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ラガーとワンコ

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あぁ多部ちゃん、多部ちゃん… すみませんw、今週だけは余韻に浸らせて下さいm(__)m

gonbeさんがこだわるw「距離、1メートル」の件。そう言えば、異様にガードの固い撮影現場(たぶん、場所が大阪だからw)で、なぜ私がそこまで多部ちゃんに近づけたのか?について、お話してませんでした。

それは、私なりのしたたかな計算が功を奏した結果だったんです。また自慢かよ?と仰らず、いつかこんな機会があった時の参考にして頂ければと思います。

演技中の多部ちゃんを、出来るだけ近くで見たい欲求は勿論ありましたが、そこを我慢するのがポイントです。リハーサルの芝居をある程度近くで観たら、本番はあえて其処から離れます。

多部ちゃんの為にこそ、撮影の邪魔だけは絶対にしたくないし、スタッフさんにマークされる事を避ける為でもありますが、本当の狙いは別にあるんです。

リハーサルから本番までの間、役者さんは常に多くのスタッフに囲まれてますから、なかなか近づけないし声も掛けづらい。それが出来る可能性が一番高いのは、本番が終了して、役者さんが控え室(今回の場合は待機車)に戻って行く時なんです。

でも、本番の時に近くにいたのでは、車に戻って行く役者さんを背後から追いかける形になりますから、それでは役者さんにも周りのスタッフさんにも警戒されちゃいます。

だから私は、待機車の所で多部ちゃんが戻って来るのを、じっと待ってたワケです。100%戻って来るとは限らないけど、女優さんは撮影の合間に色んなケアをされますから、可能性としてはかなり高い。そう信じて待ちました。

その読みが、見事に当たってくれたワケです。それでも、まさか1メートルの距離まで近づけるとは思ってませんでした。これは場所が狭かった事が功を奏しただけで、ラッキーだったとしか言いよう無いです。

私から歩み寄ったワケじゃなくて、多部ちゃん(とマネージャーさんかメイクさん)が自ら、私の目の前を通過してくれたんです。歩み寄って声を掛けたとしたら、やっぱり警戒されたと思います。

だから私は、多部ちゃんが通過する瞬間に、横から声を掛ける形になったワケですが、多部ちゃんは聞こえないフリをしてそのまま歩き去る事も出来たのに、思わず振り向いてしまった。

今、ふと思ったんですけど… 私は「多部ちゃん! 多部ちゃん!」ではなく、「多部さん! 多部さん!」って声を掛けました。それはやっぱ、いくらファンだからって初対面の相手に「ちゃん」は無いだろうって思ったからなんですが…

もしかしたら多部ちゃんは、スタッフから呼ばれたものと錯覚して、思わず振り向いちゃったのかも知れません。監督さんや主任クラスのスタッフさんは「ちゃん」だとしても、助監督さん等は「さん」付けで呼ばれてるでしょうから。

「えっ、もしかして撮り直し?」と思って振り向いたら、見知らぬオッサンが「サロメ観に行きます!」ですからねw 多部ちゃんの感想は「きもっ!」じゃなくて「紛らわしいんじゃボケ!」だったかも知れませんw 何しろその時、多部ちゃんは「しのぶセンセ」ですからね。

したたかな計算と、無意識の行動が全てプラスに働いた結果が、距離1メートルのアイコンタクトという奇跡に繋がったワケです。ノー・リアクションでしたけどw

調子に乗ってスミマセンm(__)m これで自慢出来るネタは使い果たしましたw

でも本当に、自分の生まれ故郷で多部ちゃんが主演ドラマを撮影する、しかも私の定休日、そのタイム・スケジュールまで事前にネットで流された事etc… 奇跡としか言いようのない一日でした。

この際、もう一つだけ自慢させて下さいm(__)m と言っても、これはたぶん誰も嫉妬してくれないと思いますがw

実は今から25年以上前に、私は今回を上回る奇跡を経験してるんです。大学受験の為に数日間、上京した時の事です。

たぶん試験会場を下見に行った帰りだったと思いますが、私は新宿に立ち寄りました。当時まだ放映中だった『太陽にほえろ!』の舞台が、新宿だったからです。

もしかしたら撮影してたりして…って、ダメ元で新宿に行って駅を降りたら、そこでやってたんですよ『太陽にほえろ!』のロケを!

何の前情報も無く、土地勘も全然無かったのに、ただ行って駅を降りただけで出くわしたんです。しかも、新宿で撮影してるロケ隊なんか無数にいるのに、よりによって『太陽にほえろ!』ですよ?

私が今まで生きて来た中でも、あれは最大のミラクルだったと思います。そういう事に関してだけ、私はかなりの強運を持ってるのかも知れません。

で、そこにおられたのが、ラガー刑事こと渡辺徹さんでした。当時アイドルとして人気絶頂の頃です。

『太陽』の第何話の撮影だったのか今だに分からないんですけど、雑踏の中を歩くラガー刑事という、ごく短いカットの、ほとんどゲリラに近い撮影でした。

だから、徹さんが現場におられた時間はせいぜい、30分にも満たなかったかも知れません。それも奇跡ですよね? ちょっと時間がズレただけで、私はそのロケには出くわさなかったんです。で、その奇跡がまた、今回の奇跡に繋がるんです。

本番を1発で決めた徹さんは、サッサとロケバスに引っ込んで…と思いきや、バスの入口でおもむろにズボンを下げてw、赤いブリーフを丸出しにしながら(あれはワザとか?)自前のズボンと穿き替えると、スタッフに挨拶をして、すぐ近くに停めてたマイカー(年季物のフェアレディZでした)に乗り込み、ご自身で運転して現場を去ろうとしました。

私は、勇気を振り絞って叫びました。

わたし「ラガー、応援してます!」

徹さん「ありがとう!」

なんと徹さんは、わざわざサイド・ウィンドウを下げて、笑顔で手を振ってくれたんです! 私はもう、大声で叫びながら全力疾走したい気分でした。それまでの人生で、最も興奮した瞬間でした。

私が多部ちゃんに声を掛けずにいられなかったのは、その時の体験があったからだと思います。

徹さんと多部ちゃんとではキャラが違うし、何より撮影終了後と合間の待ち時間とでは状況がまるで違いますから、そこまでのリアクションを期待したワケじゃないんです。

でも、一度味わった快感は、麻薬なんですよね。クセになる。一度やっちゃっただけに、度胸もついてる。

つまり、人間の行動には全て、理由がある。伏線がある。私はそれを言いたかったワケです。…というのは嘘で、ただの自慢ですw そのネタも尽きました。そろそろ通常モードに戻りましょう。

通常モード…すなわち『つばさ』レビューの再開です。『つばさ』って、誰が出てるんでしたっけ? あ、多部ちゃんだw

あぁ多部ちゃん、多部ちゃん、多部ちゃん…

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