専務がいなくなってから程なくして、またしても映画仲間が子猫を拾って来ました。しかも今度は2匹! あほたれ、ウチは猫捨て山か!?と、さすがに私も難色を示したところ、「じゃあ1匹は連れて帰るから」って事で、残りの1匹だけ面倒を見る事になりました。
当時ジプリの『魔女の宅急便』が流行ってたので、そのヒロインの名前を取って「キキ」と名付けたんだけど、ちょっと照れ臭かったですねw どうもやっぱり、可愛い名前をつけるのは恥ずかしいです。
しかし実際、このキキが超絶に可愛かったんですよね。ルックスは白黒のブチで平凡なんだけど、どうやら私の事を母親だと認識したみたいで、とにかく私のそばから離れようとしない。
「猫あんま」って名称があったかと思うのですが、キキもやるんですよね、あんまを。私が寝そべるや否やすぐにお腹や胸の上に飛び乗って、両前足を交互に動かしてモミモミしてくれる。
これは子猫が母親のオッパイを吸うために、乳首を探す仕草なんですよね。ん、乳首!? 乳首!? まぁ、こそばゆいだけでマッサージにはならないんだけど、慕われてる感はすごく感じますから、そりゃもう愛おしくなりますよね。
とにかくいつも寄り添い、甘え、悪さをしない。猫にもそれぞれ性格があるけど、キキほど素直なヤツは他にいなかったです。
それを痛感したのが、キキを拾って来た仲間が「やっぱウチじゃ飼えない」ってんで、もう1匹(ジジと名付けました)をまた連れ戻して来た時です。仕方ないから、飼い主が見つかるまでジジも面倒見る事にしたのですが…
このジジが、キキと兄弟とは思えないくらいタチが悪かったw キキと顔を合わせりゃドタバタ喧嘩するのはまぁ、子猫どうしの習性だから仕方ないとして、トイレを無視してどこでも小便垂れるは、暴れ回って家中引っ掻き回すわ、ロクな事をしない。
私が叱ると、キキはシュンとなって、許しを乞うかのようにくっついて来るのに、ジジはさらにヤケになって暴れ回る。ウチには1週間位しかいなかったと記憶しますが、最後まで人には懐かず、まー憎らしかったですねw
生まれつき性格が違ってたのか、いったん仲間が引き取ってからウチに戻って来るまでの間に何かあったのか、原因は分からないけど、とにかく兄弟でもこんなに性格が違うもんなんだってのは、ちょっとしたカルチャーショックでした。
そうした比較対象があったもんだから、よけいにキキの可愛さが際立ったんですよね。ふつう、猫って抱き上げられるとすぐに降りたがるけど、キキは抱かれたまま動かないですからね。ちょっと落ち着かない感じにはなるけど、嫌がらなかった。萌えますw
そんなワケで、私もキキのお陰で決定的に猫フェチになっちゃいました。けど、確か1年半位でいなくなっちゃったんですよね。専務がいなくなった時も凹みましたけど、キキの時はほんと辛かったです。
その後、どういういきさつでウチに来たのか覚えてないんだけど、足の悪い猫を一時期飼ってました。白黒のブチでキキに似たルックスだけど、あんまり私に懐いてくれなかったんですよね。
そのせいか、そいつの事はあんまり覚えてないw 名前は確か「野口五郎」って付けた気がします。いくら可愛い名前が照れ臭いからって、適当なネーミングにも程があるw それなりに可愛がったとは思うんだけど、キキがあまりに可愛い過ぎたせいで、野口五郎にはイマイチ思い入れが足りなかったような気がします。
更にその後も、同居した女性が猫2匹飼ってたりしましたから、私の20代〜30代はけっこうなネコトピアだったワケです。だから、5年ほど前に実家に戻ってからですよね。猫が飼えない状況になって、ますます猫が好きになっちゃった。
猫がそばにいて当たり前だった時には、それがいかに幸せな事か自覚出来なかった。いなくなって初めて…って、女房に逃げられた男の懺悔みたいですけどw、ホントそうなんですよね。
私は今、配達の仕事をしてますから、あちこちのお宅で犬とは仲良しになれるんだけど、猫はなかなかそうはいきません。大抵は一目散に逃げて行っちゃいますからね。
でも今となっては、その逃げて行く後ろ姿すら愛おしくてたまらないw 警戒してじーっとこっちを見てる顔も可愛くて仕方ないw 猫のあらゆる動作、仕草に目が釘付けになっちゃう。自分で飼ってる時は、それほどでもなかったのに。
だから、たまに人懐っこい猫に出逢えた時には、そりゃもう嬉しく嬉しくて。犬も可愛いんですよ。でも、懐いてくれる猫はとても少ないだけに、可愛さが倍増しちゃうんですね。
配達先で犬と猫を1匹ずつ飼ってるお宅があって、これがどっちも人懐っこい! 猫は滅多にいないから、いつも配達ついでに犬を撫でるんだけど、たまに猫もいた日にゃあ、猫を右手で思いぞんぶん撫でながら、気を遣って左手で犬も撫でたりなんかしてw、ハーレム気分ですよホントに。
…とまぁ、破滅だとか乳首だとか書いてばっかな私にも、そんな一面があるんですよというお話でしたw
当時ジプリの『魔女の宅急便』が流行ってたので、そのヒロインの名前を取って「キキ」と名付けたんだけど、ちょっと照れ臭かったですねw どうもやっぱり、可愛い名前をつけるのは恥ずかしいです。
しかし実際、このキキが超絶に可愛かったんですよね。ルックスは白黒のブチで平凡なんだけど、どうやら私の事を母親だと認識したみたいで、とにかく私のそばから離れようとしない。
「猫あんま」って名称があったかと思うのですが、キキもやるんですよね、あんまを。私が寝そべるや否やすぐにお腹や胸の上に飛び乗って、両前足を交互に動かしてモミモミしてくれる。
これは子猫が母親のオッパイを吸うために、乳首を探す仕草なんですよね。ん、乳首!? 乳首!? まぁ、こそばゆいだけでマッサージにはならないんだけど、慕われてる感はすごく感じますから、そりゃもう愛おしくなりますよね。
とにかくいつも寄り添い、甘え、悪さをしない。猫にもそれぞれ性格があるけど、キキほど素直なヤツは他にいなかったです。
それを痛感したのが、キキを拾って来た仲間が「やっぱウチじゃ飼えない」ってんで、もう1匹(ジジと名付けました)をまた連れ戻して来た時です。仕方ないから、飼い主が見つかるまでジジも面倒見る事にしたのですが…
このジジが、キキと兄弟とは思えないくらいタチが悪かったw キキと顔を合わせりゃドタバタ喧嘩するのはまぁ、子猫どうしの習性だから仕方ないとして、トイレを無視してどこでも小便垂れるは、暴れ回って家中引っ掻き回すわ、ロクな事をしない。
私が叱ると、キキはシュンとなって、許しを乞うかのようにくっついて来るのに、ジジはさらにヤケになって暴れ回る。ウチには1週間位しかいなかったと記憶しますが、最後まで人には懐かず、まー憎らしかったですねw
生まれつき性格が違ってたのか、いったん仲間が引き取ってからウチに戻って来るまでの間に何かあったのか、原因は分からないけど、とにかく兄弟でもこんなに性格が違うもんなんだってのは、ちょっとしたカルチャーショックでした。
そうした比較対象があったもんだから、よけいにキキの可愛さが際立ったんですよね。ふつう、猫って抱き上げられるとすぐに降りたがるけど、キキは抱かれたまま動かないですからね。ちょっと落ち着かない感じにはなるけど、嫌がらなかった。萌えますw
そんなワケで、私もキキのお陰で決定的に猫フェチになっちゃいました。けど、確か1年半位でいなくなっちゃったんですよね。専務がいなくなった時も凹みましたけど、キキの時はほんと辛かったです。
その後、どういういきさつでウチに来たのか覚えてないんだけど、足の悪い猫を一時期飼ってました。白黒のブチでキキに似たルックスだけど、あんまり私に懐いてくれなかったんですよね。
そのせいか、そいつの事はあんまり覚えてないw 名前は確か「野口五郎」って付けた気がします。いくら可愛い名前が照れ臭いからって、適当なネーミングにも程があるw それなりに可愛がったとは思うんだけど、キキがあまりに可愛い過ぎたせいで、野口五郎にはイマイチ思い入れが足りなかったような気がします。
更にその後も、同居した女性が猫2匹飼ってたりしましたから、私の20代〜30代はけっこうなネコトピアだったワケです。だから、5年ほど前に実家に戻ってからですよね。猫が飼えない状況になって、ますます猫が好きになっちゃった。
猫がそばにいて当たり前だった時には、それがいかに幸せな事か自覚出来なかった。いなくなって初めて…って、女房に逃げられた男の懺悔みたいですけどw、ホントそうなんですよね。
私は今、配達の仕事をしてますから、あちこちのお宅で犬とは仲良しになれるんだけど、猫はなかなかそうはいきません。大抵は一目散に逃げて行っちゃいますからね。
でも今となっては、その逃げて行く後ろ姿すら愛おしくてたまらないw 警戒してじーっとこっちを見てる顔も可愛くて仕方ないw 猫のあらゆる動作、仕草に目が釘付けになっちゃう。自分で飼ってる時は、それほどでもなかったのに。
だから、たまに人懐っこい猫に出逢えた時には、そりゃもう嬉しく嬉しくて。犬も可愛いんですよ。でも、懐いてくれる猫はとても少ないだけに、可愛さが倍増しちゃうんですね。
配達先で犬と猫を1匹ずつ飼ってるお宅があって、これがどっちも人懐っこい! 猫は滅多にいないから、いつも配達ついでに犬を撫でるんだけど、たまに猫もいた日にゃあ、猫を右手で思いぞんぶん撫でながら、気を遣って左手で犬も撫でたりなんかしてw、ハーレム気分ですよホントに。
…とまぁ、破滅だとか乳首だとか書いてばっかな私にも、そんな一面があるんですよというお話でしたw