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『メールで届いた物語』

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そう言えば、まだ観てなかったんですよね。DISCAS様様ですホントに。

タイトル通り、メールが何らかの形で関わるラブストーリーを集めた、2005年公開のオムニバス映画。多部ちゃんが出てなきゃ絶対に観ない類の作品ですねw

多部ちゃんが若い! と言うより、幼い! 実際にまだ10代半ばだから当たり前なんだけど、同時期に撮られた他の作品を観ても、こんなに幼く見えた事は今まで無かったんですよね。

髪型がセミショートである事と、夏用の白い制服、そして何よりピンクの翼。それと、登場の仕方が不意打ちだった事。さらに、主役の吹石一恵さんがやけにセクスィーさを強調されてたせいもあるかも知れません。

いや、それにしても、まるで多部ちゃんが産んだ娘が登場したかのような、不思議な感覚でした。忍者幼稚園時代の映像を観た時と変わんない衝撃でしたね。…そりゃちょっと言いすぎかw

もしかしたら、多部ちゃんの役が「天使」だったからかも知れません。鑑賞時、私は多部ちゃんが何の役で出てるか知りませんでしたから、これは決して先入観じゃないです。

多部ちゃんが、完全に純真無垢な天使になりきってたから、あるいは天使が多部ちゃんに憑依してたから、実年齢以上に幼く見えたのかも知れません。

他の女優さんの話なら「そんなアホな」と笑われそうだけど、多部未華子ならばあり得る話でしょう?

こんなに「おぼこい」多部ちゃんを目にしたのは、園児時代を除けば初めてで、胸がキュイ〜ン!ってなりましたよ。キュイ〜ン!ってw

メイキングでたどたどしく話す多部ちゃん(画像)といい、舞台挨拶で緊張しまくってる様子といい、実に初々しくて、出番は少ないながら、ファンとしては充分に観る価値有りかと思います。

本編も、想像してたよりは真摯な作りで、まぁ全然好みじゃないんだけどw、それなりに楽しんで観られました。

加瀬亮&相武紗季主演の第1話は、郵便配達員の加瀬くんが、自殺した受取人になりすまして、白血病で入院中の差出人=紗季ちゃんに返事を書いて励ますという、なんとも古典的なメロドラマ。

古典的なのは嫌いじゃないんだけど、設定も展開も、ちょっと無理があり過ぎですよねw いくら何でも紗季ちゃんが気づかないのはおかしい!って思ってたら、実は最初から気づいてたというオチに、ちょっとだけキュンとなりましたけどw

そして第2話が、吹石さんと多部ちゃんです。男にフラレてブルーな日々を送ってた吹石さんが、多部ちゃん扮する天使に立ち直りのヒントを貰い、最後には新しい男を見つけてハッピーエンド。

こうして恋愛主体で生きてる女性には全く共感出来ないんだけど、吹石さんの豊満な乳や脚線美を強調した演出で見所を作った監督さんは、よく分かってらっしゃいます!w さすが多部ちゃんをキャスティングされただけの事あります。

なんでこの話に天使が必要だったのかが、私にはイマイチ解んないのですが、少ない出番で鮮烈な印象を残した多部ちゃんは、やっぱり只者じゃないです。

岡田義徳&大倉孝二の第3話は、まぁ… チョメチョメ。

北村一輝&原沙知絵の第4話は、この手のオムニバスとしては珍しいバッドエンドで、後味は悪いんだけど、内容的には一番見応えがありました。

振込み詐欺の手口や、その対処法なんかも盛り込まれて、勉強にもなりましたw メールをモチーフにしたラブストーリーで、こういう甘くない題材を持ち込んだ作者さんに拍手を贈りたいです。

理想的な恋愛ばっか並べて若い女子に媚びたような映画を想像してたのに、意外と辛口だったりアダルティーだったりで、楽しんで観る事が出来ました。

低予算だろうと思うのに、けっこう贅沢なキャスティングで、脇役にもメジャーな俳優さんが多く使われてましたね。尾美としのり君なんか10秒ぐらいしか出てなかったしw

非常におぼこい多部ちゃんと、露出度満点でボインボインボンヨヨヨ〜ン!な吹石一恵さん、今まで観た中で一番可愛く感じられた相武紗季ちゃん、二役を演じた原紗知絵さんetcと、女優萌え映画としては商品価値あり、ですよね。

いやぁしかし、やっぱり多部ちゃんですよ。キュイ〜ン!

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