活ってのを二度やらかしてて、その時の体験をつぶさに漫画で綴ったのが『失踪日記』です。
その後で『ホームレス中学生』ってのがベストセラーになりましたけど、あんな道徳の教科書みたいな本(読んだ上で言ってます)よりも、こっちの方が遥かに面白いと私は思いますよ。
実は私も若い頃、失踪に近い事をやらかし、1カ月ほど友人宅を泊り歩いた経験があります。で、小学校の敷地内に侵入し、建物の陰で寝ようとした事もあったけど、一睡も出来ませんでした。
吾妻さんは町に近い山の中で野宿しながら、夜中に町でゴミ箱をあさり、食料を調達するという生活を数カ月も続けておられて、まさにサバイバル!
慣れるまでの一週間はやはり一睡も出来ず、真冬だから凍死寸前になったり、そりゃもう悲惨な毎日なんだけど、それを吾妻さんは客観的な目線でコミカルに描いておかれ、読んでる分には笑えるし、一文無しになった時にはこうして生き延びるんやなぁっていう、勉強にもなりますw
しかし、いくら仕事が嫌になったからって、こんな過酷な生活を送るよりマシではないの?とも思うけど、そこはやっぱクリエイターならではの、計り知れない苦しみってのがあるんでしょうね。
で、その体験がネタになって後から活きて来るのも、クリエイターならではの面白さだし、逞しさですよね。奥さんはじめ、身内の人達はたまったもんじゃないでしょうけど…
復帰後、吾妻さんはアルコール中毒で精神病院に入院され、後半はその顛末が綴られてます。これがまた壮絶で面白い! 現実には物凄く深刻な状況なんですよ? それを冷静に面白おかしく描ける逞しさと、失踪したりアル中になっちゃう弱さとのギャップがまた可笑しいw
『ホームレス中学生』には、明らかな作為を感じました。ホームレス経験は事実でしょうけど、その語り口には芸人ならではのウケ狙いがミエミエで、私は読んでて逆に冷めちゃいました。
で、最後には家族への感謝、社会への感謝、この世に生まれた事への感謝が感動的に綴られて、破滅主義の私としては読んでて反吐が…とまでは言わないけど、ゲップが出そうになりました。
あんな風に思える田村くん(作者)は幸せですよ。普通の人は、なかなかそんな道徳や宗教の教本みたいな考え方は出来ません。それが正しいと分かってても、簡単に出来るもんじゃないです。
清く正しく面白く、だから自然に人から愛される田村くんは素晴らしい。身の周りに彼みたいな人がいれば、私だって大好きになると思います。だけど、読み物としてはつまんないですよ。
吾妻さんのどーしょーもない駄目さ加減にこそ、私はリアルな人間味を感じます。作為の無い淡々とした語り口にこそ、エンターテインメントを感じます。
読んでて、どっちが元気になれるか? 生きる希望を見いだせるか? 私は吾妻さんに一票ユンピョウ、サモハンキンピョウですね。
だって、田村くんには絶対なれない(なる気もない)私でも、吾妻さんになら(漫画家としての才能は別として)なれますからね! なる気はないけどw 私の体力・精神力では、そのまま朽ち果てそうだし…
そんな壮絶な日々を送った吾妻さんが今でも元気で、多部ちゃんに萌えておられるw 共感するどころじゃないですよね。あー、解る解る!ですよw
否定したい方も多々おられるでしょうけど、私はやっぱ、多部ちゃんに萌えて『つばさ』の良さを理解出来る方には、ホームレスやアル中になれる素質があると思いますよw
逆に、田村くんみたいに健全な優等生には、多部ちゃんの本当の良さは解らないだろうし、解って欲しくないですね。
なんか、メチャクチャなこと書いてます?w タベリストの皆さんは共感してくれてますでしょうか?