半月ほどのブランクがありましたm(__)m どっぷり浸かってる間は麻痺してましたが、久々に帰って来ると、『つばさ』っていうのはつくづく、辛口なドラマだなぁとw、あらためて実感しますねホントに。
そんな部分にまでメスを入れるか!ってw、普通ならあえて触れない部分にまで触れてくれるから、もうヒリヒリしますよね、心が。今回も、色々と考えさせられました。
☆新しい朝
大黒柱・竹雄さんが戻って来て、部屋割りも新たに心機一転の玉木家。サッカー雑誌に、つばさの親友で出版社に勤める万里(吉田桂子)の書いた記事が初めて掲載され、話が弾みます。
もちろん、万里の両親である宇津木夫妻も大はしゃぎ。「20冊も買っちゃったから。ウヒヒ!」っていう頭の台詞は、皆のリアクションから見てアドリブっぽいですねw
当の万里本人も、充実して元気いっぱい…に見えるのですが…
お陰で自分も元気を貰ったと言うつばさは、ラジオぽてとの新企画として、何かにチャレンジする人を応援する 「川越チャレンジ」のコーナーを提案し、真瀬らの賛同を得ます。
そんな折り、秀樹が甘玉堂を訪ねて来ます。竹雄に言いたい事があるみたいです。
「あんたの覚悟を聞きに来た。誓えるか? 二度とカノン(加乃子)に悲しい思いはさせないと」
ビバマリアやつばさ、麻子にまで目をかける秀樹ではありますが、それもこれも全て、加乃子への想いの代替行為と言えましょう。冷める前に引き裂かれた愛だから、いつまで経っても消えないんですね。
竹雄は何も言わず、加乃子と二人で今取り組んでる菓子「鹿の子」の新バージョンを差し出します。鹿の子は、竹雄が加乃子との結婚を先代に許してもらう、きっかけになった和菓子なのです。
「思い出の菓子で、再出発ってワケか…」
それを食べて、何かを確信すると同時に、切ない目をする秀樹に、また泣かされます。何も言わずに立ち上がった秀樹は、加乃子に「良かったな」とだけ言い残し、出ていきます。
表で頭皮を鍛えながら待っていた翔太(タニオ・チクビッティー)に「こっちの方はもう安心だ。後は、広場だ」と秀樹は言います。広場とはラジオぽてとの事ですが、秀樹は安心を確認して、一体どうしようと言うのでしょうか…
☆チャレンジ
つばさからチャレンジしたい事は何か?と聞かれても、特に無い、としか言えない弟・知秋。
「無かったら駄目? チャレンジって言葉はプレッシャーだよね。持ってないのが悪い事みたい」
私自身、一緒に仕事する若い子らに、会話のきっかけとして将来の夢とか尋ねるんですけど、大抵は「別に無いです」で話が終わっちゃう。
オッサンと会話するのが面倒臭いんだなと最初は思ってましたが、どうやらそうじゃなくて、みんな本当に何も、やりたい事が思い浮かばないみたいです。
特に今は、夢を持ちづらい時代。高校生の内に映画監督という目標を見つけられた私は、たまたまラッキーだっただけかも知れません。
実際、今の私には何の目標もありません。そう、夢も希望も無い。無かったら駄目? 気持ちが解るぞ、知秋! 見られて恥ずかしい体はしてねーぞっとw
「こんなの、私の記事じゃない」
万里は、両親には聞かせられない本音を、つばさと知秋にだけ洩らします。万里の書いた原稿は、実際には上司による添削だらけで、ほとんど先輩記者が書き直した物だったんです。
万里が独自で取材してるネタについても、上司からは「時間の無駄」と吐き捨てられる。それでも万里は、無理して笑顔を振りまいてしまう。彼女は、そういう人なんです。
☆大輝くん
川越チャレンジのコーナーに「川越ジュニアサッカーチームのレギュラーになりたい」という投書FAXが寄せられ、つばさが取材に向かいます。川越ジュニアは昔、つばさと翔太が所属してたチームです。
投書したのは大輝くんっていう少年ですが、小学6年生にして万年補欠、見るからにサッカー選手の素質は無さそうな子です。
チームメイト達から投書を冷やかされ、「レギュラーっていうのは応援団のレギュラーって意味だよ、HO! HO!」と独自のノリでwおどけて見せる大輝くんは、あの人に似た性格なのかも知れません。
万里が独自で取材してたのも、実はこの大輝くんでした。
「まぁ(レギュラーは)無理かも知れないけど、だから応援のし甲斐があるんじゃない」
つばさが軽い気持ちで言った言葉に、万里の表情がふと曇ります。万里はどうやら、才能が無いのを自分でも分かっていながら諦めない大輝くんに、万里自身を重ねて見てるみたいです。
川越チャレンジに数々寄せられる投書の中には「甘玉堂の職人になりたい」という、知秋からの物もありました。彼は今までそんな発言をした事が無かったので、玉木家の面々は戸惑います。
「冗談だよ、忘れて」
知秋は、家族のみんながどう反応するのかを、見てみたかっただけだと言います。誰も知秋には将来の事を言わないで来たのが、いつまでも子供扱いされてるようにも感じてたみたいです。
☆万里の怒り
大輝くんの事を「もし番組が励みになってレギュラーになれたら、面白いよね」と言ったつばさに、「面白い?」と怒りを露にする万里。
「私の仕事の邪魔しないで。これ以上、大輝くんに関わらないで!」
つばさには、万里がなぜ急に怒り出したのか、理解出来ません。正直、私も最初は解りませんでしたw 彼女が大輝くんに自己投影してるのは分かるんだけど、つばさの言葉の、どの部分が彼女の怒りに火を点けたのかが、いまいち分からない。
色々と考えてみて私が出した答えは、これは万里の、つばさに対するコンプレックスの顕れなのかな?と。万里は運動音痴みたいだから、サッカーが上手かったつばさに負け、モミアゲを巡る恋のバトルにも負け…
大人になって就職すれば、みるみるラジオぽてとの中心を担う存在になり、皆から愛されてるつばさ。今のところ会社のお荷物扱いされてる万里から見れば、つばさは眩しい存在というより、嫉ましい存在である方が、人間として自然だと私は思います。
だから、万里が思い入れタップリに取材して来た大輝を、軽い気持ちで取材してるつばさが許せなかった。しかも、万里の取材は「時間の無駄」とまで上司に言われて、またもや味わう敗北感…
後に万里はさらに怒りを爆発させますが、その背景には積もり積もった嫉みの感情があった…と解釈すれば、辻褄が合っちゃいます。
そんな万里のダークサイドは、ストーリー上ではあえて語られてないけど、『つばさ』スタッフの事だからw、それ位にどす黒い事は考えてても不思議じゃないですよね?
それを踏まえて観ると、この後の展開に対する感じ方が、踏まえないで観るのとはまるっきり違って来ちゃいます。そこが『つばさ』の恐ろしさですねw
☆ラジオぽてとの運命
町の実力者・城ノ内房子様が、秀樹の斎藤興業を訪ねて来ます。
「経営が火の車の割りには、落ち着いてるじゃないの」
実は資金繰りに苦労し、銀行への返済が滞ってるらしい秀樹。そんな状態なのに彼は、甘玉堂の借金や川越キネマの家賃を待ってくれてたワケですね。
房子様は、川越キネマの土地を売らないか?と秀樹に持ちかけます。再開発計画に本来使われる筈の土地であったと同時に、つばさが働くラジオぽてと、引いては千代さんへの遺恨がその動機みたいです。
もちろん秀樹は「あそこは、私の最後の夢です」と言って断りますが…
「夢ねぇ… 一人で見る夢は、淋しいものよ」
房子様もまた、ああいう人だから孤独なのでしょう。秀樹と組んでビジネスがしたい思惑もある様で、簡単には諦めそうにない気配です。ラジオぽてとの運命やいかに!?
☆万里、爆発!
大輝くんがラジオぽてとを訪れ、投書FAXを返して欲しいと言い出します。それはすなわち、サッカーチームのレギュラーを諦める事を意味します。
「応援されるより、する方が性に合ってる。だから応援団で最後まで頑張る」
最初は引き止めようとしたつばさですが、本人がそうして腹を決めたなら、外野からとやかく言うワケにもいきません。
「ピッチで戦うのだけが、レギュラーじゃない。私は、応援団の大輝くんを応援する」
つばさはそう言って、夢を諦めた大輝くんを受け入れます。その判断は、決して間違ってない…ですよね? 私がつばさの立場だったら、全く同じ事を言うと思います。ところが…
「大輝くんに何をしたの? 何が応援よ! 夢を諦めさせる事が応援だって言うの!?」
万里が、親友・つばさに対して怒りを爆発させます。
「レギュラーになれなくても、健気に頑張ってる大輝くんがウケると思ったんでしょ? 番組が盛り上がって、リスナーが喜べばそれでいいんでしょう!?」
傍で聞いてる真瀬にも、痛すぎる言葉です。それを言っちゃ、おしまいよw いやホント、ここまで怒るのは尋常じゃない。
万里は大輝くんを取材し続ける事に関して、会社の上司からこう言われました。
「取材対象は、お前の分身じゃない。努力は報われるって事を証明したいなら、その子をアテにするな。自分でやれ!」
アイデンティティーを見失いかけてる万里にとって、大輝くんは心の拠り所だった。かつては翔太の存在も、そうだったのかも知れません。それをまたしても、勝ち組のつばさに奪われた…
この解釈が当たってるとしたら、私は今回もやっぱり、つばさよりも万里に共感しちゃいます。しかもつばさは、何でも出来ちゃう事を鼻にかけない純真さまで備えてる。どうあがいても勝ち目が無いですよね、ホントに。
…今回のレビューは一回で済むと思ってたのでw、後半の場面しか画像が用意出来てない事をお許しくださいm(__)m
心の拠り所を、アイデンティティーを取り戻すために、そして(これは私の独自解釈ですが)親友・つばさへの嫉みの気持ちを解消するために、万里がとった行動とは?
(またもや、つづくw)
そんな部分にまでメスを入れるか!ってw、普通ならあえて触れない部分にまで触れてくれるから、もうヒリヒリしますよね、心が。今回も、色々と考えさせられました。
☆新しい朝
大黒柱・竹雄さんが戻って来て、部屋割りも新たに心機一転の玉木家。サッカー雑誌に、つばさの親友で出版社に勤める万里(吉田桂子)の書いた記事が初めて掲載され、話が弾みます。
もちろん、万里の両親である宇津木夫妻も大はしゃぎ。「20冊も買っちゃったから。ウヒヒ!」っていう頭の台詞は、皆のリアクションから見てアドリブっぽいですねw
当の万里本人も、充実して元気いっぱい…に見えるのですが…
お陰で自分も元気を貰ったと言うつばさは、ラジオぽてとの新企画として、何かにチャレンジする人を応援する 「川越チャレンジ」のコーナーを提案し、真瀬らの賛同を得ます。
そんな折り、秀樹が甘玉堂を訪ねて来ます。竹雄に言いたい事があるみたいです。
「あんたの覚悟を聞きに来た。誓えるか? 二度とカノン(加乃子)に悲しい思いはさせないと」
ビバマリアやつばさ、麻子にまで目をかける秀樹ではありますが、それもこれも全て、加乃子への想いの代替行為と言えましょう。冷める前に引き裂かれた愛だから、いつまで経っても消えないんですね。
竹雄は何も言わず、加乃子と二人で今取り組んでる菓子「鹿の子」の新バージョンを差し出します。鹿の子は、竹雄が加乃子との結婚を先代に許してもらう、きっかけになった和菓子なのです。
「思い出の菓子で、再出発ってワケか…」
それを食べて、何かを確信すると同時に、切ない目をする秀樹に、また泣かされます。何も言わずに立ち上がった秀樹は、加乃子に「良かったな」とだけ言い残し、出ていきます。
表で頭皮を鍛えながら待っていた翔太(タニオ・チクビッティー)に「こっちの方はもう安心だ。後は、広場だ」と秀樹は言います。広場とはラジオぽてとの事ですが、秀樹は安心を確認して、一体どうしようと言うのでしょうか…
☆チャレンジ
つばさからチャレンジしたい事は何か?と聞かれても、特に無い、としか言えない弟・知秋。
「無かったら駄目? チャレンジって言葉はプレッシャーだよね。持ってないのが悪い事みたい」
私自身、一緒に仕事する若い子らに、会話のきっかけとして将来の夢とか尋ねるんですけど、大抵は「別に無いです」で話が終わっちゃう。
オッサンと会話するのが面倒臭いんだなと最初は思ってましたが、どうやらそうじゃなくて、みんな本当に何も、やりたい事が思い浮かばないみたいです。
特に今は、夢を持ちづらい時代。高校生の内に映画監督という目標を見つけられた私は、たまたまラッキーだっただけかも知れません。
実際、今の私には何の目標もありません。そう、夢も希望も無い。無かったら駄目? 気持ちが解るぞ、知秋! 見られて恥ずかしい体はしてねーぞっとw
「こんなの、私の記事じゃない」
万里は、両親には聞かせられない本音を、つばさと知秋にだけ洩らします。万里の書いた原稿は、実際には上司による添削だらけで、ほとんど先輩記者が書き直した物だったんです。
万里が独自で取材してるネタについても、上司からは「時間の無駄」と吐き捨てられる。それでも万里は、無理して笑顔を振りまいてしまう。彼女は、そういう人なんです。
☆大輝くん
川越チャレンジのコーナーに「川越ジュニアサッカーチームのレギュラーになりたい」という投書FAXが寄せられ、つばさが取材に向かいます。川越ジュニアは昔、つばさと翔太が所属してたチームです。
投書したのは大輝くんっていう少年ですが、小学6年生にして万年補欠、見るからにサッカー選手の素質は無さそうな子です。
チームメイト達から投書を冷やかされ、「レギュラーっていうのは応援団のレギュラーって意味だよ、HO! HO!」と独自のノリでwおどけて見せる大輝くんは、あの人に似た性格なのかも知れません。
万里が独自で取材してたのも、実はこの大輝くんでした。
「まぁ(レギュラーは)無理かも知れないけど、だから応援のし甲斐があるんじゃない」
つばさが軽い気持ちで言った言葉に、万里の表情がふと曇ります。万里はどうやら、才能が無いのを自分でも分かっていながら諦めない大輝くんに、万里自身を重ねて見てるみたいです。
川越チャレンジに数々寄せられる投書の中には「甘玉堂の職人になりたい」という、知秋からの物もありました。彼は今までそんな発言をした事が無かったので、玉木家の面々は戸惑います。
「冗談だよ、忘れて」
知秋は、家族のみんながどう反応するのかを、見てみたかっただけだと言います。誰も知秋には将来の事を言わないで来たのが、いつまでも子供扱いされてるようにも感じてたみたいです。
☆万里の怒り
大輝くんの事を「もし番組が励みになってレギュラーになれたら、面白いよね」と言ったつばさに、「面白い?」と怒りを露にする万里。
「私の仕事の邪魔しないで。これ以上、大輝くんに関わらないで!」
つばさには、万里がなぜ急に怒り出したのか、理解出来ません。正直、私も最初は解りませんでしたw 彼女が大輝くんに自己投影してるのは分かるんだけど、つばさの言葉の、どの部分が彼女の怒りに火を点けたのかが、いまいち分からない。
色々と考えてみて私が出した答えは、これは万里の、つばさに対するコンプレックスの顕れなのかな?と。万里は運動音痴みたいだから、サッカーが上手かったつばさに負け、モミアゲを巡る恋のバトルにも負け…
大人になって就職すれば、みるみるラジオぽてとの中心を担う存在になり、皆から愛されてるつばさ。今のところ会社のお荷物扱いされてる万里から見れば、つばさは眩しい存在というより、嫉ましい存在である方が、人間として自然だと私は思います。
だから、万里が思い入れタップリに取材して来た大輝を、軽い気持ちで取材してるつばさが許せなかった。しかも、万里の取材は「時間の無駄」とまで上司に言われて、またもや味わう敗北感…
後に万里はさらに怒りを爆発させますが、その背景には積もり積もった嫉みの感情があった…と解釈すれば、辻褄が合っちゃいます。
そんな万里のダークサイドは、ストーリー上ではあえて語られてないけど、『つばさ』スタッフの事だからw、それ位にどす黒い事は考えてても不思議じゃないですよね?
それを踏まえて観ると、この後の展開に対する感じ方が、踏まえないで観るのとはまるっきり違って来ちゃいます。そこが『つばさ』の恐ろしさですねw
☆ラジオぽてとの運命
町の実力者・城ノ内房子様が、秀樹の斎藤興業を訪ねて来ます。
「経営が火の車の割りには、落ち着いてるじゃないの」
実は資金繰りに苦労し、銀行への返済が滞ってるらしい秀樹。そんな状態なのに彼は、甘玉堂の借金や川越キネマの家賃を待ってくれてたワケですね。
房子様は、川越キネマの土地を売らないか?と秀樹に持ちかけます。再開発計画に本来使われる筈の土地であったと同時に、つばさが働くラジオぽてと、引いては千代さんへの遺恨がその動機みたいです。
もちろん秀樹は「あそこは、私の最後の夢です」と言って断りますが…
「夢ねぇ… 一人で見る夢は、淋しいものよ」
房子様もまた、ああいう人だから孤独なのでしょう。秀樹と組んでビジネスがしたい思惑もある様で、簡単には諦めそうにない気配です。ラジオぽてとの運命やいかに!?
☆万里、爆発!
大輝くんがラジオぽてとを訪れ、投書FAXを返して欲しいと言い出します。それはすなわち、サッカーチームのレギュラーを諦める事を意味します。
「応援されるより、する方が性に合ってる。だから応援団で最後まで頑張る」
最初は引き止めようとしたつばさですが、本人がそうして腹を決めたなら、外野からとやかく言うワケにもいきません。
「ピッチで戦うのだけが、レギュラーじゃない。私は、応援団の大輝くんを応援する」
つばさはそう言って、夢を諦めた大輝くんを受け入れます。その判断は、決して間違ってない…ですよね? 私がつばさの立場だったら、全く同じ事を言うと思います。ところが…
「大輝くんに何をしたの? 何が応援よ! 夢を諦めさせる事が応援だって言うの!?」
万里が、親友・つばさに対して怒りを爆発させます。
「レギュラーになれなくても、健気に頑張ってる大輝くんがウケると思ったんでしょ? 番組が盛り上がって、リスナーが喜べばそれでいいんでしょう!?」
傍で聞いてる真瀬にも、痛すぎる言葉です。それを言っちゃ、おしまいよw いやホント、ここまで怒るのは尋常じゃない。
万里は大輝くんを取材し続ける事に関して、会社の上司からこう言われました。
「取材対象は、お前の分身じゃない。努力は報われるって事を証明したいなら、その子をアテにするな。自分でやれ!」
アイデンティティーを見失いかけてる万里にとって、大輝くんは心の拠り所だった。かつては翔太の存在も、そうだったのかも知れません。それをまたしても、勝ち組のつばさに奪われた…
この解釈が当たってるとしたら、私は今回もやっぱり、つばさよりも万里に共感しちゃいます。しかもつばさは、何でも出来ちゃう事を鼻にかけない純真さまで備えてる。どうあがいても勝ち目が無いですよね、ホントに。
…今回のレビューは一回で済むと思ってたのでw、後半の場面しか画像が用意出来てない事をお許しくださいm(__)m
心の拠り所を、アイデンティティーを取り戻すために、そして(これは私の独自解釈ですが)親友・つばさへの嫉みの気持ちを解消するために、万里がとった行動とは?
(またもや、つづくw)