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2011年カワデミー賞

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yamarineさんのヤマデミー賞に対抗してw、私なりに今年の映画とドラマを審査しようと思うのですが、かなりテキトーですm(__)m

そもそも、年頭に「今年は出来るだけ映画館に足を運ぶ!」って宣言したにも関わらず、『デカワンコ』の出現により状況が一変w、画期的に映画を観ない一年になっちゃいました。

だから新作映画のベストなんて選ぶ資格が無いし、TVドラマも同様です。カワデミー賞は新旧問わず、あくまで私が2011年に観た作品のベストである事を御了承くださいm(__)m

☆映画作品賞…『君に届け』
タベリストならずとも、今年観た中で一番泣かされた映画が本作です。タベリストでなければ絶対観なかったけどw、多部ちゃんを知らない方にも自信を持ってオススメ出来る、青春映画の名作です。

洋画ではハリソン・フォード出演の『カウボーイ&エイリアン』ぐらいしか印象に残ってないです。自分の関心が薄れた事だけが理由じゃなさそうですね。今年は面白そうな映画が少なかったです。

☆TVドラマ作品賞『デカワンコ』

説明はいりませんね。昨年末に観た映画『キック・アス』は久々に衝撃を受けた大好きな作品ですが、その余韻を本作が、そして多部ちゃんが跡形なく吹き飛ばしてしまい、今年の予定を思いっきり狂わされちゃいましたw

以下、2位『それでも、生きてゆく』、3位『妖怪人間ベム』と続きます。ミタさんは世間に騒がれ過ぎたのと、最終回のベタな演出のせいで、にわかに熱が冷めちゃいました。

☆最優秀女優賞…多部未華子(『デカワンコ』『君に届け』)

まぁ分かり切った結果でスミマセンw 彼女が引退するまで、この枠は不動でしょうw

『それ生き』と『愛のむきだし』の満島ひかり、『ジウ』の黒木メイサ、映画『ヤッターマン』の深田恭子、『おひさま』の八木優希に優秀女優賞を。

☆最優秀男優賞…タニオ・チクビッティー(『つばさ』)

感情の揺れを頭皮の動きで表現するという画期的な演技テクニックにより、『ジウ』のL君を乳首一つの僅差でかわしての受賞です。このお二人には、本当に楽しませて頂きましたw L君は今、どこに?

ダイワマンCMの役所広司さんにも特別賞をw

☆最悪作品賞…『俺は、君のためにこそ死ににいく』

だいたい、作品そのものが破綻してましたが、多部未華子を完全に無駄遣いした罪も、万死に値するでしょう。

TVドラマでは大河『江』と朝ドラ『てっぱん』がトホホでした。特に前者は初回レビューで絶賛しちゃったもんだから、裏切られた感があります。初回と言えば『南極大陸』も酷かったですね。

☆最悪女優賞…瀧本詩織(『てっぱん』)

yamarineさんが井上さんを、Deepさんが榮倉さんを受けつけられないのと、たぶん同じ感覚だと思います。顔、仕草、喋り方、声、全てが生理的に駄目でした。

ただ、第一印象はそれほどでもなかったので、ドラマの内容+演じたキャラとの相乗効果ですね。他の作品で観たら、また違って来るかも知れません。

☆最悪男優賞…香取慎吾(『西遊記』『座頭市 THE LAST』)

特に『西遊記』での芝居はあまりに酷かった… それまで、彼はただ一生懸命やってるだけで、悪いのは創り手の方だと思ってたけど、違いましたね。彼の暴走を誰も止められない、映像業界そのものが破滅なんだと、これを観て分かりました。


さて、前々回の記事『タベリスト元年』へのコメントで、Isさんが「なんて世の中だ!」ブログ記事2011年ベスト5を選んで下さいました。記事のベストを選出するなんて発想自体が新鮮で、目からウロコでした。以下がIsさん選出の記事ベスト5です。

5位…6/2 論文・二つのシンドローム

4位…4/25 『農業少女』

3位…11/10『つばさ』09

2位…3/29 最終回PART1

1位…11/8 宿命を背負った女優

番外…8/2 #2 私ならこう書く!

どれも普段以上に気持ちを込めて書いた記事だったんで、嬉しかったです。Isさん、本当に有難うございますm(__)m

で、自分でもベスト記事を選出しようかと思ったのですが、やっぱそれはナルシスチックでちょっと恥ずかしいので、「自選」じゃなくて「自薦」、つまり記事の良し悪し抜きにして、未読の方には是非とも読んで頂きたい記事を10タイトル選んでみました。

Isさんが選んで下さった記事はあえて外しましたので、それと合わせて15タイトル、正月休みの暇つぶしに読んで頂ければ幸いです。

☆1/5 私の生涯ベスト10

これまで観た全映画の中から無理やりベスト10を選出しました。私という人間の嗜好がよく分かって頂けると思いますし、当たり前だけど面白い作品ばかりですから、未見の作品があれば是非、観て頂きたいです。

☆1/16 『デカワンコ』

記念すべき、私のタベリスト化への第一歩です。多部ちゃんに萌えてる自分に、まだ気づいてないのが今読むと可笑しいですね。

☆1/29〜2/3 業界人のこと

映像業界の実情と、私という人間を知って頂くにはもってこいの記事だと思います。

☆2/12〜2/16 『時をかける少女』

これもメジャー日本映画が抱える深刻な問題を、かなり具体的に解説した記事なので、是非とも読んで頂きたいです。下ネタが最高潮だった時期の記事ですが…w

☆2/21〜24 フィリピンの思い出

映像業界での体験記としては、昨年12/19『大○田さんとの思い出』に次ぐ面白さではないかと自負しております。

☆4/4 『ヒノキオ』

その前の『夜のピクニック』と併せて、私がみるみる多部ちゃんに患っていく様が手に取るように分かる記事ですw 映画レビューとしても、お褒めのコメントを頂いたのを憶えてます。

☆4/16 『すみれの花咲く頃』

この辺りに来るとタベリスト仲間の皆さんがコメントを頂くようになってて、このレビューにも感動して頂いたような記憶があります。正直、私も泣きながらこの記事を書いてましたw

☆6/6 「トラウマ映画館」

これは私の文章は関係無く、紹介した本の内容がすこぶる面白かっただけの事なんですが、予想外に皆さんからの反響が大きくてビックリした記事です。

☆8/27 『ジウ』#5

このドラマのレビューはとにかく楽しく書けた印象ですが、中でも第5話は番組的に一番盛り上がった回で、私の文章も弾んでました。

☆9/12 ワンコ誕生秘話

『デカワンコ』原作マンガのレビューです。ドラマ版との比較のみならず、マンガ作者・森本梢子さんの素晴らしさも知って頂きたくて選びました。

…以上です。『つばさ』レビューはIsさんが選んで下さったし、まだ続行中なので今回は外しました。

1年分、全部読み返すつもりだったのですが、無理でしたw 私の文章、本っ当に長いですね! よくもまぁ、こんなに書いたもんです。

だから大雑把に流し読みしたのですが、やっぱり未華子まつり以前と以後とでは、大きく内容が変わってました。

それは話題が多部ちゃん一色になっただけの話じゃなくて、まつり以前の記事を読むと、私の心が痛々しいほど荒んでるのが伝わって来るんですよねw まつり以後に下ネタや破滅ネタが激減したのは、新しい読者さんや震災への配慮もあるんだけど、私の心が穏やかになった表れでもあると思います。

あのまま行くと、私は精神的にかなりヤバかったのかも知れません。救われたんですね、『デカワンコ』に、多部ちゃんに、そして皆さんに。

…と、柄にもなくハートフルにw、今年のブログを締めたいと思います。

今年と同じく、来年正月も三が日は丸々お仕事でーすw

皆さん、良いお年を!

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