OPテーマ曲が流れるだけで涙が出そうになる位、このドラマの世界にどっぷりハマってます。そういう方、多いのでは?
『浪花少年探偵団』の時以上に、自分が7%ちょっとの視聴者に含まれてる事を誇りに思えますね。93%の皆さんはお気の毒な事です。特に1〜2話で見切りをつけちゃった人は残念過ぎます!
かく言う私も、多部ちゃんが出てなければ絶対観てないですけどねw 確かに男女逆転の『大奥』と聞けば、キワモノみたいなイメージを抱いちゃいますから。
バイト先の同僚(男)に「多部未華子が変なドラマに出てますねぇ」と話を振られたんで「ああ、『大奥』でしょ? あれ面白いですよ」と答えたら、本気で呆れた顔をして「多部未華子が出てたら何でもいいんですか!」と言われちゃいました。
そう言えば彼、史実と異なる時代劇が許せないみたいな事を、前に言ってたんですよね。
史実と言っても、現代に生きてる我々は誰も自分の眼で確かめる術が無いんだから、史実=事実とは限らない。そもそも事実通りに描けばドラマが面白くなるってもんでもない。私がそう言ったら彼、憮然としてたっけ… 別にその同僚と仲が悪いワケじゃないですよ?w
そういう人からすれば、完全に史実と異なる『大奥』はキワモノを通り越してゲテモノなんでしょうね。でも、そんなこと言ってたら、SF物なんか全否定しなくちゃいけないのに、それはOKでなぜか時代劇だけは許さない。おかしな話です。
何にせよ、まず観てからものを言えよ!って事ですけどね。観てもいない奴に、作品やそのファンを批判する権利は無い! 無礼者、頭が高い! 多部キィーック!!
第5話最大のハイライトは言うまでもなく、有功に代わる新たな種馬=捨蔵(窪田正孝)に炸裂した、必殺の多部キックと、その直後に見られた全裸の上様ですね(画像)。もちろん肩から上ですから、乳首は見えません。多部ちゃんに限っては、それで良いのです。
「勘違いするでない、このうつけ者がっ! よいか、お前がわしを抱くのではない。わしがお前を抱くのだ」
多部ちゃんの蹴りの殺傷力と啖呵の恐ろしさは、タベリスト間じゃ周知の事ながら、ますますパワーアップというか、魂が入ってましたね。惚れ惚れするばかりの格好良さです。
さらにその後、全裸で捨蔵に歩み寄る際に、哀しみと怒りの感情を表現しつつ最後に浮かべた、あの不適な笑み! 微妙ではあるけど、確かに笑ってましたよね?
過酷な運命を受け入れ、覚悟を決めた者だけが見せる絶望の微笑み。まさしく決死の戦場に赴く武将の顔に見えました。多部ちゃんに憑依してますよ将軍が! この後のチョメチョメがどんだけ激しいものか、気になって昼寝も出来ませんw
一方、愛する女が別の男と、しかも自分とは対照的なチャラ男と今、激しくチョメチョメしてる事を知っている有功の心中やいかに? 捨蔵を優しく受け入れ、上様との接し方の指南役まで引き受けた有功。弟子の玉栄(田中聖)には「有功様は嘘つきや」と言われてましたが…
翌朝、その玉栄が朝食を届けに行くと、部屋の襖が刀でズタボロに切り裂かれてました。仏様のごとき有功も、やっぱり1人の人間。嫉妬もすれば屁もこく、ごく普通の男だったんです。
「見栄っ張りやから、廊下側の障子には斬りつけられへんかったんや。そなたの言うとおり、私はただの嘘つきや」
完璧に見えた男が、ふと弱さや醜さを見せてしまう様は切ないです。でもそれは、相手が玉栄だからこそ見せられたワケで、そんな二人の固い絆がここで示された事が、後に玉栄が懺悔する場面で絶妙に効いて来るんですよね!
それにしても、あの仙人みたいな有功が… 演じてるのが堺雅人でなかったら、この場面は唐突に感じたかも知れません。穏やかな表情の裏側で燃える嫉妬の炎を、微妙な眼の演技で表現して来られたからこそ、我々もこの場面を「ああ、やっぱり」って受け止める事が出来たんだと思います。
このドラマはしかし、堺さんは別格としても、イケメン達が実に良い仕事をしてるんですよね、困った事にw 本来はイケメンが売りの番組ですから、そうでなきゃいけないワケだけど、乳首呼ばわりして遊ぶ相手がいなくて淋しいですw
稲葉正勝を演じる平山浩行くんの実直さも良いし、チャラくて知性のカケラも無さそうな捨蔵でさえ、窪田正孝くんの演技力で憎めない好漢キャラに仕上がってます。
そして何より今回の白眉は、玉栄ですよね。演じる田中聖くんはジャニーズの子みたいなんで、最後までこのブログでは無視するつもりだったのですがw、今回は泣かされちゃいましたからね。
玉栄は大奥に入って間もない頃、有功をイビる連中を罠に掛ける為に、家光ちゃんが可愛がってた子猫を惨殺し、その連中に罪を被せたのでした。ところが今になって、殺した猫にそっくりな子猫が現れたもんだから、玉栄は激しく動揺し、過去の悪事を有功に見抜かれてしまいます。
「自分でも自分が分かりません。ほんまに有功様の為やったのかどうか…」
自分自身も連中にいたぶられた事による私怨があった事を、玉栄は正直に告白しました。このドラマに出てくるイケメン達が憎めないのは、彼らもやはり弱さや醜さを持った普通の人間である事が、しっかりと描かれてるからなんですよね。
田中聖くんがまた、それを一切格好つける事なくリアルに演じてくれるもんだから、乳首呼ばわりしようが無いですよねw
「悔しいですわ… 私は元々泥まみれや。けど、あなた様にそんなん似合わん。こないな所に連れて来られ、こんな目に遭わされ… 似合いませんわ」
醜態を晒し、懺悔を余儀なくされてもなお、自分よりも有功の現状を憂う玉栄。そんな玉栄に、有功がかけた言葉がこれですよ。
「玉栄、そなたはええ子やな。ほんまに、ええ子や」
そりゃ玉栄でなくたって、一生ついて行きます!って、なりますよねw しかしこれは、実に見事なカウンセリング。有功は超一級のセラピストですよ。
さて、やがて捨蔵の子を懐妊した家光ちゃんですが、喜んだのも束の間… 「姫様がお生まれになりました」っていう、尾美としのり君のナレーションの声が暗かったですねw 姫様じゃ意味が無いんですよね。これはやはり、さらに残酷な運命が待っている?
次回、いよいよ堺さん渾身の、野獣のようなベロチューが多部ちゃんを襲いますw
『浪花少年探偵団』の時以上に、自分が7%ちょっとの視聴者に含まれてる事を誇りに思えますね。93%の皆さんはお気の毒な事です。特に1〜2話で見切りをつけちゃった人は残念過ぎます!
かく言う私も、多部ちゃんが出てなければ絶対観てないですけどねw 確かに男女逆転の『大奥』と聞けば、キワモノみたいなイメージを抱いちゃいますから。
バイト先の同僚(男)に「多部未華子が変なドラマに出てますねぇ」と話を振られたんで「ああ、『大奥』でしょ? あれ面白いですよ」と答えたら、本気で呆れた顔をして「多部未華子が出てたら何でもいいんですか!」と言われちゃいました。
そう言えば彼、史実と異なる時代劇が許せないみたいな事を、前に言ってたんですよね。
史実と言っても、現代に生きてる我々は誰も自分の眼で確かめる術が無いんだから、史実=事実とは限らない。そもそも事実通りに描けばドラマが面白くなるってもんでもない。私がそう言ったら彼、憮然としてたっけ… 別にその同僚と仲が悪いワケじゃないですよ?w
そういう人からすれば、完全に史実と異なる『大奥』はキワモノを通り越してゲテモノなんでしょうね。でも、そんなこと言ってたら、SF物なんか全否定しなくちゃいけないのに、それはOKでなぜか時代劇だけは許さない。おかしな話です。
何にせよ、まず観てからものを言えよ!って事ですけどね。観てもいない奴に、作品やそのファンを批判する権利は無い! 無礼者、頭が高い! 多部キィーック!!
第5話最大のハイライトは言うまでもなく、有功に代わる新たな種馬=捨蔵(窪田正孝)に炸裂した、必殺の多部キックと、その直後に見られた全裸の上様ですね(画像)。もちろん肩から上ですから、乳首は見えません。多部ちゃんに限っては、それで良いのです。
「勘違いするでない、このうつけ者がっ! よいか、お前がわしを抱くのではない。わしがお前を抱くのだ」
多部ちゃんの蹴りの殺傷力と啖呵の恐ろしさは、タベリスト間じゃ周知の事ながら、ますますパワーアップというか、魂が入ってましたね。惚れ惚れするばかりの格好良さです。
さらにその後、全裸で捨蔵に歩み寄る際に、哀しみと怒りの感情を表現しつつ最後に浮かべた、あの不適な笑み! 微妙ではあるけど、確かに笑ってましたよね?
過酷な運命を受け入れ、覚悟を決めた者だけが見せる絶望の微笑み。まさしく決死の戦場に赴く武将の顔に見えました。多部ちゃんに憑依してますよ将軍が! この後のチョメチョメがどんだけ激しいものか、気になって昼寝も出来ませんw
一方、愛する女が別の男と、しかも自分とは対照的なチャラ男と今、激しくチョメチョメしてる事を知っている有功の心中やいかに? 捨蔵を優しく受け入れ、上様との接し方の指南役まで引き受けた有功。弟子の玉栄(田中聖)には「有功様は嘘つきや」と言われてましたが…
翌朝、その玉栄が朝食を届けに行くと、部屋の襖が刀でズタボロに切り裂かれてました。仏様のごとき有功も、やっぱり1人の人間。嫉妬もすれば屁もこく、ごく普通の男だったんです。
「見栄っ張りやから、廊下側の障子には斬りつけられへんかったんや。そなたの言うとおり、私はただの嘘つきや」
完璧に見えた男が、ふと弱さや醜さを見せてしまう様は切ないです。でもそれは、相手が玉栄だからこそ見せられたワケで、そんな二人の固い絆がここで示された事が、後に玉栄が懺悔する場面で絶妙に効いて来るんですよね!
それにしても、あの仙人みたいな有功が… 演じてるのが堺雅人でなかったら、この場面は唐突に感じたかも知れません。穏やかな表情の裏側で燃える嫉妬の炎を、微妙な眼の演技で表現して来られたからこそ、我々もこの場面を「ああ、やっぱり」って受け止める事が出来たんだと思います。
このドラマはしかし、堺さんは別格としても、イケメン達が実に良い仕事をしてるんですよね、困った事にw 本来はイケメンが売りの番組ですから、そうでなきゃいけないワケだけど、乳首呼ばわりして遊ぶ相手がいなくて淋しいですw
稲葉正勝を演じる平山浩行くんの実直さも良いし、チャラくて知性のカケラも無さそうな捨蔵でさえ、窪田正孝くんの演技力で憎めない好漢キャラに仕上がってます。
そして何より今回の白眉は、玉栄ですよね。演じる田中聖くんはジャニーズの子みたいなんで、最後までこのブログでは無視するつもりだったのですがw、今回は泣かされちゃいましたからね。
玉栄は大奥に入って間もない頃、有功をイビる連中を罠に掛ける為に、家光ちゃんが可愛がってた子猫を惨殺し、その連中に罪を被せたのでした。ところが今になって、殺した猫にそっくりな子猫が現れたもんだから、玉栄は激しく動揺し、過去の悪事を有功に見抜かれてしまいます。
「自分でも自分が分かりません。ほんまに有功様の為やったのかどうか…」
自分自身も連中にいたぶられた事による私怨があった事を、玉栄は正直に告白しました。このドラマに出てくるイケメン達が憎めないのは、彼らもやはり弱さや醜さを持った普通の人間である事が、しっかりと描かれてるからなんですよね。
田中聖くんがまた、それを一切格好つける事なくリアルに演じてくれるもんだから、乳首呼ばわりしようが無いですよねw
「悔しいですわ… 私は元々泥まみれや。けど、あなた様にそんなん似合わん。こないな所に連れて来られ、こんな目に遭わされ… 似合いませんわ」
醜態を晒し、懺悔を余儀なくされてもなお、自分よりも有功の現状を憂う玉栄。そんな玉栄に、有功がかけた言葉がこれですよ。
「玉栄、そなたはええ子やな。ほんまに、ええ子や」
そりゃ玉栄でなくたって、一生ついて行きます!って、なりますよねw しかしこれは、実に見事なカウンセリング。有功は超一級のセラピストですよ。
さて、やがて捨蔵の子を懐妊した家光ちゃんですが、喜んだのも束の間… 「姫様がお生まれになりました」っていう、尾美としのり君のナレーションの声が暗かったですねw 姫様じゃ意味が無いんですよね。これはやはり、さらに残酷な運命が待っている?
次回、いよいよ堺さん渾身の、野獣のようなベロチューが多部ちゃんを襲いますw