幼少時に突然、女性として生きる権利を奪われ、15歳で通りすがりのオッサンに犯され、女児を出産するもすぐに病気で亡くしてしまう…
今もまだ少女である家光(多部未華子)の、壮絶で哀し過ぎる過去が明かされると同時に、彼女を過去の呪縛、心の闇から救う事こそが、自分に課せられた使命…と言うより、一生を懸けてやりたかった事=運命の出逢いであったと悟る、おまん(堺雅人)。
このドラマはカウンセラー・おまんが、どん底で希望を見失った少女に明るい光を取り戻させる、セラピーの過程を描いた再生の物語なのかも知れません。そんな方向性がハッキリと示された、重要な回でした。
春日局がなぜ、家光の側室におまんを選んだのかも、これで解りました。ルックスも考慮しつつ、まぁちょっと甘い解釈かも知れないけど、その慈悲深さと自己犠牲の精神を見て、彼なら上様の心を救ってくれると判断したんですよね?
全ては徳川家存続の目的とは言え、春日局が家光に向ける視線には、愛が感じられます。母性と言うべきでしょうか。甘いかなぁ… そうであって欲しい! でも、そう考えれば全ての辻褄が合いますもんね。
それにしても、家光を犯したあのオッサンは、見境なしかい!?w 最初は彼女を可愛い男子と見間違えて襲いかかり、女と判って萎えるのかと思いきや、いっそう大喜びしてましたもんねw あの時代はそんな風に性欲を持て余し、年中発情してるような輩が多かったんでしょうか。
今回の多部ちゃんを見て『ヒノキオ』の工藤ジュンを連想したのは、私だけじゃないだろうと思います。ジュンは幼少時に性的虐待を受けた事がトラウマで、女なのに男として生きようとしました。
家光は逆に、男として生きる事を強要されたがゆえの悲劇なんだけど、屈折の仕方がとてもよく似てるんじゃないかと思います。心の傷や弱さを隠すために虚勢を張ってる所とか…
ただし、その屈折のレベルは段違いで、この家光は多部ちゃん史上でもずば抜けた屈折キャラですよね。その激しさは工藤ジュンというより、海の向こうのサロメ姫と双璧を成すもので、惚れる相手が元・聖職者である点でも、家光将軍はジャパニーズ・サロメと言える存在じゃないでしょうか?
童貞小僧・ヨカナーンはサロメを救うどころか駄々をこねて拒絶したがゆえに、大事な乳首を斬り落とされてしまいました。その点、オマーンは立派な大人の男ですから、家光をめくるめく快楽の世界へと導き、ちゃんと救ってくれそうです。多部ちゃんの相手はしょせん、若造には無理って事ですよ。
それにしても、舞台でサロメ、テレビで家光。多部ちゃんはオファーを引き受けただけに過ぎないんだけど、激しくて屈折してて、なおかつ女の情念や性の部分をも表現するチャレンジングな役が続いてるのは、決して偶然では無さそうですね。しかも「姫様」に「上様」ですよw
今年は女優・多部未華子の新たなステージの幕開け、ターニング・ポイントとして、記憶に残る年になるんじゃないでしょうか?
この回の家光を見れば、彼女には是非、女の悦びを知って欲しいと思わずにはいられません。俺に任せろ!という身の程知らずな全国タベリストのw、熱い想いと熱い下半身を代弁・代行する堺雅人さんには、しっかりと頑張って、良い仕事をして頂きたいと思います。
とりあえず次回、噂の草食系キッスを品定めさせて頂くとしましょうかw あの有功がいきなり肉食系のキスをしたらビックリしますよね、しかしw ああいうキャラなら草食系で当たり前なのに、多部ちゃんもいきなり何を言い出すやらw
何にせよ、羨ましいぞ雅人のやつめぇーーっ!!w
今もまだ少女である家光(多部未華子)の、壮絶で哀し過ぎる過去が明かされると同時に、彼女を過去の呪縛、心の闇から救う事こそが、自分に課せられた使命…と言うより、一生を懸けてやりたかった事=運命の出逢いであったと悟る、おまん(堺雅人)。
このドラマはカウンセラー・おまんが、どん底で希望を見失った少女に明るい光を取り戻させる、セラピーの過程を描いた再生の物語なのかも知れません。そんな方向性がハッキリと示された、重要な回でした。
春日局がなぜ、家光の側室におまんを選んだのかも、これで解りました。ルックスも考慮しつつ、まぁちょっと甘い解釈かも知れないけど、その慈悲深さと自己犠牲の精神を見て、彼なら上様の心を救ってくれると判断したんですよね?
全ては徳川家存続の目的とは言え、春日局が家光に向ける視線には、愛が感じられます。母性と言うべきでしょうか。甘いかなぁ… そうであって欲しい! でも、そう考えれば全ての辻褄が合いますもんね。
それにしても、家光を犯したあのオッサンは、見境なしかい!?w 最初は彼女を可愛い男子と見間違えて襲いかかり、女と判って萎えるのかと思いきや、いっそう大喜びしてましたもんねw あの時代はそんな風に性欲を持て余し、年中発情してるような輩が多かったんでしょうか。
今回の多部ちゃんを見て『ヒノキオ』の工藤ジュンを連想したのは、私だけじゃないだろうと思います。ジュンは幼少時に性的虐待を受けた事がトラウマで、女なのに男として生きようとしました。
家光は逆に、男として生きる事を強要されたがゆえの悲劇なんだけど、屈折の仕方がとてもよく似てるんじゃないかと思います。心の傷や弱さを隠すために虚勢を張ってる所とか…
ただし、その屈折のレベルは段違いで、この家光は多部ちゃん史上でもずば抜けた屈折キャラですよね。その激しさは工藤ジュンというより、海の向こうのサロメ姫と双璧を成すもので、惚れる相手が元・聖職者である点でも、家光将軍はジャパニーズ・サロメと言える存在じゃないでしょうか?
童貞小僧・ヨカナーンはサロメを救うどころか駄々をこねて拒絶したがゆえに、大事な乳首を斬り落とされてしまいました。その点、オマーンは立派な大人の男ですから、家光をめくるめく快楽の世界へと導き、ちゃんと救ってくれそうです。多部ちゃんの相手はしょせん、若造には無理って事ですよ。
それにしても、舞台でサロメ、テレビで家光。多部ちゃんはオファーを引き受けただけに過ぎないんだけど、激しくて屈折してて、なおかつ女の情念や性の部分をも表現するチャレンジングな役が続いてるのは、決して偶然では無さそうですね。しかも「姫様」に「上様」ですよw
今年は女優・多部未華子の新たなステージの幕開け、ターニング・ポイントとして、記憶に残る年になるんじゃないでしょうか?
この回の家光を見れば、彼女には是非、女の悦びを知って欲しいと思わずにはいられません。俺に任せろ!という身の程知らずな全国タベリストのw、熱い想いと熱い下半身を代弁・代行する堺雅人さんには、しっかりと頑張って、良い仕事をして頂きたいと思います。
とりあえず次回、噂の草食系キッスを品定めさせて頂くとしましょうかw あの有功がいきなり肉食系のキスをしたらビックリしますよね、しかしw ああいうキャラなら草食系で当たり前なのに、多部ちゃんもいきなり何を言い出すやらw
何にせよ、羨ましいぞ雅人のやつめぇーーっ!!w