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Channel: blog@なんて世の中だ!
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いま、会いにゆきます

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とりあえず前回の補足から。ケータイ小説というメディアに対して私が抱いてた嫌悪感は、脚本執筆に際して勉強してみたら、全くの誤解であった事が判りました。

大ヒットした作品の中には、最初からそれを狙った計算づくの「商品」も中にはあるだろうけど、大部分はこのブログと同じで、ただ何かを表現したい、何かを伝えたい、世間と繋がってたい…ってな衝動か、あるいは単なる自己満足で綴られてる個人的なものなんですよね。

ブログが一番それに近いツールだと思いますが、それ以前に私が長年やって来た、自主製作映画ともよく似た存在なんです。だから『ケータイ小説家の愛』は、まったくもって私自身の物語なワケです。

まぁ歳が歳ですから、恋愛経験や性体験が無いワケじゃなかったけど、脚本家になって痛感したのは、自分の視野がいかに狭かったか、いかに物を知らないかっていう、要は色んな経験に基づく知識が求められる職業に、自分が追いつけてないっていう現実でした。

だから、それでメシを食ってた頃は、気が進まない事でも嫌いな事でも、避けて通らずに一度だけでも経験しておこう!って心がけてました。

風俗遊びもその一つですw いやホントに、そういう裏付けというか言い訳というかwが無ければ、行く勇気は持てなかったです。

だから、主人公・愛がケータイ小説を書く為に処女を捨てるのは、私にとって不自然な行為でも何でも無い。もし現実にドラッグを勧められたら、あの頃の私なら試してたと思います。

何かトラブルに巻き込まれたとしても「しめしめ、ネタの引き出しが増えるぞ」って思っちゃう。いちいち悲観してたらクリエイターは勤まらないです、きっと。

今でもそうかも知れません。ブログをやってる方は皆さん同じじゃないかと思いますが、何かトラブルがあった時、真っ先に「これはブログのネタになるかな?」って発想に繋がっちゃうw

それってある意味、たくましいですよね? 内気で一人じゃ何も出来なかった女の子が、ケータイ小説と出会う事によって、自立した強い女性に成長していく… 『ケータイ小説家の愛』は、そんな物語でもあります。

さて、本題です。私は今、三重県の名張市に住んでますが、生まれは東大阪市の、布施という町です。

小学一年生まで布施で育ち、それから名張に引っ越して高校卒業まで暮らしましたが、21歳から再び布施で一人暮らしを始めて、監督デビューして上京するまでの約15年、つまり幼少時と合わせて20年以上、私は布施の住民だったワケです。

今日の夜、その布施でTVドラマのロケがあるとの情報が、昨夜ネットに流れてました。ドラマのタイトルは『浪速少年探偵団』。

主演は、多部未華子さんです。その主演の方も、ロケに参加される模様です。

今日は水曜、私の定休日です。布施には土地勘があります。そして実を申しますと、私はタベリストでありますw 取るべき行動は、一つしかありません!

多部ちゃんと一緒に仕事したいなんて願望は無いって、いつぞや書きましたけど、一ファンとしては、そりゃ会いたいに決まってます。

行ってきますw フォースと共にあらん事を…

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