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『ラストホープ』#09

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いやぁー、がぜん盛り上がって来ましたねぇ!って、ホントですかマジですか? メンバーそれぞれの過去や因縁が明らかになって来たって、ホントですかマジですか?

すみません、私にはサッパリ解りませんm(_ _)m ホントに全然ついて行けなくて、途中で何度も眠りに落ちてしまい、慌てて巻き戻して観直すんだけど、またすぐに眠ってしまい…

クライマックスに来てこの有り様ですから、どうやら私にとって『ラストホープ』は残念なドラマになっちゃいそうです。

過去の話に乗れなくても、ぐっと来る場面が前回まではあったんだけど、今回は私の琴線に触れる要素がほとんどありませんでした。

多部ちゃんの「セコいな高木」と、それに対する田辺さんのリアクションとか、多部ちゃんの半分しか面積が無い高嶋さんのオデコとかw、そんな小ネタしか記憶に残ってないです。

ゴチャゴチャと小難しい長台詞の会話ばっかりだと、ちっとも頭に入って来ないしハートにも響かない。これはまぁ私の弱点であって、作品のクォリティーの問題じゃありません。

だけど、ずっと病院か喫茶店みたいな場所ばっかりで衣裳も同じだから、映像から受ける刺激が無さ過ぎるのも、観てて眠くなる原因かも知れません。環境ビデオ並みに風景が変わんないですからね。

だから画像を撮るモチベーションも沸かなくて、また高嶋さんの顔でお茶を濁そうかとも思いましたが、コンビニで返本作業してたら面白い写真があったんでアップしましたw

医療物の連ドラが多い理由の1つに、ほとんど同じセットで撮影出来る(ロケに出なくて済む)ってのがあるんでしょうね。移動が不要で、天気やら交通の事情に振り回されない。だからスピーディーに撮影を消化出来る=安上がりってワケです。

謎解きドラマ(アクション無しの刑事・探偵物)と同じで、早い、安い、美味い(数字が取れる)のが病院物なんでしょうね。『西部警察』みたいに日本全国を駆け巡りながら乗り物や建造物を破壊しまくるような、ムダに贅沢なドラマはもう二度と創られないのでしょうか?(極端な例ではありますがw)

こないだ、私が東京にいた時にご一緒した助監督さんから数年ぶりに電話がかかって来て、何かと思ったら営業の電話でw 私がとっくに監督業から足を洗ってるのは知ってる筈なんだけど、もしかしたら復帰してるかも?って、ダメ元でアタックされたんでしょうね。

その方は優秀な助監督さんだけど、私みたいな者をアテにしなくちゃならない程に、映像業界は冷え込んじゃってるワケです。どの番組を観ても、製作費が最低限まで削られてるのが画面から伝わって来ますからね。

もちろん、そんな悪条件の中で如何に工夫して面白い番組を創り上げるか、それもまた腕の見せ所なんだけど、逆に予算が無いのを言い訳にして、手を抜いてるような創り手もいるかも知れません。『ラストホープ』は違うと思いますが。

なんだか話が思いっきり逸れちゃいましたが、苦しい台所事情を想像しながらドラマを楽しむのも、1つの鑑賞方かも知れません。悪趣味かしらw

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