観てみないと判らないもんだなぁ…って、今期の連ドラを何本か観て、あらためて思い知らされました。
自分はある程度の目利きが出来ると自惚れてたのに、『ベム』と『ミタ』は当初、スルーしようとしてましたから。『南極大陸』があそこまでスカスカだとは予想しなかったし、深夜ドラマの覇気の無さにも驚かされました。
昨日、完結した大河ドラマ『江』は初回で大泣きし、このブログで絶賛したってのに、回を追う毎にピクリとも涙腺が反応しなくなっちゃいました。
江姫って、戦乱をただ傍観してるだけで、将軍の世継を産んだこと以外、別に何もしてないように見えたのは私だけでしょうか?(描かれ方の問題として)
『ベム』に関しては、ジャニーズ主演による実写化って事で、過去に香取くん等がやらかした数々の冒涜を連想せずにはいられませんでした。まさか、あんな真摯な人間ドラマになろうとは!
『ミタ』は市原悦子さんのベタなパロディーだとばかり…(笑)。せめて番宣の映像ぐらいは見ないと、TV誌のカタログ的な紹介記事だけじゃ、とても正確には判断出来ないですね。まぁ、言い訳ですw 悪いのは全て、モミアゲ乳首です。
世間の人達の方がよっぽど賢くて、『ベム』も『ミタ』も初回から高視聴率を稼いでるらしく、『南極大陸』は見事に右肩下がりだそうで。
とは言え『それでも、生きてゆく』の数字は伸び悩んだワケで、質が良いだけでは数字に繋がらないのも確かなんですよねぇ… 何が違うんでしょう?
『ベム』には知名度と、大多数の人に潜在的な興味があったでしょうから、初回から数字が良いのも納得出来るんだけど、『ミタ』が注目を集めた要素って、何だったんでしょう?
『ゴースト』リメイクがコケたばかりの松嶋菜々子さんや、長谷川博己さんに集客力があるかどうか疑問だし、TV誌で読んだ限りじゃ企画に斬新さは感じられなかったし…
実際に観て、初めてその新しさや面白さが分かる作品だと思うんだけど、多くの人達が最初から嗅ぎつけてたってのは、悔しいなぁw 乳首めっ!!
さて、駄目パパ長谷川さんの不倫→奥さん自殺で崩壊への道まっしぐらだった家族が、第7話にして奇跡的に再生しました。
ありていに言えば、修羅場を何度も乗り越える事で、パパも子供達も内面的に成長した結果だと思うのですが、普通ならそうは行かなかった筈です。
どうやら、普通じゃない人=家政婦の三田さんの存在が、普通ではあり得ない奇跡を呼んだみたいです。
雇い主の勤め先で不倫暴露のビラを撒くわ、長女をターミネートしようとするわ、次女の狂言誘拐に加担するわ、長男とセックスしようとするわ、隣家の壁に落書きするわ、保育園に爆破予告の電話を入れるわetc…メチャクチャですな、まったく(笑)。
それら全て、家族それぞれが自ら命令した事に従っただけなんだけど、願望が全て実現されちゃう事によって、彼らは目を覚まし、否応無しに現実と向き合う羽目になっちゃうんですよね。
三田さんが持ち歩く鞄には何でも入ってて、「まるでドラえもんの四次元ポケットみたいw」って何かの雑誌でネタにされてましたけど、のび太がドラえもんの道具で願望を果たした結果、現実の厳しさを逆説的に味わう教訓話と、思えば同じ構造なんですよね。
三田さんがどこまで意図的にしてた事なのか分からないけど、家族を崩壊の危機から救ったのは三田さんであり、残りの2〜3話はどうやら、彼女に救われた彼らが今度は、彼女の魂を救ってあげる展開になるものと思われます。
三田さんが心を置き去りにして来た原因は徐々に明かされており、恐らく事故で亡くなった夫と息子を、殺したのは自分だと思ってる。死ぬまで笑わないと決めたのは、夫の両親からそう命令されたから、のようです。
そんな彼女を救えるのは、自分のせいで妻を自殺に追い込んでしまった、駄目パパ以外にはいないかも知れません。ただ、いかんせんヘタレな人なもんで(笑)、すんなりとは行かないでしょうね。
徹底して無表情を貫いてる松嶋さんの笑顔を見た時、我々の涙腺は決壊すること間違いなしですねw
自分はある程度の目利きが出来ると自惚れてたのに、『ベム』と『ミタ』は当初、スルーしようとしてましたから。『南極大陸』があそこまでスカスカだとは予想しなかったし、深夜ドラマの覇気の無さにも驚かされました。
昨日、完結した大河ドラマ『江』は初回で大泣きし、このブログで絶賛したってのに、回を追う毎にピクリとも涙腺が反応しなくなっちゃいました。
江姫って、戦乱をただ傍観してるだけで、将軍の世継を産んだこと以外、別に何もしてないように見えたのは私だけでしょうか?(描かれ方の問題として)
『ベム』に関しては、ジャニーズ主演による実写化って事で、過去に香取くん等がやらかした数々の冒涜を連想せずにはいられませんでした。まさか、あんな真摯な人間ドラマになろうとは!
『ミタ』は市原悦子さんのベタなパロディーだとばかり…(笑)。せめて番宣の映像ぐらいは見ないと、TV誌のカタログ的な紹介記事だけじゃ、とても正確には判断出来ないですね。まぁ、言い訳ですw 悪いのは全て、モミアゲ乳首です。
世間の人達の方がよっぽど賢くて、『ベム』も『ミタ』も初回から高視聴率を稼いでるらしく、『南極大陸』は見事に右肩下がりだそうで。
とは言え『それでも、生きてゆく』の数字は伸び悩んだワケで、質が良いだけでは数字に繋がらないのも確かなんですよねぇ… 何が違うんでしょう?
『ベム』には知名度と、大多数の人に潜在的な興味があったでしょうから、初回から数字が良いのも納得出来るんだけど、『ミタ』が注目を集めた要素って、何だったんでしょう?
『ゴースト』リメイクがコケたばかりの松嶋菜々子さんや、長谷川博己さんに集客力があるかどうか疑問だし、TV誌で読んだ限りじゃ企画に斬新さは感じられなかったし…
実際に観て、初めてその新しさや面白さが分かる作品だと思うんだけど、多くの人達が最初から嗅ぎつけてたってのは、悔しいなぁw 乳首めっ!!
さて、駄目パパ長谷川さんの不倫→奥さん自殺で崩壊への道まっしぐらだった家族が、第7話にして奇跡的に再生しました。
ありていに言えば、修羅場を何度も乗り越える事で、パパも子供達も内面的に成長した結果だと思うのですが、普通ならそうは行かなかった筈です。
どうやら、普通じゃない人=家政婦の三田さんの存在が、普通ではあり得ない奇跡を呼んだみたいです。
雇い主の勤め先で不倫暴露のビラを撒くわ、長女をターミネートしようとするわ、次女の狂言誘拐に加担するわ、長男とセックスしようとするわ、隣家の壁に落書きするわ、保育園に爆破予告の電話を入れるわetc…メチャクチャですな、まったく(笑)。
それら全て、家族それぞれが自ら命令した事に従っただけなんだけど、願望が全て実現されちゃう事によって、彼らは目を覚まし、否応無しに現実と向き合う羽目になっちゃうんですよね。
三田さんが持ち歩く鞄には何でも入ってて、「まるでドラえもんの四次元ポケットみたいw」って何かの雑誌でネタにされてましたけど、のび太がドラえもんの道具で願望を果たした結果、現実の厳しさを逆説的に味わう教訓話と、思えば同じ構造なんですよね。
三田さんがどこまで意図的にしてた事なのか分からないけど、家族を崩壊の危機から救ったのは三田さんであり、残りの2〜3話はどうやら、彼女に救われた彼らが今度は、彼女の魂を救ってあげる展開になるものと思われます。
三田さんが心を置き去りにして来た原因は徐々に明かされており、恐らく事故で亡くなった夫と息子を、殺したのは自分だと思ってる。死ぬまで笑わないと決めたのは、夫の両親からそう命令されたから、のようです。
そんな彼女を救えるのは、自分のせいで妻を自殺に追い込んでしまった、駄目パパ以外にはいないかも知れません。ただ、いかんせんヘタレな人なもんで(笑)、すんなりとは行かないでしょうね。
徹底して無表情を貫いてる松嶋さんの笑顔を見た時、我々の涙腺は決壊すること間違いなしですねw