November 17, 2012, 7:51 pm
第6話は多部ちゃんの回でしたね。本当の愛を知ってからの、家光ちゃんの劇的な変化、成長ぶりがじっくりと描かれました。
これが2時間の映画だと、ここまで丁寧に描く事は出来ません。そこがTVシリーズ最大の強みで、もちろん描き方にもよるんだけど、この『大奥〜誕生』みたいに、登場人物の心情を何より大切に描いた作品は、TVシリーズでしか味わえないであろう深い感動を我々に与えてくれます。
深さだけじゃなくて、脇役の人物達にもスポットを当て、世界観に広がりをもたらせる事が出来るのも又、TVシリーズの強み。今回は大奥を離れた段田安則さんの家庭も描かれ、疫病が世の中を如何にイビツなものにしてるかが、よく伝わって来ました。
奥さん役は懐かしや、元おニャン子の生稲晃子さんでしたね。で、家光ちゃんと同様、女子なのに男として生きる人生を強いられたデブっ子の役名が「しずちゃん」w
「日に日に、男か女か判らなくなって来るのう… 困ったものだ」
あんたのせいやろ段田さん!w 今回は多部ちゃんとの絡みもあり、ついこないだまで『浪花少年探偵団』でお二人を観てただけに、不思議な感じがしました。
さて、もりあてさん曰わく、この『大奥〜誕生』は『スター・ウォーズ』プリクエールみたいに、登場人物達が軒並みダークサイドに堕ちていく悲劇の物語なんだとか。
それを予言するかのように、愛すべきバカの捨蔵が、まさかの転落事故で半身不随に! あの事故はしかし、ちょっとバカにも程があるバカっぷりでしたけどw
上様から「おらく」という名前を貰った事を有功に自慢する等、調子に乗って慢心した罰が当たっちゃいましたね。演じる窪田正孝くんは、こないだ『平清盛』で病死したばっかりだしw
捨蔵改め「おらく」がそんな事になっちゃったお陰で、家光ちゃんは次の種馬がやって来る迄の3カ月間だけ、有功と一緒に過ごす事を許されました。それは春日局の温情だと思いたいのですが、どうやらマグレ当たりで世継ぎが出来れば儲けものという、愛の無い発想のようで…
お陰で、今回はなんと3度に渡って、堺さん&多部ちゃんのラブシーンがありました。2度目と3度目は堺さんの宣言どおり「野獣のようなベロチュー」を含む、愛に溢れた熱いチョメチョメが描かれました。
その2発のチョメチョメ以外に、二人が交わる場面があったっけ?と思われるかも知れませんが、私は唇やカラダを重ねるラブシーンよりも、二人が赤ちゃんの寝顔を見ながら手と手を、指と指を絡め合う場面こそが、どんな濡れ場よりもエロチックに感じてしまいました。
例によって微笑みながら(ある意味ポーカーフェイス?)、上様の手を優しく「愛撫」する有功。そう、あの手、あの指の動きは愛撫ですよ! 赤ちゃんの顔を優しく見つめる母・多部ちゃんの表情が、やがて堺さんの愛撫に悦ぶオンナの顔になってる気がしたのは私だけでしょうか?
雅人のやつーっ!!w いや、ベロチューだって覚悟はしてたとは言え、ファンとしてはやっぱ複雑ですよね。多部ちゃん、こんなキスも出来るんやって… いつ、誰から教わったんでしょう? まさか、あの乳首野郎ではあるまいな!?w
それはともかく、現実的には同じ場所、同じ衣裳のシーンをまとめて撮影する筈ですから、この時の堺さんは一日中、多部ちゃんとキスしてたワケです。一日中、多部ちゃんとキス。ついでに乳首までイジられてですよ!?
タベリストの皆さん、自分に置き換えて想像してみて下さい。一日中、多部ちゃんとキス。一日中、多部ちゃんとキスして、ついでに乳首までイジられるんですよ? 正確には右乳首です。
脚本の神山由美子さんは、ト書きに「家光、さりげなく小指で有功の右乳首をいじり倒す」って、書かれてたんでしょうか? 皆さんは「んなアホな、たまたま乳首に指が触れただけやろ」って思われてるかも知れませんが、果たしてそうでしょうか?w
あんなベロチューを習得してる多部ちゃんなら、そう見せかけて最初から乳首を狙ってたかも知れませんよ?w 画面では判らない位に高速で、指を細かくバイブさせてたかも知れない>スミマセンスミマセンw
でもよく見ると、堺さんが自ら、多部ちゃんの手を乳首に誘導してるようにも見えるんですよねw 多部ちゃんは自分で全然気づかない内に、堺さんの乳首をイジらされてた可能性もあります>ほんとスミマセンスミマセンw
マジで双方のファンに殺されそうなんでw、今日のところはこの辺で。まぁ世界広しと言えども、このラブシーンで堺さんの乳首に着目したブログは、此処だけでしょうね。誇らしいですw
さて、おらくの下半身が使い物にならなくなったと見るや、春日局は溝口左京なるデク人形みたいなイケメンを新たに連れて来たのでした。前回同様、家光ちゃんの説得役を引き受けた有功に対して「よく分別をなさいま・し・た。ふふw」とのたまう春日の憎たらしさ!w 麻生祐未さん、絶品ですねホントに。
捨蔵の時は大いに取り乱した家光ちゃんでしたが、今回は静かに、穏やかな笑みさえ浮かべながら、有功の言葉に耳を傾けます。
「他の男の子を何人産もうが、そなたを愛しく想う気持ちは変わらなかった。わしとそなたは、誠の絆で結ばれている。わしの心にいるのは、そなただけじゃ。有功」
そんな家光ちゃんを見て、有功はかすかに驚き、涙を浮かべます。
「いいえ。あなたはお変わりになられました。あなたは、強うなられ、美しうなられた。それは、あなたが母におなりになったからです」
そうなんですよね。心底から愛せる人がいる事以上に、今度こそちゃんと母親になれた事が、家光ちゃんをここまで成長させたのでしょう。母は強し!
そんな愛しい彼女の成長ぶりを肌で感じた有功は、自分も変わらなければ駄目だと思ったのでしょうか、今回は嫉妬に狂う事も無く、静かに朝を迎えました。そして弟子の玉栄に突然、こんな依頼をしました。
「玉栄。私の代わりに、上様にお世継ぎを産ませてくれぬか?」
えっ? これって、どういう事でしょう? あのデク人形みたいなイケメンでは、世継ぎは生まれないと見越してのこと? 家光ちゃんを愛するがゆえに、せめて自分の分身とも言える玉栄が父親になって欲しい… そういう気持ちなんでしょうか?
次回は、その玉栄=田中聖くんとのラブシーンもあるみたいだし、もう多部ちゃんは、いつまでも僕らのロリータではいてくれないですね。
我々も有功同様、覚悟を決めて、多部ちゃんの成長を受け入れなければなりますまい。その点、『サロメ』で少なからず免疫が出来た事は、我々にとってラッキーでした。
それ抜きで、いきなり今回のベロチューと乳首いじりはキツかったですよ!(もうええって?w)
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November 18, 2012, 8:27 pm
『大奥〜誕生』第3話の翌日に、拙ブログの訪問者数と閲覧数の最高記録が更新され、今後その数字を越える事は無いんじゃないかと思ってたのですが…
昨日、記録はアッサリと塗り替えられました。それも、さらに3倍近い数字にまで跳ね上がって! 一体、何が起こってるんでしょうか?
もちろん『大奥』が原因なのは明らかなんだけど、キーワードは多部ちゃんなのか堺さんなのか、もしくは田中くんか窪田くんなのか? はたまた、まさかの乳首なのか?w 原作ファンの存在もあなどれないかも。
自慢出来る数字なのかどうか分からないけど、これは自分としても記録に残したいので、具体的な数字を記しておきます。
2012.11.17 訪問者数→1,629 閲覧数→6,748 全gooブログ中176位
ブログ開設当初の訪問者数は約50人、閲覧数は150前後だったのが、地道に数を増やして約3倍、多部ちゃんの事を書き始めてから更にその2倍、『大奥』が始まってからは訪問者数450〜600、閲覧数が1500〜2500を行ったり来たりって感じになってました。当然ピークは『大奥』放映の翌日です。
順位はあまり気にしてなかったのですが、通常は1000位前後ですから、昨日の176位ってのは尋常じゃないです。5ケタの数ある中で176位ってのは、やっぱり凄いですよね?
もちろん嬉しいんだけど、いきなり異常に数字が跳ね上がるのは、ちょっと怖くもあります。新規の読者さんが1000人以上も、昨日1日で来られた計算になりますからね。一体、どこでこの乳首ブログの存在を知られたのでしょう?
やっぱり、かの「2ちゃんねる」辺りでリンクを貼られない限り、急にここまで跳ね上がる事は無いんじゃないでしょうか? 好意的な理由で貼られてるなら良いのですが…
いずれにせよ、これは単に『大奥』の盛り上がり(にしては視聴率に反映されないけどw)の余波を受けただけで、おこぼれを授かったに過ぎません。番組の放映が全て終わってから、果たして何人の読者さんが継続して読みに来てくれるか、そこで真価が問われるんでしょうね。
とりあえず、今日は日曜日だし昨日の余波もあるでしょうから、いきなり元の数字に戻っちゃう事は無いと思いますが、問題は明日ですねw 数字がどんな折れ線グラフを描いて行くのか、興味津々です。
ところで今日、2013年・多部未華子カレンダーが届きました。ちょっと驚いちゃいましたね。これまで多部ちゃんの魅力って、なかなかスチール写真では味わえないものと思ってたのに、一皮剥けてませんか? どうですか、仲間の皆さん。もう、超絶に可愛いですよね!? そしてセクスィーですよ!
やっぱり多部ちゃんはもう、いつまでも僕らのロリータじゃいてくれないのかなぁ… 彼女がなかなかのチクビシャンである事も判明しましたからね… 一抹の寂しさを感じてるのは、私だけじゃないでしょう。
ついでの話ですが、『志村どうぶつ園』はますます嫌いになりましたw
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November 19, 2012, 8:55 pm
雅人まつり第3弾です。メジャーな作品なので内容は簡略にご紹介しますが、1985年に起こった世界最大規模の日航機墜落事故を取材する、地元・群馬県の新聞記者達をドキュメント・タッチで描いた、社会派の大作映画です。
何度となく目にした予告編やダイジェスト映像から私が受けてた印象は、大の男達がひたすらエゴを剥き出しにして、やたらめったらいがみ合い、怒鳴り合ってる映画、というものでした。
観たら、ホントにそんな作品でしたねw ちょっと皮肉っぼい言い方をすると、まるでヤクザ映画だなぁとw 北野武監督の『アウトレイジ・ビヨンド』はこんな感じなのかなぁと思っちゃいました。
ただし、クライマーズ・ハイっていうのが、そうして極度な緊張状態に置かれた人間が味わう恍惚感、一種の麻薬みたいな感覚だとしたら、一昨年だったかのアカデミー賞を穫ったハリウッド映画『ハート・ロッカー』を連想したりもします。
あれは戦場の爆弾処理班が主役で、生きるか死ぬかの瀬戸際に置かれるスリルを味わうのが、多部ちゃんに乳首をイジられるよりも快感で、日常生活に戻れなくなっちゃうって話だったんですよね。
普通の神経を持ってる人間は、そんな狂った世界に耐えられなくて脱落しちゃう。上の画像で堺さんの隣に映ってる人も、最後は発狂して大変な事になっちゃいます。どっちに転んでもマトモな生き方は出来ないワケです。
つまり本作も、取材合戦という戦場で頭がおかしくなってる男達の映画だと解釈すれば、四六時中いがみ合って怒鳴り合ってる光景も、さもありなんと受け入れられます。実際、事故現場は戦場さながらの悲惨さだったみたいだし…
そんなワケで、総体的には面白かったです。だけど不満点も少なくなくて、レビューとしては辛口になっちゃうかも知れませんm(_ _)m
良かった点から挙げて行きますと、まず取材合戦の内幕がやっぱり面白かったですね。かなりデフォルメされてる感じはしましたが、知ってるようで全然知らない世界ですから、興味深かったです。
あと、『ハート・ロッカー』もそうだったけど、米ドラマ『24』あたりから流行りだした、やたら揺れたりズームを繰り返す報道フィルム風のカメラワーク。これは「わざとらしさ」という欠点と紙一重なんだけど、この映画の内容にはよく合ってたように思います。
長所なのか短所なのか迷ったのが、主人公(堤真一)が最後に大スクープを見逃しちゃう事です。誤報の可能性が少しでもあるなら、そのリスクは避ける。考え方は確かに正しいけど、映画としてはスッキリしないですよね。
信念に基づいて、あえて格好悪い選択をした堤さん。それは逆に格好良く見えて然るべきなんだけど、イマイチそう感じられなかったんですよね。だから迷ったんだけど、倫理的には正しい結末なんで、やっぱ長所かなと。
堺雅人さんは事故現場に足を踏み入れるアグレッシブな敏腕記者を演じて、鬼気迫る芝居を見せてくれました。決死のレポートが輪転機の故障などという理由でボツになったと知った時の、阿修羅みたいな目つきが凄かったですね! 多部ちゃんにも劣らぬ眼力を感じました。いやー、あれは恐ろしかったw
短時間だけど、尾野真千子さんと堺さんのコンビが見られたのも良かったです。男優陣が全員殺気立ってる中でw、オノマチさんのナチュラルさはオアシスに感じられたし、かえって光ってましたよね。
さて不満点ですが、まず上映時間の長さですね。2時間半ほどあったように思うのですが、ちょっとしんどかったです。緊迫した描写が続くのは、それでいいと思うんです。それを緩和する為に挟まれたであろう、父と子のドラマが全く蛇足だった。あれが無ければ2時間に収まりますよね?
年老いた堤さんが、記者時代に別れたきりの息子を想いながら登山する姿が、日航機事故のエピソードと交互に描かれるんだけど、その登山で堤さんはクライマーズ・ハイの状態になる。
スクープを追って見境を失ってる、若き日の堤さんとリンクさせてるのはよく解ります。で、登山中の堤さんが、足を滑らせて宙づりになった瞬間に、我に返る。危険なハイ状態から脱して冷静になるんです。
それがつまり、誤報を避けてスクープを見逃す道を選択する、若き堤さんとリンクしてるワケなんだけど、ここに息子の話が絡んで来ちゃうから、せっかくの対比が分かりにくくなってるんですよね。
父がそこで宙づりになっちゃう事を予測して(それも凄い話だw)、息子が前もって危機を脱せられる仕掛けを用意してくれてた、なんていう感動秘話にシフトしちゃうもんだから、肝心のクライマーズ・ハイの問題がどっかに飛んでっちゃうんですよね。
そんな息子の思いやりは、日航機事故の件とは全く関係がない。主人公が重大な決断を下そうとするクライマックスに、それと全く関係ないエピソードを挿入してどうすんねん!?って話ですよね。
この父子のドラマそのものが、全体的に消化不良だと感じました。別れる事になったいきさつもよく分からんから、二人がお互いにどんな感情を抱いてるのかも分かんない。だから、ラストで感動の再会を果たしてくれても、観てるこっちは心が動きません。しつこいようだけど、そもそも日航機事故と関係ないし!
殺伐とした描写ばっかりじゃ女性客が寄りつかないから、ちょっとヒューマンな泣けるドラマも入れとこうよってんで、後から取って付けたようにしか見えません。
それでちゃんと泣けるなら文句ないけど、チクビとも泣けないんだから本筋の邪魔にしかなってないですよ。もっとも、昨今の観客はパブロフの犬みたいに調教されてますから、綺麗な映像に感動的な音楽さえ被せときゃ勝手に泣いてくれんだろけど。…ああ、やっぱり辛口になっちゃったw
あと、さんざん対立してた堤さんと遠藤憲一さんが、大スクープを目前にして急に結束する場面。なんだかんだ言っても同じ志を抱いてる男どうし、いざとなりゃ確執なんか忘れて協力しちゃうぜ!っていう、本来ならゾクゾクするような名場面になる筈なんだけど…
この人達は、アホなんだろかと思っちゃいましたm(_ _)m いくらなんでも、あそこまで心底から嫌い合い、壊滅的に決裂してた二人が、んなワケ無いやろ!って思っちゃいましたm(_ _)m
役者さんに罪は無いと思います。これは主に、監督さんの責任ですよね。香取くんの芝居と一緒で、表面的な描き方しかしてないからだと思います。行間から読み取れるものが無いんですよね。前述の父子のドラマも同じくです。
二つの場面を例に挙げましたが、問題の根っこはどっちも一緒ですね。あまり人間ドラマに興味の無い創り手が、メジャー映画だからってんで仕方なくヒューマンな要素を盛り込むと、こういう結果になっちゃう。
だから、開き直って取材合戦の地獄だけを徹底的に描いて、90分位の尺に収めた方が、断然見応えある作品になったんじゃないかと私は思います。だけどなかなか、それが許されないのがメジャー映画のツライところなんですね。
そんなワケで、取材合戦の部分は面白かったけど、下手なヒューマニズムが大いに足を引っ張った、惜しい作品だったなぁっていうのが、私の感想です。
堺さんはここでも、堅実な良い仕事をされてたと思います。しかし怒った顔はホント怖かった! やたら怒鳴り合ってるヤクザみたいな連中より、静かに怒る堺雅人の眼の方が、よっぽど恐ろしいw
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November 21, 2012, 12:35 am
今日は病院の検診日(腎臓結石)でした。退院から3カ月、砕いた石のカケラも無事に流れたらしく、経過は良好との事です。まずはひと安心。
ただ、ここんとこ仕事がやや忙しく、疲れが溜まってる自覚があります。今日も、病院の待ち時間にこの記事を書くつもりだったのに、まさかのスマホ「充電器に置き忘れ」w ここ5年で1〜2回しかやってないミスを、こんな日に限って…
昨日からどうも小さな事でイライラしてる自覚もあり、明らかにストレスが溜まってるなぁと。アクセス数の急増でブログ執筆にも気合いが入り過ぎてたかも知れません。それは楽しい事なんだけど、神経を休める時間は少なくなっちゃいますもんね。
スマホに替えてから視力も急落してる事だしw、更新ペースはもうちょっと意識して落として行くかも知れません。それで自分自身が我慢出来ればの話ですが…
ちなみにピーク時1600の訪問者数は翌日から1200→900→700と着実に減って来てますw それでも、ついこないだまでは400位でしたから、更新無しの日に700人ってのはやはり凄いのです。
雅人まつりの効果も有るかと思われますが、タベリスト仲間の諸ブログも盛り上がってますから、やっぱり今は「多部未華子」がキテるんでしょうね。
さて本題ですが、昨日(というか今朝)の夢に多部ちゃんが、なんと堺雅人さんと一緒に 登場してくれました! アクセス数を稼ぐ為に作り話をしてるワケじゃないですよw
私は目覚めた瞬間に夢は大部分忘れちゃうので、今回もデティールはかなり曖昧で、設定も何だかよく分からないのですが…
オーディション会場と思わしき会議室に、多部ちゃん、堺さんを含むたくさんのスター俳優達が集まってて、それぞれワンツーマンで面接官と向き合って話をしてるんです。二人の他にどんなスターがいたか覚えてないんだけど、宮崎あおいちゃんがいたような気がします。
で、私が面接する相手が堺さんw その隣の席に多部ちゃんがいて、私の隣の人と面接してるんだけど、多部ちゃんの服装がやけにキワドイんですw
タンクトップの上に薄いカーディガンを羽織ってるんだけど、ノーブラでw、ちょっとかがむと乳首が見えそうになっちゃう。私は「こらこら、なぜこのシチュエーションにその格好?」と心の声でツッコミながらも、多部ちゃんの胸元が気になって仕方がないw
わたしゃホントにスケベなんだなぁとw、誇らしく思いながらも、面接する相手は堺さんですから、仕方なくw、堺さんから受け取ったレポート用紙らしきものに目を通します。
それには映画かドラマの粗筋が(手書きで)書かれており、なんだか言い回しは哲学的なんだけど、要は主人公がフライドポテトを食べるだけというw、凄まじくシンプルな内容だったんですよね。
なんでフライドポテトが出て来たかと言えば、恐らく私が、病院に行ったら近くのハンバーガー屋さんでフライドポテトのセットを食べようかな?って、昨夜寝る前に考えてたからだと思います。
堺さんは堂々とされてましたw あの人は微笑みの貴公子みたいなキャラクターイメージがあるけど、けっこう不敵というか、挑戦的な顔を見せる瞬間もありますよね? 私に対してはそんな態度でしたw
で、その企画書 、つまり1人の男がフライドポテトを食べるだけの物語を読んで、私はどう思ったかと言えば、「うーむ…堺雅人め、やっぱただ者じゃないな」とw いやホント、心底から感心してる感じでしたね。
夢はそこで終わりましたw 前回の良夢と同様、私はディレクターみたいな立場でしたね。映像業界に未練はホントに無いんだけど、多部ちゃんや堺さんみたいな役者を見てると、潜在意識の中で「この俳優さんを使って映画を撮りたい!」みたいな願望が湧いてるのかも知れませんねぇ…
それにしても、私の夢に出てくる多部ちゃんは、なぜか無防備にも程がある天然キャラなんですよね。これはやっぱ単純に、私がロリコンって事なんでしょうか?
でも、wowow放映版の『サロメ』や、こないだの『大奥』、さらに来年のカレンダー写真みたいに、多部ちゃんがセクシャルな面を披露した直後に限って、私はこんな夢を見てるんですよね。それまでは一度も多部ちゃんの夢は見てなかったのに。
もしかすると、そんな多部ちゃんに戸惑ってる心理が、こういう形で顕れてるのかも知れませんね。あんまりキワドイ事はしないでっていう、親ごころ。スケベ心とは真逆の願望です。そういう事にさせて下さいw
でも夢の中の多部ちゃんは、たぶん実際の多部ちゃんよりもオッパイが大き… あべし!
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November 22, 2012, 9:13 pm
これ、好きかもw いや、かなり好きですよ、これ。『大奥』は別にして、堺さんの出演作の中で、私にとっては今のところ『クヒオ大佐』がベストになりそうです。
でも「傑作! オススメ!」と書くには、何かが足りない気もするんですよね。その欠点が何なのか、元プロの端くれなら具体的に分析して、ズバッと指摘しないといけないんでしょうけど、そんな気持ちにもならないんです。
自称クヒオ大佐(堺雅人)に、あえて騙され続けた松雪泰子さんの心境に近いかも知れませんw それくらい自分にとって魅力的で、愛おしい作品なんですよね。
アメリカ生まれの軍人を名乗り、何人もの女性を騙した実在の結婚詐欺師をモデルにした物語と聞いて、私はてっきりジェームズ・ボンドみたいな色男がスマートに活躍するノーテンキな映画を想像してたんだけど、全然違いましたね。
心に傷を負った孤独な男と、恋愛に不器用でやっぱり孤独な女のストーリーって事で、むしろ妻夫木くん&深津さんの『悪人』に近いテイストの作品でした。ここでも満島ひかりさんがサブヒロインで、また主人公から酷い目に遭わされるし(ほんと被虐キャラだなぁw)。
だけど『悪人』ほどシリアスにならず、とぼけた味わいを最後まで貫いてる本作の方が断然、私の好みには合致します。そして、これは堺雅人ファンの方へのリップサービスでも何でもなく、最大の功労者はやはり、堺さんだと思います。
心の傷の話はとりあえず置いといても、自称クヒオ大佐に女性達が騙される心情が、男の私でもよく理解出来るんですよね。とにかくチャーミングなんですよ、クヒオがw
あの微笑みと、あの声。そして片言のようでペラペラな日本語w アグネス・チャンの日本語は可愛いと思わないのに、クヒオは可愛いw 『大奥』における京都弁と同じで、堺さんにしか表現出来ない味わいなんですよね。
そして、オーバーなコメディ演技は一切せず、終始抑えた芝居をしてるのに、何とも言えない可笑しみがある。と同時に、切なさまで感じさせる。これはもう、センスとテクニックの賜物でしょう。
私が一番笑ったのは、クヒオが松雪さんにお金をせびりに行こうとして、いつもの微笑み顔を作って歩き出すんだけど、そこで予定外の事が起こり、すぐ真顔に戻って物陰に隠れる場面です。
それ自体は大して可笑しい行動でもないんだけど、堺さんがやるとメチャクチャ可笑しいw まるで、微笑みの貴公子というキャライメージを逆手に取った、セルフパロディーみたいになってるw
つまり、微笑みがトレードマークである俳優・堺雅人の、決して見てはいけないオンとオフの瞬間を目撃しちゃったような気まずさ、とでも言いましょうかw 真顔と微笑み顔とのギャップがまた凄いからw、私は爆笑し、そこだけ何度もリプレイして観ちゃいましたよ。
他の役者さんがやってたら、これほど面白い場面にはならないと思います。そんなに面白くする必要も無い場面だしw、そもそも笑わせるつもりも無かったかも知れません。
もう一つ私が爆笑させられたのは、クヒオが長きに渡って一番カモにしてた松雪さんに、いよいよ正体がバレちゃった場面の、堺さんの顔です。上の画像がそれですw なんやねん、その顔は!(爆) こんな意味不明な顔が出来る二枚目俳優は、そうそういないですよw
しかし松雪さんは、クヒオの正体を知っても穏やかに微笑んでるんですよね。そして「一緒に死にましょう」って、彼に言うんです。台詞では一切語られないけど、松雪さんはクヒオに騙されてる事に、以前から薄々気づいてたのかも知れません。
いや、気づかない方がおかしいw 松雪さんと満島さん以外の人は、すぐに「こいつ、なんか怪しい」って気づいてましたからねw そう、クヒオは決して、器用な人間じゃないんです。
クヒオが抱える心の傷とは、幼少時に受けた、父親の熾烈な暴力による虐待です。それは一言も台詞では語られません。なぜならクヒオは、本当の事を言わないからw
画像の場面でクヒオは自らの生い立ちを松雪さんに語るんだけど、回想の映像は貧乏な家庭で父親に虐待される少年クヒオの姿なのに、言葉の上では俗福な家庭で幸せに暮らした事になっちゃってる。
この期に及んでまだ嘘をつくか!?ってw、一瞬笑っちゃうんだけど、そうじゃないんですよね。毎日のように父親から暴力を受けたクヒオ少年は、たぶん妄想の世界に逃げ込む事で、精神のバランスを必死に保ってたんだろうと思います。
つまり現実の自分とは違う自分像を創作し、それが本当の自分であると思い込む。そうしなければ耐えられなかったんでしょう。だから、彼の虚言は、彼自身の中では真実なんです。
いわゆる分裂症、一種の精神疾患ですよね。これも劇中では一切説明されない事ですから、私の想像でしかないのですが…
松雪さんも恐らく、本能的にクヒオの背負う哀しみを感じ取ってたのかも知れません。それが松雪さん自身の哀しみと共鳴したのか、あるいは自分が支えてあげなきゃいけないと思ったのか…
いずれにせよ、いわゆる「共依存」ってヤツじゃないかと思います。ダメな人どうしがこれに陥ると、行き着く先は破滅しか無いんですよね。
「クヒオなんかどうでもいい。私が好きなのは、あなたなの!」
彼が創り上げた「クヒオ大佐」という虚像じゃなくて、彼そのものを松雪さんは愛してた。だから、騙されてようが何だろうが、彼女には関係ない事なんですね。それもまた、実に切ない話です。
そう、現実的に捉えれば、この物語は相当しょっぱい悲劇なんですよね。そんな根っこにある悲しさを表現しながら、なんとも言えない可笑しみを最後まで失わず、随所で笑わせてくれますから、決して重くならない。
主演が堺さんでなかったら、この哀しみと可笑しみの絶妙なバランスを、最後まで保つのは難しかった事と思います。堺雅人の支えが無ければ、こんなに面白くはなってない。この映画の欠点は、そこかも知れませんね。
いやー、良かった。ていうか、好きですw 確かに『南極料理人』も良かったけど、孤独な男の話、哀しみと可笑しみが同時に伝わって来るような作品に、私はめっぽう弱いものですから、個人的には『クヒオ大佐』がイチオシです。
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November 24, 2012, 1:18 am
私は本日をもってタベリストを引退し、コアな堺雅人ファンとして再出発いたします。もうこれ以上、愛する女性がイケメンとベロチューするのを見たくないからです。
従って、今回からの画像は全て堺さん。カッコイイ堺さんのショットばかり選りすぐって掲載して行きますので、記事の内容も女性向けにシフトし、下ネタはいっさい廃止、前向きでオシャレでトレンディーでナウい、本来の私を前面に打ち出したブログにして参りますので、中年男の読者さんは全員、出入り禁止とさせて頂きますm(_ _)m
…と、いうのは実は冗談なのですが、タベリストにとっては試練のドラマになりましたねぇ… 僕たちのロリータがジャニーズに自ら口づけをし、生々しい音を立てながらベッドイン… ま、ちょっと慣れては来ましたけどw
しかし、これが女優のお仕事とは言え、週替わりで毎回違う男とチョメチョメする役なんて、そうそう巡っては来ませんからねぇ。そんな稀有なミッションを、よりによって我らが多部ちゃんが…
堺さんが相手なら、まぁいいかと楽観視してた私ですが(乳首までイジるとは予想外だったけどw)、その翌週にジャニーズと…ってのは、ちょっとねぇ。乳首の翌週にジャニーズですからねぇ。乳首の次にジャニーズ。乳首が先で、その次にジャニーズです。
そんな我々の心情にもお構いなしで、多部ちゃんの艶技には余裕さえ感じられました。実年齢はどっちが上なのか知らないけど、多部ちゃんがお姉様に見えましたからね。まるで親の目を盗んで『青い体験』やら『プライベート・レッスン』みたいな、初体験ものの洋画劇場をこっそり観てる気分ですw
でも、堺さんもジャニーズも偉いのは、多部ちゃんのオッパイには決して手を伸ばしませんね。そこはやはり、決して触れてはいけない聖域なんです。断じて、触っても手応えが無いからじゃないんです!
ジャニーズとは今後も絡みがありそうですねぇ… 歳が離れ、ラブシーンの経験も豊富そうな堺さんなら安心して観てられるんだけど(だからって津川雅彦とかヘロデ王は嫌だけどw)、多部ちゃんと同世代の相手は、なんだか見たくない。
とは言え、第7話まで来ちゃうと玉栄にも親近感が沸いてますから、まぁ許せます。これがまだシリーズの序盤だったり、2時間で終わっちゃう映画だったりしたら、相当キツかったと思いますよホントに。
これで多部ちゃんも、ますますタフな女優になられた事でしょう。そんな彼女の姿はまさに、どんどん内面が成長していく家光ちゃんとリンクしてるし、嫉妬を乗り越えて彼女のミッションを全力でサポートする有功みたいに、我々もならなきゃいけないんですよね。
有功は、病に倒れた春日局を献身的に看病し、今度は疫病に倒れたデク人形イケメンの世話まで、感染覚悟で一手に引き受けようとしてます。いずれも、有功の人生を弄んだり物笑いにして来た張本人だと言うのに…
しかも、最愛の女がジャニーズに抱かれ、ベロチューしたり乳首をイジったりするのを黙認し、その子供が生まれるのを自ら望むワケです。やっぱ、私には無理だw 引退して堺ファンに転職しますm(_ _)m
「そなたは、その方が良いのか?」
「……はい」
やや距離を置いた二人の会話が切なかったですね。それが本心であるワケがない。でも、自分の望みを主張してはいられない程に、日本は未曽有の危機状態にある。現在の日本もかなり切迫した状況かと思いますが、政治家達にこれだけの危機意識と覚悟があるようには、とても見えません。
強いですよね、家光ちゃんも有功も。尋常じゃなく強い。愛があればこそ強くなれるのか… そして多部未華子も堺雅人も、芯が強くて軸がブレないキャラクターがよく似合う。
一見華奢な多部ちゃんや、一見優男の堺さんが演じるからこそ、各々の強さが感動を呼び起こすんですよね。いかにも強そうな人だとつまんないですよ、きっと。
それにしてもホントに、この作品における江戸時代の日本は、えらい事になってますね。前回は段田さんの家庭のみの描写でしたが、そのイビツさが普通になりつつある惨状が今回は描かれ、家光ちゃんや有功が我が身を犠牲にせざるを得ない、未曽有の緊急事態である事がよく解りました。
女性達が威勢良く大工仕事や岡っ引きをしてる光景は、コントすれすれのシュールさでしたよねw 飢饉に苦しむ農婦達の姿も、まるでゾンビでした。これも7話まで観て来たからこそ受け入れられるけど、序盤でこれを見せられたら笑っちゃうかも知れません。
次回はどうやら春日局が亡くなっちゃう様子で、いよいよ物語も華僑に入って行くのでしょうか。予告編における家光ちゃんの泣き声、そしてついに真の将軍になったと思わしき彼女の勇姿、多部ちゃんのあまりに凛々しいその眼に、鳥肌が立ちました。
もちろん、引退などするもんですか!w 田中聖くんの真っ直ぐな演技も、ちゃんと評価してますからね。まだ乳首呼ばわりしてないのが証拠です。ま、次週の行い次第でしょうけどねw
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November 25, 2012, 1:39 am
ようやく観ることが叶いました。タレントを動物と触れ合わせて、スタジオで座ってる志村けんやベッキーらがそのVTRを見物して、ひたすら「可愛い!可愛い!」って連呼する。ただそれだけの番組ですw
その中で多部ちゃんが、ワオキツネザルの赤ちゃんの世話をするというコーナーが最近始まって、今回がその3回目でした。前の2回はうっかり録画予約を忘れ、先週やっと録画したと思ったら多部ちゃんのコーナーはお休みとw、結局1カ月もおあずけを食らってました。
それで今回ようやく観て、さてその感想はと言えば、多部ちゃんが可愛い! ワオキツネザルも可愛い! 可愛い!可愛い! ほんと、それ以外には何も感じること無いですよねw
これはあくまで感想であって、番組を批判するつもりはありません。多部ちゃんのコーナー以外はほとんど早送りで観ましたから、批判する資格も無いし。
ただ、とにかく、気楽な仕事してるなぁって、率直に思いました。ゲストはいいんですよ。動物のいる場所まで足を運んで、一時でも面倒を見るワケですから、れっきとしたお仕事だと思います。
気楽やなぁって思うのは、スタジオで椅子に座ってVTR見物して、ひたすら「可愛い!可愛い!」って連呼してるだけの、レギュラー陣ですよ。別にそれが悪いとは言いません。ただ、気楽やなぁってw そう思いましたっていう、感想です。
全然悪くはないんだけど、ただ「可愛い!可愛い!」って言ってるだけで、一体いくらのギャラを貰ってるのかと思うと、ちょっと面白くない気分にはなりますよねw 志村さんなんか多分、1回の出演分だけで私の年収なんか軽く超えてるんじゃないですか?
まぁアイドル的なタレントさんなら「可愛い!可愛い!」って言ってるだけで絵にはなりますけど、タカ&トシ(ですよね?)みたいな、笑いを取ることを生業にしてる人らまで一緒になって「可愛い!可愛い!」って… 別に私は構わないけど、彼らはそれで罪悪感を感じたりしないのかなぁ?って、私はそう思いましたという、あくまで感想ですw
彼らとて、そのポジションまで上がって行くには苦労もあったでしょうから、ちょっとぐらい気楽な仕事で稼いでも罰は当たらないでしょう。ただ、気楽やなぁ、儲かってまんなぁ、羨ましい限りでんなぁ、ええか?ええのんか?って、思うのはこっちの勝手ですからねw 乳頭の色はピンクです。
番組そのものは、可愛い動物を鑑賞しながら、多部ちゃんみたいに普段あまりバラエティーには出ない俳優さんも含む、人気タレントの素顔も同時に見られるワケですから、視聴者としては何の文句も無いですよね。
でも、タカ&トシが「可愛い!可愛い!」とか言ってる姿を、私は見たくない。世間一般的に、何でもかんでも「可愛い!可愛い!」って言い過ぎるのが、そもそも「何だかなぁ」って感じなのに、言葉のプロであるお笑い芸人が同じレベルじゃマズくないですか?って、思いましたという、ただの感想ですw
要するに私はやっぱり、この番組が嫌いなんでしょうね。好き嫌いは私自身の心の問題ですからw これ以上、突っ込んで考えるのはやめときましょう。
もちろん、動物の世話をする多部ちゃんは、可愛い!可愛い!w けど、彼女自身はいつも通り自然体で、番組や視聴者に媚びる事もなく、動物にも媚びず、ただドラマ撮影の合間の息抜きに立ち寄っただけ、みたいな佇まいが素晴らしかったです。
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November 26, 2012, 1:49 am
多部ちゃん&堺さんの交互連載で『大奥』まつりが続いてる最中に、いきなり『愛しの刑事』って、やっぱ違和感ありますねw 新規の読者さんは何事かと思われるかもですが、かつてはこれが私の本流だったんです。
小学生の頃から『太陽にほえろ!』に夢中になり、自分で刑事ドラマを創りたくて自主製作映画を始め、それがプロデビューに繋がって行きましたから、私の半生は『太陽にほえろ!』を追いかける事が全てだったと言っても過言じゃありません。
で、自主映画や小さなTV番組でさんざん刑事ドラマの真似事をやり尽くした私は、なんだか満足しちゃって目標を見失う事になります。生き甲斐が無い状態になったワケです。
そんな時に私の心を温める新たな太陽になってくれたのが、我らが多部未華子って事になるんだけど、その入口となったドラマ『デカワンコ』を私が観る気になったのは、あの番組が『太陽にほえろ!』のテーマ曲を使ってたからなんですよね。
『太陽』に夢中にならなければ、私は映像の仕事をしてなかったかも知れないし、タベリストにもなってないかも知れません。ぶっちゃけ、とっくにこの世を去ってた可能性すらあります。
だから私は、いまだに『太陽』のグッズが発売されれば買わずにいられないし、『太陽』の面影を求めて刑事ドラマを逐一チェックしちゃうワケなんです。このブログにわざわざ「刑事ドラマ」専門のカテゴリーを設けてる所以ですね。
前置きが長くなりましたが、『愛しの刑事』は’90年代に放映されたテレ朝の連続ドラマで、石原プロが制作した(連ドラとしては)今のところ最後の刑事物です。私は今回、レンタルで初めて観ました。
ここでまた念押ししますが、『太陽にほえろ!』は石原プロの作品ではありません。裕次郎さんがあくまで俳優として参加した、東宝製作の作品です。石原プロのTV作品は『大都会/闘いの日々』が最初になります。
どっちでも大して違わんだろうと思われるでしょうが、そんな事はないのです。『大都会』シリーズはいかに『太陽』と違う事をやるか?って考え方からスタートしましたし、『西部警察』があそこまで派手さを追求したのも、『太陽』という不動のスタンダードと差別化を図る為でした。
本題から話が逸れっぱなしですがw、『愛しの刑事』については大して書くべき事が見当たらないんですよね。石原プロの代名詞だったド派手なアクションや、スーパーマシン等が登場する中学生チックなケレン味はなりを潜め、人情を絡めたオトナ風味の、よりスタンダードな刑事ドラマになっちゃってますから。
そうなるとやっぱ『太陽』には勝てないですよ。この時期になると国内でアクションを撮影するのもかなり困難になってますから、こうするしか無かったんでしょうけど…
『踊る大捜査線』が新しい刑事ドラマのスタンダードになる夜明け前って事で、刑事ドラマ全体がパッとしない低迷期だったんですよね。この時期は私も(刑事物に限らずですが)ほとんどドラマは観てませんでした。
キャストは『ゴリラ』『代表取締役刑事』に続いて渡哲也、舘ひろし、谷川竜(笑)がそのまんまのポジションとキャラクターを継承。前回も前々回もパッとしなかった谷川くんですが、今回もやっぱりパッとしませんw
他の面子は総入れ替えとなり、舘さんの相棒ポジションに宅麻伸、紅一点は懐かしの高樹澪、お茶汲み婦警にボインボヨヨ〜ンな細川ふみえ、若手ツッパリ刑事に坂上忍、コメディ・リリーフの係長に井上順といった布陣。
オープニング・テーマがエンリオ・モリコーネ作曲による『奴らを高く吊るせ』をカヴァーしたもので渋いんだけど、ドラマの中身はほんとフツーの地味な刑事物。フツーが悪いワケじゃないけれど、舘ひろしにフツーの刑事をやらせて意味があるんだろか?って思いますよね。
でも、今あらためて考えると、舘ひろしにフツーの人間を演じさせる事こそが、前作からの一貫した目的だったのかも知れません。ついでに谷川くんをパッとさせるのとw だから刑事物っていうジャンルへのこだわりは無く、視聴率を取り易いパッケージをチョイスしただけの話で。
谷川くんはついに最後までパッとしなかったけど、舘さんは最近になってアクション以外のフィールドでも良い味を出されてますから、やった甲斐はありましたね。キザなアクション物ばっか続けてたら、プラザホテルの社長役は他の役者さんになってたかも知れないw
宅麻伸さんはまぁ、悪くは無いですけど、強烈な個性を持つ舘さんの相棒としては、明らかに役不足ですよね。フツーじゃない二枚目の横にフツーの二枚目が立っても、埋没するしかありません。やっぱ柴田恭兵はタダモンじゃなかったって事ですよ。
後はまぁ、井上順さんが浮きまくってましたねぇw 自分が笑いを取らなきゃってんで一生懸命やられてるんだけど、いかんせん’60〜’70年代の人ですから、舘ひろしのスタイリッシュさとは水と油です。渡さんの浪花節とも釣り合わないし。
そう考えると、やっぱ舘ひろしって役者の存在感は、凄いもんですね。彼と互角の存在感を放った柴田恭兵も凄い!
こういう人達と多部ちゃん、あるいは堺さんが共演したら、どんな化学反応が起こるのか、いっぺん見てみたいですよね。
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November 27, 2012, 3:32 pm
もしかしたら、せっかく増えた読者数をまた減らしちゃう事になるかも知れませんがw 今年、このブログにさりげなく「ももクロちゃん」という新たなカテゴリーが増えました。すなわち週末ヒロイン=ももいろクローバーZの事ですね。
どういう過程で私がハマって行ったかは過去の記事(まだ4つしかありません)をご参照頂くとして、今年の夏、病気と怪我で弱ってた私の心を、彼女らの底抜けな明るさがどれだけ救ってくれた事か!
上の画像は、真面目にインタビューを受けてるマネージャーさんの後ろで、ちょっかいを出してるメンバー2人(百田夏菜子、玉井詩織)です。けっこう怖いマネージャーさんなんですよ?w
かように怖いもの知らずで、いつも元気にフザケてる彼女らですが、ウケを狙ってやってるんじゃなくて、根っからそういう人達なんですよねw 私は「前向き」とか「努力」といった言葉が苦手ですが、彼女らにはそういう悲壮感がカケラも無さそうでw、そこがたまらなく好きなんです。
もちろん、今の人気は「前向き」に「努力」してこそ勝ち得たものなんだけど、そういうシリアスな面をあえて見せない姿勢がカッコイイです。事務所の方針でもあるんでしょうけど。
そんな彼女達がこれまで目標として掲げて来たのが、「紅白歌合戦への出場」でした。最近のメディアでの取り上げられ方を見てると、まぁ出場はほぼ間違いないだろうとは思ってました。が、いざ昨夜のNHKニュースで出場決定を知った時には、迂闊にも涙が出そうになりましたよw
今どき、小林幸子さんじゃあるまいし、一喜一憂するほどの価値が紅白歌合戦にあるのか?とお思いでしょうが、これには伏線があるんです。
ももクロの所属事務所はアイドルの売り方をシステム化してるような会社ではなく、女優さん志望の人が集まってて、実は彼女らもアイドルを目指してたワケじゃないんですね。
で、女優になる為の修行の一環として結成を余儀なくされた彼女らは、NHKホール横の公園における路上パフォーマンスから活動を開始したワケです。まばらな見物人達の前で唄い踊りながら、本来やりたかった事とは違うからってイジケるのではなく、どうせやるならあのホールのステージに立てる位になろうよ!って、彼女らはNHKホールを見上げてた。
きっと、そうして何か具体的な目標を設定しなければ、続けて行くモチベーションが保てなかったのかも知れません。アイドルを目指してこの世界に入ったワケじゃない人達だから。
でも、その時点では「目標」っていうよりは「夢」でしかなかったんじゃないでしょうか? まさか、本当に紅白のステージに立つ事になろうとは、本人達も周りのスタッフ達も、その時は思ってなかった事でしょう。
そういう背景があるもんだから、彼女らが紅白のステージで唄ってる姿を想像するだけで、オジサンは目頭が熱くなっちゃうw 好きになってたかが2〜3カ月の私でさえこの有様ですから、ずっと前から応援してる「モノノフ」の皆さんは、そりゃもう号泣ものではないでしょうか?
ファンとしては選曲と登場のタイミングが気になるところですが、ももクロの威勢良さはトップバッターに選ばれる可能性が大だと私は予想してます。否、これだけコアなファンが多いと、逆に後半まで引っ張られる可能性もありますが…
選曲は、もしトップバッターなら紅白歌「合戦」の火蓋を切るのに『Z女戦争』が相応しいかも知れません。でもやっぱヒット中の『悪夢ちゃん』主題歌になるのかな? 私としては一番ももクロらしい『Z伝説』や『chai-maxx』でぶちかまして欲しいところですが。
みんな、ついて来てるかー?w 興味の無い人にとっては、これほど下らない記事も無いでしょうねw
ちなみに、紅白初出場者が集合した記者会見にて、ももクロのリーダー・百田夏菜子ちゃんはどんなコメントを残したか? 普通のアイドルなら「長年の夢が叶って嬉しいですぅ〜!」みたいな事を言うと思うんだけど、彼女はこう仰いました。
「ももクロは出さなきゃ良かったなぁって言われるくらい、思いっきりバカ騒ぎしたいと思います」
彼女らの魅力と存在価値を集約したような、これは名言だと私は思います。
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November 28, 2012, 9:01 pm
CSのファミリー劇場chで毎週土曜の夜10時から、『太陽にほえろ!HDリマスター版』が2話ずつ放映されてます。で、今週12月1日放映分からいよいよ、沖雅也ふんするスコッチ刑事が登場します。
刑事ドラマは嫌いじゃないけど、『太陽にほえろ!』のマンネリ感やアットホームな雰囲気、体育会系のノリ、青春ドラマ的な演出が苦手で敬遠しちゃうと仰る方に、是非ともこの、’76年秋から半年間放映された「スコッチ刑事編」を、とりあえず最初の2話だけでも一度観て頂きたくて、この記事を書く事にしました。
私だって『太陽』をマンネリに感じたり、青春ドラマ的要素をクサイと思ったり、七曲署の鉄壁なチームワークが綺麗事に見えたりは、当然するんです。だけど、ファンはそれもこれも全部ひっくるめて愛してますから、欠点だとは思わないんですね。
ところがスコッチ刑事ってのは、そんな『太陽』イズムを全面否定すべく登場したキャラクターなんです。情に流されない、チームの輪に入らない、あの裕次郎ボスの命令さえ無視する全く異色の存在だから、マンネリを完全に打破してくれます。
スコッチ以降、『太陽』のみならず他の刑事ドラマ群も、こぞってスコッチ的な「一匹狼キャラ」を投入するようになりますが、やっぱり元祖は超えられないもので、スコッチほどインパクトのある存在はいなかったですね。
’76年当時の『太陽』は、まさに絶頂期でした。視聴率は常時30%を超え、スコッチ登場の前週に放映されたテキサス刑事(勝野洋)殉職編に至っては、なんと42%を記録。手がつけられない「お化け番組」状態でした。
ところが、番組の生みの親である岡田晋吉プロデューサーは、視聴者がマンネリ感を抱いてる事を敏感に察し、鉄壁のチームワークを掻き乱すような「異物」を投入しようと考えた。絶頂期だからこそ出来た冒険かも知れません。
そこで沖雅也という俳優に白羽の矢を立てたセンスがまた素晴らしい! 沖さんの演じるスコッチ刑事は、徹底して非情、徹底して気障、徹底してナイーブ、徹底して一匹狼と、何もかもが中途半端じゃなかった。
そこまでやっても漫画チックにならず、地に足のついた人間味をしっかり表現出来たのは、沖さんが俳優として卓越した表現力を持ってたのと、沖さん自身にスコッチ的な陰影を感じさせる何かがあったから…だろうと思います。
実際、あまりに強烈過ぎて、当時まだ小学生だった私やクラスメート達は、スコッチを毛嫌いしてましたからねw 彼がああいうキャラになったのは過去のトラウマに原因があり、人一倍優しい性格だからこそ鎧を身にまとうようになったワケだけど、小学生のガキンチョにはまだ理解出来ませんからね。
そんな視聴者を決定的に敵に回しちゃったのが、今週放映される『スコッチ刑事登場!』中盤の、七曲署屋上のシーンです。あまりに非情で身勝手なスコッチの行動を見かねた熱血漢・ゴリさん(竜雷太)が、七曲署はチームワークが信条である事と、相手が凶悪犯であろうが人命を何より尊重する事、つまり『太陽にほえろ!』の基本精神を彼に説こうとするのですが…
スコッチは事もあろうに、殉職したばかりのテキサス刑事を批判し始めちゃう。テキサスは、10人近くの敵と銃撃戦の末に被弾して死んじゃったのですが、敵は一人も死んでない。つまり犯人を全員殺さずに逮捕しようとしたワケですが、スコッチは「その甘さこそが命取り」だと主張し、「無用のヒューマニズム」だと切り捨てる。
「テキサス刑事を殺したのは他でもない、あんた達ですよ」
まさに全面否定w でも正論かも知れなくて、とっても痛いところを突かれたゴリさんは、このあとスコッチをフルボッコにしますw
そう、スコッチという異物が入った事で、七曲署メンバーの各キャラクターも浮き彫りにされて行くのが、今観るとすごく面白い。ゴリさんはまさにミスター『太陽にほえろ!』で、番組の基本理念がそのままキャラクター化したような人ですから、それを全面否定するスコッチとは真っ向から対立します。
ボス(石原裕次郎)はまぁ完璧な人格のオーナーですからw、割と超然としてるんだけど、人情派の長さん(下川辰平)はまるで宇宙人を見るかのようなリアクションだし、あの冷静沈着な山さん(露口茂)でさえ「困ったもんだな」と苦笑いw、距離を置いて静観してたりする。
面白いのは若手のボン(宮内淳)で、一番素直にスコッチを受け入れるのも彼なら、何度も期待を裏切られていちいち怒るのも彼。人なつっこい性格で、とにかく真っ直ぐ相手にぶつかるから、後にスコッチが初めて心を開くきっかけを作るのも、このボンだったりします。
そして一番被害を被るのが、今週放映の2話目『殿下とスコッチ』でコンビを組まされる、殿下(小野寺昭)なんですね。七曲署でも一番の優男で生真面目な性格ゆえ、スコッチとは水と油…と思いきや、実は一番スコッチに似てるのも彼かも知れないという意外な展開。
それはつまり、スコッチを非情たらしめた過去のトラウマさえ無かったら、彼は殿下みたいな刑事になってたかも知れないっていう暗示なんですよね。逆に、一歩間違えたら殿下もスコッチみたいになっちゃう可能性がある。
今週放映されるこの2本『スコッチ刑事登場!』と『殿下とスコッチ』は、本当に面白いし良く出来たエピソードだと思います。だから、とりあえず今週だけでも、騙されたと思って『太陽にほえろ!』を皆さんに観て頂きたい!
この2本を観てもピンと来なければ、それは本当に好みに合わないって事でしょうから、これ以上オススメは致しません。でも、もし「こりゃオモロい」と感じられたなら、スコッチが転勤という形で去って行くまでの2クール分を、今後も引き続き観て頂ければ嬉しいです。
『太陽』の長い歴史の中でも、心に深い傷を負って人間味を失った一人の男が、温かい仲間達と出会い、絆を育む事で立ち直って行く様を描いた「スコッチ刑事編」は、最も完成度の高い半年間だったと私は思ってます。沖さんが最初から半年だけの出演と決まってたからこそ出来た作劇ですね。
ストーリーのみならず、今は亡き沖雅也の類い希なる存在感と、美しい佇まい、超シャープな身のこなしは必見です。当時まだ20代半ばだったとは信じられないですよホントに。
ちなみにスコッチ刑事は、転勤してから3年後、裏番組『金八先生』の大ヒットにより存亡の危機に瀕した七曲署を救う為、よりホットな刑事となってカムバックします。最初の半年でトラウマを克服したワケですから、キャラがちょっと変わってるのは理に適ってます。
が、私はやっぱり初期スコッチの徹底したクールさとハードさを支持したいですね。ガキンチョの頃は否定しましたけどw、今観るとカッコイイし、哀しくてとても魅力的です。
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November 30, 2012, 12:45 am
正常な『大奥』w、とりあえず最初の3話を観てみました。これは5〜6年前のドラマでしょうか、主題歌がサザンオールスターズの『愛と欲望の日々』なんですね。そう言えばそうだったなぁって、この曲を聴いてた頃を回想したりもしました。
この第一章の主役は、松下由樹さん扮する「おふく」、後の春日局です。織田信長に謀反を起こした一族の娘として虐げられた幼少期。そして稲葉家に嫁ぐも、押し入って来た賊に犯されそうになり、思わず刺し殺した勢いで夫の妾まで殺してしまい、離縁状を叩きつけられ、3人の子を残して独り、流浪の身に。
徳川家康(藤田まこと)の温情などもあり、竹千代=後の家光の乳母として大奥入りするも、竹千代の実の母であり、信長の姪である江与(高島礼子)から徹底的に嫌われ、陰湿なイビリに耐えながら、家光を次期将軍にすべく奮闘する。
ちょうど第3話のラストで家光が将軍の座に就き、江与の「おのれ、おふく。絶対に許さん!」みたいな恨み節で、次回に続くといった展開ですw 江与ってのはつまり、昨年の大河ドラマ『江』で上野樹里ちゃんが演じた、江姫のことですよね?
あっちじゃ江が主役ですから、おふく(富田靖子)の方が悪役になってました。どっちの視点で描くかによって、同じ人物でもキャラ設定が180度も違っちゃうのが面白いですね。
だから、史実が真実ってワケじゃないって言うんです。本当の意味でリアルな時代劇なんか有り得ない。家光が絶対に100%男性だったと、誰が証明出来ましょうか? まぁ、そりゃ男だったんでしょうけどもw
このドラマにおけるおふく=春日局は悲劇のヒロインであり、我が子への愛情も深い普通の母親として描かれる一方、賊に襲われた修羅場の折りとは言え、夫の妾まで殺しちゃったのは明らかに私怨ですから、奥底に「もののけの血」みたいな魔性を秘める、怖い女である事もしっかり示されてます。
何年か前の大河ドラマ『春日局』は観てなかったのですが、誰が春日や江与を演じて、どんな人物像で描かれてたんでしょうか? 徳川家康なんかも、作品によって描かれ方が全然違いますもんね。
私はこれまで歴史ドラマにあまり興味が無かったのですが、同じ歴史、同じ人物が、作者の解釈や視点の置き所で全然違ったりするのは面白いなぁと、最近ちょっと好きになって来ました。真実を確かめようが無いからこそ、描き方にバリエーションがある。
ただ、どこまでのアレンジを許容出来るかは、観る人それぞれで違って来るんでしょうね。いくらなんでも男女逆転はやり過ぎ、歴史への冒涜だろうって感じる人がいたとしても、そりゃ仕方がないのかも知れません。
この正常版『大奥』だって、当時はそんな感じの批判に晒されてたのかも? なにせ主題歌がサザンだしw それが今、男女逆転『大奥』が出現したお陰で、凄くマトモなドラマに見えちゃいますw
個人的な感想を言えば、松下由樹さんは特に好きな女優さんでもないし、女どうしのイビリ合いみたいなドロドロ世界は苦手ですから、決して好きなドラマとは言えないです。
だけど、多部ちゃんの『大奥』では描かれてない、春日局という人物の背景を知った事で、今夜放映の第8話で描かれる筈の春日の死を、より感動的に観られるメリットが得られました。
それに、お万(瀬戸朝香)もお玉(星野真里)もまだ登場してないんですよね。家光(西島秀俊)もやっと大人になったとこだし、多部ちゃん『大奥』と比べながら観るのが本来の目的ですから、こりゃ続きを観ないワケには行かなくなっちゃいました。
なので引き続き、多部ちゃん『大奥』と併走する形で、この正常版『大奥』も観て行こうと思ってます。苦手と言いながらも、つまらなければ観ないですから、これも良く出来たドラマなんだと思います。
松下由樹さんは不思議な女優さんですね。そんなに華があるワケでもなければ、演技が特別上手いとも思えない。けど、この人が演じると春日局にも共感し易いです。他の女優さんなら怖さの方が際立って、感情移入出来なかったかも知れません。
タイトルバックを観る限り、お万の瀬戸朝香さんも超絶に美しいし、他にも京野ことみ、木村多江、野村真帆といった豪華女優陣がこれから登場しますから、まぁ乳首は出て来ないにしても、楽しみです。
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December 1, 2012, 10:26 pm
伊代っ! 待ってました、日本一!! と、声を掛けたくなるような、有史以来初の女将軍誕生の瞬間でした。もう、言うこと無しですね。
「わしはこの徳川の世を永久に繋げる為に生まれて来た、将軍という名の人柱である! 万が一、このまま男子が減り続け、この世が滅ぶと言うのなら、わしも共に滅びるまでのこと!」
以上迄でも充分、シビレる格好良さなのに、さらにたたみかけますからね。
「誰か、わしが女将軍となる事に異存があるかぇ!?」
「あるか」じゃなくて「あるかぇ」の、「ぇ」が効いてますよねw 理屈では説明出来ないけど、誰にも異存を述べさせない圧倒的な迫力が、この「ぇ」にはありました。
柴咲コウちゃんの吉宗にも威圧感はありましたけど、多部ちゃんには「ギャップ」という天性の武器がありますからね。インパクトの点じゃ多部ちゃんの圧勝だと思います。コウちゃんに落ち度はありません。多部ちゃんが凄すぎるんです。
今回は良いシーン、各キャストの名演技がいっぱいあったのに、最後に多部ちゃんが全部持ってっちゃいましたねw これは贔屓目じゃなくて、多部未華子という女優に興味が無い視聴者でも、思わず乳首を掻く手が止まった事と思います。
番組を観てない方がこの文章を読んでも、どうせ「またカワタはこんなこと書いてるよ、ボキャブラリーの無い野郎だぜ」「ワンパターンだぜ」「乳首だぜ」「ぱぴゅ〜ん!」って、思うだけなんですよね、たぶん。
違うんですよ、こう書くしか無いんですよホントに! 観て欲しい、とにかく観て実感して欲しい。来週、この場面は必ず冒頭でリフレインされますから、騙されたと思っていっぺん観て下さい!
もし万が一、観ても何も感じられなかったら、お詫びに私の美しい乳首画像を送信致しますので、大至急メアドをお知らせ下さいm(_ _)m 観なかった方にはそれを1年間、毎朝もれなく送信させて頂きますm(_ _)m
それ以外の見せ場はやはり、春日局(麻生祐未)の最期でした。正常版『大奥』を観たばかりなだけに、最後の最後に母親としての顔を見せた春日と、月明かりの下で1人、涙を流す息子・稲葉正勝(平山浩行)に、もらい泣きさせられました。
それを見るまでは、松下由樹さんの春日と麻生さんの春日はかけ離れてるように感じられましたけど、そうじゃなかったですね。いくつもの修羅場をくぐって、春日は鬼になって行かざるを得なかったんでしょう。
まして正常版とは違うパラレルワールド、極めて緊迫した状態の日本を守って行かなきゃいけないワケですから、ある意味「クライマーズ・ハイ」みたいな精神状態で生きて来た人なんだと思います。
そんな立場に、いよいよ家光ちゃんが置かれるワケですよね。それを覚悟する事が、一体どういう事なのか? その答えが、ラストの口上における多部ちゃんの、あのド迫力なんですよね。
そんな上様を、命が尽き果てるまで、全身全霊で支えて行くと春日に誓った有功(堺雅人)。もはや草食系とは言わせない貫禄と迫力を身につけ、次回、満を持して乳首を披露します。
残るはあと2回になるんでしょうか? いよいよ家光ちゃん&有功の強力タッグで、日本を支える為の熱い闘いが展開されるワケですね? それが見られるかと思うとワクワクするんだけど、誰一人として幸せにはなれないみたいな噂もあり…
いずれにせよ… 玉栄よ。ジャニーズよ。お前さん、もう充分じゃないのか? 言わなくても分かってるよな? そう、今回のベロチューは余計だったよな? しかも2回… 必要だったか? ん? 2回もチューする必要があったのかと聞いておるのだ!
もうわしの我慢も限界じゃ。今度やったら乳首呼ばわり決定、何なら貴様の名前の頭に「金」を付けてやるつもりだが、異存があるかぇ!?
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December 3, 2012, 1:44 am
『エヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観て来ました。幅広いでしょう?w 単にオタクなだけとも言えますが… でも、劇場で観たのは今回が初めてです。
かつて大ヒットし、後続のアニメ作品は勿論、数多くの実写作品にまで多大な影響を及ぼしたアニメ番組『新世紀エヴァンゲリオン』を、最新技術を駆使してリメイク…というよりは再構築する4部作の、『序』『破』に次ぐ第3章です。
『エヴァ』がいかなる影響を実写作品にまで及ぼしたかと言えば、例えば『踊る大捜査線』なんかは演出、撮影、音楽に至るまで、臆面もなく徹底的に『エヴァ』を模倣してます。表面的な部分で影響を受けた作品の代表格ですね。
内面的な部分では『ケイゾク』『SPEC』等の堤幸彦作品や、現在の朝ドラ『純と愛』なんかも実に『エヴァ』的な作品と言えるかも知れません。 人間の(あまり触れて欲しくない)暗部をえぐったり、観客の予想や期待をはぐらかし、いつも悪い方向に裏切ったりする、底意地の悪さがソックリですw
その底意地の悪さという点でも、『エヴァ』の作者である庵野秀明監督は徹底しており、追随を許さないものがあります。
前作『破』をレビューした時にも書きましたが、『エヴァ』という作品はまず最初に、オタクにとって最上級に心地良い世界観を提供し、たっぷりと感情移入させた所で急転直下、物理的にも精神的にも最悪な状況へと主人公=観客を突き落とし、そのまま放置して幕を下ろしちゃうという、そんな作品なんですよね。底意地悪いでしょう?w
しかも、ターゲットはハッキリとオタク。徹底してオタクを凹ませる事を目的にし、オタクへの復讐を生き甲斐にしながら作品を創ってる、としか思えないんですw
主人公・碇シンジのオタクならではの気質が、地球規模で状況を悪化させ、取り返しのつかない事態を招いちゃう。しかも、そんな主人公の気質を知り尽くした、実の父親の描いたシナリオ通りに…って話ですからね!
庵野監督自身がオタクでなかったワケが無いですから、この異様なまでに執拗なオタク攻撃は、もはや自虐を超えてド変態、理解不可能です。だけど、それでも観たくなっちゃうのがまた、オタクって生きものなんですよねぇ…
そして庵野監督は、そんなオタク(自分自身)が大嫌いなゆえに、突き落とし方がまたエスカレートして行く。それをオタクが喜ぶ姿を見て更に憎しみが増し、またエスカレートして…という、地獄のごときスパイラル。『エヴァ』とは、そういう作品なんですw …と、旧『エヴァ』を観て私は思ってました。
ところが、新劇場版の『序』『破』を観て、庵野監督は変わったのかも?って、私は感じたんですよね。他のファン達がどんな風に新劇場版を受け止めてるのか全然知らないのですが、たぶん同じような印象を皆さん受けたんじゃないでしょうか?
まず、利己的でやたら自閉しがちだったシンジが、旧作に比べるとやや前向きな、他者の気持ちも少しは考える、ちょっとだけイイ奴になってたりするw 他のキャラ達もしかりで、父子の情やほのかな恋愛感情など、絆を育む描写が明らかに強化されてる。
だから私は、旧作から10数年を経て庵野監督も人の親になり(実際に子持ちなのか、既婚者なのかすら私は知らないけど)、自らの底意地悪い作劇を反省されたのではないか?と思ったんですね。
旧作の時は、オタク達からネットで批判されたりした事への反発から、ついあんな展開にしちゃったけど、今なら大人目線で彼らを見てあげる余裕があるし、何より自分の子供に見せられる作品として『エヴァ』をやり直したい。そう考えて、ハッピーエンドに向かう新たな『エヴァ』、パラレルワールドの碇シンジを描こうとしてるんじゃないか?と。
だからこそ、私も今回初めて『エヴァ』を劇場で観てみようって気になったんですよね。もう碇シンジを、そして我々オタクを谷底に突き落とすような事はしないだろうって。庵野監督を信じてみようって。そう思って行きましたよ、私は!
(以下、ネタバレはしませんが、これから観る予定の方は読まれない方が良いかも)
いやぁー、甘かった!w 庵野秀明、ちっとも変わってないw どころか、ますますパワーアップしてますよ! やっぱあの人は正真正銘のドSでありドM、もう救いようの無いド変態ですよ!!
うっかりしてました。油断してました。旧作よりもキャラ達が明るくなり、その絆を描く描写が強化されたのは、我々を谷底へと突き落とす時に、よりショッキングに、より凹ませるようにする為のトラップだったんですよ!
キャラ達が魅力的になればなるほど、その絆が固くなればなるほど、それが壊れて欲しくないっていう我々の想いも強くなるワケです。その上で、旧作をさらに凌ぐ絶望的な世界へと突き落とす。地獄への落差を最大限に大きくする為に、天国をもっと高い所に押し上げたって事です。
庵野秀明は、悪魔ですねw 私は何というお人好しなんでしょうか? まんまと引っかかっちゃいましたよ。見事です。まだ映画はもう1作あるってのに、この時点で既に、あの『ミスト』における史上最強のバッドエンディングをも凌ぐ、最高に最悪な状況が碇シンジを、そして我々オタクを襲います。
でも、冷静に考えれば、こうでなければ『エヴァ』じゃないんですよね。『つばさ』がそうであったように、どん底への突き落としがあればこそ、ハマる人はハマる。生半可じゃ意味が無いんです。
だから、問題は次回の完結(予定)編です。またもや「放置」で終わるのか、『つばさ』みたいにしっかり「回収」してくれるのか? 『純と愛』もしかりですね。
しかし庵野さんはウルトラど変態ですからねw ここまでお金と時間をかけた挙げ句に、また放置…なんて事も、あり得なくはない。いや、充分あり得るかも… まったく、恐ろしいw
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December 4, 2012, 11:57 pm
リクエストがありましたので、私がいかに猫好きであるかを語りたいと思います。
私と猫の関わりを遡れば、小学生の頃にふと我が家を訪れた、どこかの飼い猫との触れ合いが最初になると思います。首輪があったかどうか覚えてないけど、あまりにも人なつっこかったので野良猫ではなかったと思います。
なんだか鳴き声がするので窓を開けたらその猫がいて、私はたぶん何か食べ物を窓から落としてあげたんだろうと思います。そしたら毎日通って来るようになって、地面から窓まで150センチ位はあったのに、ジャンプして部屋に上がり込むようになったんですよね。
母親が動物嫌いなもんだから、見つかりはしないかと私はヒヤヒヤもんでしたw 食べ物らしい食べ物が無くて、味付け海苔をあげたら、カリカリと歯軋りみたいな音を立てながら、けっこう美味そうに食ってたなぁ…
で、私が寝そべったら、私の腕に顔を乗っけて、猫も昼寝を始めたんですよね。萌えましたw 図々しいヤツとも言えますが、それも猫の魅力の一つかと思います。犬も好きなんだけど、この時の思い出が私を猫フェチたらしめてる気がしますね。
でも残念ながら母が許さないので、実家では猫も犬も飼えませんでした。なので本格的に猫と関わるようになるのは、実家を出て一人暮らしを始めてからです。
東京で新聞奨学生をしてた20歳の頃、アパートの隣室に住む同僚が子猫を拾って来て、共同で飼う事になりました。黒猫で、二人とも好きだった『スター・ウォーズ』にちなんで「ルーク」と名付けました。本来、ペットは飼っちゃいけなかった筈ですが、まぁ若気の至りですw
共同の飼い主である同僚は実家で猫を飼ってたので、飼い方のノウハウとか猫との遊び方は、一通り彼に教わりました。特にしつける必要も無く、トイレ用の砂を用意すれば勝手にそこで用を足してくれるんですよね。小動物(亀とかハムスター)しか飼った経験が無い私にはカルチャーショックでした。
そのアパートには1年しか住まなかったんだけど、最後ルークはどうしたんだっけなぁ… 同僚が引き取ったように思いますが、記憶が定かじゃありません。
翌年から、私は生まれ故郷である東大阪市の布施に戻り、空き家になってた一軒家で一人暮らしを始めます。で、映像の専門学校で集めた仲間で自主映画を創るようになり、仲間の一人が子猫を拾って来て、また飼う事になりました。
雑種の猫だと思うんだけど、グレーの色で品のある顔をしてましたから、アメリカン・ショートヘアーあたりの血が混ざってるんじゃないか?なんて仲間と話した記憶があります。私が飼った歴代の猫でもルックスは一番でしたね。
その頃の仲間内で、私は『純と愛』じゃないけど「社長」と呼ばれてましたんでw、猫(オス)は協議の末に「専務」と名付けられました。メスだったら秘書になってましたねw 愛のないネーミングと思われるでしょうが、可愛い名前をつけるのが気恥ずかしかったんだと思います。
専務は私にはとてもよく懐いてましたが、人見知りする性格なんで仲間が集まると家のどこかにずっと隠れてました。声がデカくガサツなヤツが特に嫌いなところは、私とよく似てましたねw
一軒家に一人なもんだから、気兼ねなく集まれるんで仲間の溜まり場みたいになって、しょっちゅう誰かいましたから専務には居づらい環境だったかも知れません。私自身、仲間の手前もあって猫可愛がりもせず、いま思えばもっと愛情を注いであげれば良かったなぁと、ちょっと後悔してます。
専務は2〜3年ウチに居たと思いますが、ある日突然いなくなりました。猫は寿命が来ると家を出て行くと言われてますが、まだ若かったし、交通事故にでも遭ったか、よほど住み心地が悪かったのか…
近所で猫狩りがあったような噂もあり、思えば専務が外出中にどんな行動をしてるかも私は気にしてませんでしたから、余所で迷惑を掛けていたかも知れず、専務に関しては反省する事ばかりですね。
猫を外に出してるとノミが付いて来るんで、その卵(塩粒みたいに細かい)が家中に散乱し、畳の隙間とかに入ると掃除機でも吸い取れず、夏場に家中ノミだらけになっちゃった事もありました。ちょっと歩くと足にノミが5〜6匹たかって来るんですよ! 叩いた位じゃヤツらは死なないですから、あれは大変だったなぁ…
書いてる内に、忘れてた事も色々と思い出して来ました。ペットを飼うにも、いろんな責任とか苦労を伴う事を覚悟しないといけないんですよね。猫の世話は、他のペットに比べるとラクな方だとは思いますが。
さて、この時点でも私は充分に猫フェチだったかも知れませんが、それを決定的なものにするのは、専務の次に飼った猫の存在でした。続きはまた、後日…
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December 5, 2012, 8:35 pm
「何年経ってもキミが好き〜 何があってもキミだけが好き〜 100年経っても〜 初恋のままで〜♪」
↑アホか、小学生かお前はw 誰の曲か知らないけど、有線で流れてました。
ひたすら女子に媚び売るばかりの、商売っ気タップリなラブソング自体が大嫌いなんですが、こんな陳腐な歌詞と凡庸なメロディーで商売して、恥ずかしくないのかお前は?って、私は思いましたという、感想文でしたw
いやホントに、こんな歌詞なら小学生にだって書けるでしょう? と言うより、小学生にしか書けない。しかも100年経ってもって… 精神病院行け!w こんな歌を聴いてウットリしてる女子もねぇ、ホントねぇ… 乳首。
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December 6, 2012, 11:48 am
怒りの投稿2連発!
先日、フジテレビの『FNS歌謡祭』にももクロちゃんが出演したそうで、私は見逃したのですが、モノノフHからこんなメールが届きました。
↓
「ざまぁー!!
見たかウジテレビ
ただでは転ばぬももクロ
前代未聞の他局の宣伝!!
新たなるZ伝説やな
良くやった ももたかぎ
Mステスペシャルと紅白で盛り上がろうZ〜♪」
どうやら本番中に、ももたかぎ(ももクロのメンバー、百田夏菜子と高城れに)が何かやらかしたらしい事だけは伝わって来ましたが、観てないと何が「ざまぁー!!見たか」なのかよく分かんないw
だから「見逃したぜ」と返信したら、以下のメールが。
↓
「miwaの曲のバックダンサー扱いで 持ち歌歌わなかったんやわ!!
しかもコーラスしてるのにマイク入ってないし
ネットではフジの陰謀だの秋元の圧力だの
いつ歌うのかモノノフは待っていたが
10時にももか あ〜りん しおりんが帰って
ちゃんちゃん…
しかし!
ラスト近くで全員で歌うとき 紅白の出場会見で着てたマント着てて 流石に胸のNHKって文字は 上からフジのマークを張り付けてたが
曲のラストで 皆がワ〜って拍手した時
ももたかぎ が明らかに計画的に後ろ向いたんよ
ほな 第○×回 紅白歌合戦 ってバッチリ書いてあるやないか!!
二人のやってやったぜ的な笑顔が最高やった
川上マネージャーの指示だろうが やりやがったな
フジなんて出禁で十分、NHKと朝日でがんばろう!!
出番少なかったが 爪痕は残したZ
ネット上で モノノフ達も絶賛よ
ってなことがありました」
…だそうですw NHKと朝日で頑張ろうってのは、紅白と『Mステ』の事ですね。
確かに、登場させといて持ち歌を唄わせないってのは、何らかの圧力、嫌がらせがあった可能性が高いですね。48人の軍隊を操る某オデブさんが絡んでるかどうかはともかくとしてw
フジは『めちゃイケ』とか観てもAKB、Exile、SMAPにベッタリですからね。番組は面白いのに、人気や権威を最優先するような姿勢は見苦しいです。
あれだけ安定した人気番組なら、実力あるのに芽が出ないアーティストこそを取り上げるべきでしょう。(芸人さんの発掘はしてるけど、結局あれも事務所推しじゃないですかねぇ)
まぁしかし、フジも後悔する事になるんじゃないですか? いずれ臆面もなく手のひら返して、ももクロ様々になる事でしょう。それで凹むようなプライドも無いんでしょうけどね。
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December 7, 2012, 12:17 pm
嵐版『さんまのまんま』と言えるシェアハウスのコーナーに、多部ちゃんが登場しました。このコーナー、面白いですねw
1年前に『やまたろ』トリオでやった外ロケも楽しかったけど、純粋にトークだけを見せてくれるシェアハウスの方が私は好きです。料理なんかしなくていいから、時間いっぱいトークだけにして欲しいですね、私としては。
ちょうど2〜3週前に、ももクロちゃんも招かれたんですよね。その時のホストは大野くんと二宮くんでした。大野くんがドン引きしてようがお構いなしに、終始ももクロのペースで番組を呑み込んじゃう様が素晴らしかったですw
多部ちゃんもまたタイプは違えど、番組にも嵐にも視聴者にも一切媚びること無く、ホントに遊びに寄っただけみたいな自然体ぶりが、ももクロ以上に「われ、我が道を行く」で良かったです。
お相手は過去作『山田太郎ものがたり』の共演者・櫻井翔くんと、次回作『ラストホープ』の共演者・相葉雅紀くん。まるで新しい彼氏と元彼の組合せみたいだけどw、どっちも恋人役じゃないんですよね(たぶん)。
気心知れた櫻井くんには遠慮のないツッコミを連発する多部ちゃん。ジャニーズ好きの女子達に勘ぐられるような雰囲気が微塵も無いw
だから逆に、ジャニーズのお相手を務める機会が多いのかも知れないですねぇ。女子ファンから変な眼で見られがちな女優は「You、敬遠しちゃいなよ。You、次も多部ちゃんにお願いしちゃいなよ」って事になるんじゃないですか?
ドラマの顔合わせ2日前に、こういう形で相葉くんとご対面ってのも面白いし、櫻井くんもそこで初めて「えっ、そうなんだ!?」って、二人の共演を知って驚いてたのが、また可笑しいw
相葉くんは芸能人臭が無くて良いですね。ジャニーズっぽさも無い。『三毛猫ホームズの推理』を初回だけ観たけど、純真キャラに嘘っぽさが無くてハマってました。ジャニーズにしては好感度大ですw
多部ちゃんトークの内容ですが、綾瀬はるかちゃんと二人でよくつるんでるってのはトピックじゃなかったですか? タベリストの皆さんは先刻ご承知だったんでしょうか?
『鹿男』で共演してからもう何年も経つのに、今でもつるんでるってのは、かなりの仲良しですよね。私は意外でした。この二人の会話って噛み合わないだろなぁって、勝手に想像してたもので…
私は正直なところ、『鹿男』に限っては多部ちゃんよりも綾瀬さんに萌えましたから、なんだか嬉しいですよ。この二人の会話、見てみたいなぁw
おっと、今日は時間が無いので、このへんで。また『大奥』レビューでお会いしましょう!
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December 7, 2012, 6:48 pm
フェイントで、こっちの『大奥』から先にw 第4話で江与(高島礼子)が亡くなり、いよいよお福(松下由樹)が春日局となって、大奥を取り仕切る事になりました。
そして第5話で、後に「お万の方」となる尼君(瀬戸朝香)と、本作の語り部でもあるお玉(星野真里)が登場し、やっと多部ちゃん大奥の時代に追いつきました。言うまでもなく、お万=有功(堺雅人)、お玉=玉栄(田中聖)ですね。
本作では町民達に慈悲深く接する尼君を籠の中から見てるのは、家光(西島秀俊)本人です。幼い頃から春日と江与の醜い争いを間近で見て来た家光は、すっかり女嫌いになって正室の孝子(木村多江)に一切手を触れず、男色の噂が巷に横行する始末。そんな家光も、菩薩のような尼君の振る舞いには心を惹かれたワケです。
それを知った春日は、世継ぎを産ませるため強引に尼君を大奥に引き込み、髪が伸びるまで秘密の部屋に監禁します。御仏への誓いを裏切る行為から逃れられぬ運命を悲観した尼君は、一度は死のうとしますが、戦の無い平和な日本を維持したい春日の使命感に触れ、覚悟を決めるようになる。この辺りは多部ちゃん大奥と一緒ですね。
そして家光と結ばれ「お万の方」となるワケですが、第6話までの段階では、二人の間に恋愛感情はありません。俗世を捨てた筈なのに、愛してもいない男とチョメチョメしなくちゃならない、お万の悲しみ。
そこはやっぱり、男である有功よりも、女であるお万のほうが悲壮に感じます。下品な言い方しか出来なくて申し訳ないですが、入れる側と入れられる側とでは、やっぱ入れられる側の方がツライというか、重い気がします。
こちらでも天真爛漫で負けん気の強いキャラとして描かれてるお玉は、自ら志願して下っ端の女中として大奥に潜り込み、努力と根性でのし上がり、お万の付き人になります。玉栄みたいに誰かを罠に掛けるようなダークさは、今のところ見られません。
こちらの家光は男ですから、春日の心情も男女逆転版とは違って、ちょっと複雑な感じに描かれてます。家光とお万が結ばれるのは自分が仕組んだ事なのに、いざ実現すると嫉妬みたいな感情が芽生えた模様で、お万への酷い仕打ちはそういうものが根っこにあるから、って解釈になるのかな?
それもあってか、春日は男女逆転版みたいに1年も待たずに、早々と次の女をスカウトしに出かけ、おらん(京野ことみ)という町娘に眼をつけた所で、次回に続くw おらんは多分、お楽(窪田正孝)に当たる人物ですね。
あと、「しず」ちゃんも大奥の一員として登場してましたよw こちらでは雛形あきこさんが演じてますが、あの大きい娘wと同一人物なのかどうかは不明です。
こうして多部ちゃん版と比べながら観ると凄い楽しいんだけど、それが無かったらどうなんでしょうね?w 普通に観ても面白いとは思うんだけど、やっぱ好きなドラマとは言えないかな。これはやっぱ、女性向けの作品だと思います。多部ちゃん版も本来そうなんだけどw
と言いながらも、お万やおらんが今後どうなるのか、お夏はどんなキャラとして登場するのか、楽しみなんで最後まで見届けようと思ってます。
さて、お次は昨夜の『大奥〜誕生』第9話です。
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December 8, 2012, 8:30 pm
「大奥・総取締、万里小路有功である! 皆あらためて、よろしゅう頼む」
前回のクライマックスと呼応するかのように、今回は有功が春日局に次ぐ大奥・総取締役を襲名し、いよいよ「お万の方」となった場面(画像)で幕を閉じました。
しかしながら、堺さんファンの皆さんには申し訳ないのですが、前回の多部ちゃんに比べると迫力不足で、やっぱ草食系と言われても文句は言えない感じでございましたm(_ _)m
でも、それで良いんですよね。これはあくまで、男女逆転の世界なんです。将軍である家光=多部ちゃんより目立っちゃいけない。
堺さんの事だから、ちゃんとそこまで計算して、パワーをセーブしながら演じられたのでしょう。凡庸な役者ならライバル心むき出しで、負けじと声を張り上げちゃう所を、作品としてのバランスを冷静に考え、あくまで多部ちゃんが強く見える事を最優先された、その結果。まぁ、総取締になったからって、有功が急に大声で威張るのも変だけどもw
その変わり、泣きの場面となれば一転して、堺雅人劇場に早変わりするんですよね! 何から何まで、見事に男女逆転の世界です。
上様の夜のお相手を金輪際「辞退させて下さいませ」と、土下座をして訴える有功。他の男どもに汚された体は抱きたくないか、と自嘲する家光ちゃんに、有功は涙を流して言いました。
「違います! 違うのや。違う… 違う。私かて、どれだけ夢見たことか… 今まで、どないな気持ちで、あなた様を見て来たことか!」
「殺して下さい」の時もそうでしたが、同じ言葉を微妙にニュアンスを変えながら何度も繰り返すのが有功の特徴で、これは脚本・神山由美子さんのセンスなのか堺さんのアレンジなのか判らないけど、絶妙な効果を上げてくれますよね。お陰で今回もまた、涙腺大決壊ですw
「けれど… けれども私も男です! 心だけやない… あなたの体も私だけのものにしなければ我慢出来ひんのや! …あなた様にはお子がおらしゃる。けど私には、あなた様しかおりません」
完全に、妻子ある男に別れ話を切り出す、愛人女の台詞ですよねw 心底から愛してるからこそ、独占出来ない運命ならば、もう抱かれたくない。その時は良くても、残りの果てしなく長い時間が耐えられないって事ですよね?
でも確かに、男にもそういう心理はありますよね。何人かいる中の一人でいなきゃいけないなら、いっそ他人の関係に戻りたい。有功だからこそ、今まで耐えて来られたのかも知れません。
「お願いでございます。どうか… 私を解き放って下さいませ」
「そうか……… そうか……… 分かった。有功… そなたもわしも… なんと遠くまで来てしまった事かのぅ…」
家光ちゃん… 多部ちゃん… 男らし過ぎます!w いや、これはやっぱ女性心理なんでしょうか? 男なら「ええい、しのごの言わずにさっさと脱げ!」とか言って「ならば最後に、な? いいだろ一発だけ。うひひひ、ぱぴゅ〜ん!」って。いや、私以外の男ならですよ?w
多部ちゃんの受けも素晴らしかったけど、この『大奥』に限っては、男らしさは多部ちゃん、女性心理は堺さんの見せ場と言っても差し支え無いんじゃないでしょうか? なにしろ、男女逆転の世界なんです。
この後の、正勝との場面も良かったですね。春日局が亡くなった時に、彼が人知れず涙を流してた、あの橋の上です。
「わしは独りきりじゃ… もはやわしを叱る者もおらぬ。寄り添うて慰めてくれる者もおらぬ。将軍とはそのようなものか…」
「上様。すべて運命(さだめ)でございます」
同じように過酷な運命に翻弄されて来た正勝の言葉だからこそ、家光ちゃんの心はいくぶん癒されたんじゃないでしょうか? 有功も玉栄も伝右衛門も、あの春日だって、国の為に身を捧げた、同じ運命を背負う同志なんですよね。
「死ぬのは許さぬ」
はからずも、有功が伝右衛門を通して伝えたのと同じ意味の言葉を、正勝にかける家光ちゃん。おそらく脚本や演出の指示には無かったであろう涙が、多部ちゃんの眼から自然に流れてましたね。
平山浩行くんも良かったですね。いつも抑えた芝居をする人で、正勝の役には最適だったと思います。最終回で妻子との再会は果たされるんでしょうか?
しずちゃん役の女優さんも良い味を出されてますね。「男装の方が似合うと思ってるんでしょ?」 …すみませんw
「めでたい」
↑これは新年の集会で、家光ちゃんが皆の衆に掛けた祝いの言葉ですが、あまりにシンプルで笑っちゃいましたw あの時代の殿様は皆、こんな風に言うものだったのか、はたまた本作には珍しい一つのギャグなのか?w
私も中学年の頃、ごく親しい友人に送る年賀状にはデカい字で「めでたい!」とだけ書いて送ってたものでw
さぁ、泣いても笑っても、あと一回。家光ちゃんは死んじゃうみたいだけど、有功はじめ他のキャラ達の運命も気になります。
とか言ってる間に、今年も残り3週間ですか!
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December 9, 2012, 8:58 pm
このシリーズは好きなんです。けど、映画館に駆けつけるほど好きかどうかは微妙なライン。
今回はウィル・スミスがバック・トゥ・ザ・フューチャーする話で、トミー・リー・ジョーンズの出番が少ない事が事前に分かってたので、まぁレンタルでいいかって事になりました。
やっぱり、ジョーンズ氏は冒頭とラストのみの登場で、大半はスミス氏と、若き日のジョーンズ氏を演じるジョシュ・ブローリンの活躍が描かれてました。
確かに、評判通りブローリン氏は上手にジョーンズ氏の特徴を捉え、それだけに留まらない独自の魅力も醸し出されてたように思います。
だけど、やっぱりトミー・リー・ジョーンズとは別人なワケですから、同レベルの面白さにはならないですよね。それが出来りゃジョーンズ氏の存在価値も無くなっちゃうワケで…
宇宙人の家政夫を演じるauのコマーシャルを観れば分かるように、黙って立ってるだけで味が出ちゃう人なんですよね、ジョーンズ氏は。誰にも代理は勤まりませんよ、そりゃ。
今回はタイムトラベル物の楽しさがあり、主役2人が出逢うずっと以前の因縁話もけっこう泣けたりしますから、娯楽映画としては文句のつけようが無い出来栄えです。ウィル・スミスも私は嫌いじゃありません。
だけど、一番面白くて、何度でも見返したくなるのはやっぱり、ジョーンズ氏が出てる部分なんですよね。この人がいればこその『MIB』であった事を、皮肉にも再確認させちゃったと思いますよ、今回は。
面白いかつまらないかと問われれば、面白いと答えるしかないんだけど、やっぱジョーンズ氏の出番が少ないと物足りない。このシリーズの魅力が、明らかに半減してると私は感じました。
そんなワケで、トミー・リー・ジョーンズはやっぱり素晴らしい! それに尽きると思います。
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