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『浪花少年探偵団』#08

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そこはやっぱ多部キャプテンの作品ですから、まず駄作にはならないワケですが、これまでの実績から見れば、今回のエピソードは「凡作」と言わざるを得ません。

これは刑事ドラマ・ウォッチャーならではの認識かも知れないけど、夫婦仲の悪い家庭に誘拐犯から電話がかかって来たら、まぁ十中八九は子供による狂言誘拐ですからねw

そう、これは『太陽にほえろ!』の時代からさんざん使われて来たパターンでして、東野圭吾たる者、まさかそんな手垢の付いたオチをつけるつもりじゃないだろな?って思いながら観てましたけど、中学生の姉が登場した時点で「あ、やっぱそのネタなんや」と、やや幻滅してしまいました。

ずるいなぁと思ったのは、公衆電話から脅迫電話をかけるシーンで、わざわざ革手袋をはめさせ、慣れた手つきでボイス・チェンジャーを扱う様を見せて、いかにも大人がやってるようにミスリードさせた演出です。

あれを見て「おっ、これは狂言誘拐のパターンじゃないんだな」って、期待しちゃいましたからね。ずるい。わざわざ手袋する意味あらへんやん!w まぁ、何でも形から入る浪花少年探偵団の連中ですからね、と今回は大目に見ておきましょうw

刑事でもないしのぶセンセが、子供の生命に関わる事態に首を突っ込むワケにも行かず、真相が判っても事情が事情だけに怒りも不発気味で、彼女らしさが存分に発揮出来ないシチュエーションであった事もまた、他の回に比べて消化不良なんですよね。

やっぱり、子供が話の中心になると、パワーダウンは否めないです。物語の主役は転校生ファミリー達になっちゃってるし。お父さんの関西弁、酷かったなぁw

だから今回の見所は、本筋と関係ない部分ばっかりでした。まずは松坂ママの大ボケぶりに、私はいつも癒されてます。

そしてワンコ刑事の本拠地・浅草に乗り込むしのぶセンセ。何かリンク・ネタを期待しましたが、そういうドラマじゃないんですよね。コメディーであっても根は真摯な番組ですから。

それより今回は何と言っても、山本耕史くんと小池徹平くんですね。あの不毛な小競り合いw

自分から電話しながら、一方的に切っちゃうしのぶセンセに、ショックのあまり白目を剥いて失神する小池くんw こういうベタな笑い、私は大好きです。

そう言えば今回、段田安則さんが欠場だったのも残念です。さすがに絡みよう無いですもんね。やっぱ大人のパワーが足らなかったですね、今回は。

うーん、あんまり書く事が無いなぁ… こんな時にL君とかチクビッティーみたいな存在がいると便利なんですけどねw

今回の画像、どうですか? 昭和のレコード・ジャケットみたいで良いですよねw 多部ちゃん、明らかに色気が出て来てますよ。綺麗っす… チョメチョメ。

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