私の世代は大抵、『Wの悲劇』と聞けば薬師丸ひろ子さんの映画を連想すると思うのですが、あれは『Wの悲劇』の舞台に出演する演劇少女の話でしたよね?
今回の連ドラ版もかなりアレンジが加えられてるそうですが、じゃあ原作ってどんな話なんでしょう? 映画版の劇中劇が一番それに近いんでしょうか?(どんな話だったか憶えてないけどw)
今回は大富豪の娘が、ショーパブで働く自分そっくりの娘と、自らの意志で入れ替わる古典的な話で、武井咲ちゃんが二役に挑戦してます。
余談ですが、武井咲ちゃんは「サキ」じゃなくて「エミ」って読むんですね。更に余談ですが、長谷川博己さんは「ヒロミ」じゃなくて「ヒロキ」。どちらもつい先日まで知りませんでした。
偽善と欺瞞に満ちた大富豪の屋敷で、祖父?の寺田農さんのオモチャにされてるお嬢様の咲ちゃん。
ショーパブの雑用係を務めながらお客に身体を売る、守銭奴の咲ちゃん。こっちの咲ちゃんがヤリ逃げしようとした客を殺してしまい、そのアリバイを証明してあげる代わりにしばらくお互い入れ替わろうって話を、お嬢様の咲ちゃんが持ちかける。
お嬢様の咲ちゃんはとにかく、今の自分とは違う自分になりたかった。守銭奴の咲ちゃんはとにかく、金が欲しい。契約は成立します。
ショーパブには福田沙紀ちゃんをリーダーとするダンサー達がいて、守銭奴咲ちゃんになりすましたお嬢様咲ちゃんを、壮絶にイジメまくります。
そしてお嬢様咲ちゃんになりすました守銭奴咲ちゃんは、寺田農さんのねっとりしたセクハラを受けつつ、遺産相続を巡る骨肉の争いに巻き込まれて行きます。
これはまるで、往年の大映ドラマみたいじゃないですか? 入れ替わりネタ、凄惨なイジメ、骨肉の争い、そしてたぶん出生の秘密も絡んで来るのかも?
山口百恵、堀ちえみ、伊藤麻衣子といった清純派アイドルを、そういったドロドロの世界に放り込んで、健気に耐え抜く姿を見せる。大富豪とか殺人犯とか、ちょっと極端な少女マンガ的設定も、実に大映チック。
ただし、大映ドラマと言えばあの独特な演出=オーバーアクション、棒読み芝居、クサ過ぎる台詞、無機質なナレーション、宇津井健w、etcがあってこその面白さだったように思います。
武井咲ちゃんは18歳という若さながら既に場数を踏んでおられるし、脇を固める俳優陣に宇津井健さんは見当たらず、皆さん自然体のお芝居で笑い所がありません。
特に、桐谷健太とかいうつまらないルックスの男が、咲ちゃんに疑惑を抱いて付きまとう刑事を演じてるのですが、あんなスタイリッシュな刑事が付きまとっても笑えません。
この役に相応しい俳優は、石立鉄男さん以外にいないでしょう? 夜な夜な咲ちゃんの部屋に侵入して「やい、この薄汚ねぇシンデレラ!」とか言いながら、わかめラーメンを食べるのです。
何が言いたいかと言えば、そういったヘンテコさを抜きにして、イジメとか骨肉の争いをシリアスに見せられちゃうのは、個人的にシンドイかなぁと。
笑い所が欲しい! 宇津井健、石立鉄男の熱い…ていうか暑苦しい芝居が観たい!
でも、武井咲、福田沙紀に加えて剛力彩芽と、フレッシュな若手女優達がショーパブでセクシーに踊る姿は、谷村さんのオッパイや長澤さんの美脚以上に目の保養になりますので、もうちょい観てみようかなとは思ってます。
木曜夜9時、テレ朝系です。
今回の連ドラ版もかなりアレンジが加えられてるそうですが、じゃあ原作ってどんな話なんでしょう? 映画版の劇中劇が一番それに近いんでしょうか?(どんな話だったか憶えてないけどw)
今回は大富豪の娘が、ショーパブで働く自分そっくりの娘と、自らの意志で入れ替わる古典的な話で、武井咲ちゃんが二役に挑戦してます。
余談ですが、武井咲ちゃんは「サキ」じゃなくて「エミ」って読むんですね。更に余談ですが、長谷川博己さんは「ヒロミ」じゃなくて「ヒロキ」。どちらもつい先日まで知りませんでした。
偽善と欺瞞に満ちた大富豪の屋敷で、祖父?の寺田農さんのオモチャにされてるお嬢様の咲ちゃん。
ショーパブの雑用係を務めながらお客に身体を売る、守銭奴の咲ちゃん。こっちの咲ちゃんがヤリ逃げしようとした客を殺してしまい、そのアリバイを証明してあげる代わりにしばらくお互い入れ替わろうって話を、お嬢様の咲ちゃんが持ちかける。
お嬢様の咲ちゃんはとにかく、今の自分とは違う自分になりたかった。守銭奴の咲ちゃんはとにかく、金が欲しい。契約は成立します。
ショーパブには福田沙紀ちゃんをリーダーとするダンサー達がいて、守銭奴咲ちゃんになりすましたお嬢様咲ちゃんを、壮絶にイジメまくります。
そしてお嬢様咲ちゃんになりすました守銭奴咲ちゃんは、寺田農さんのねっとりしたセクハラを受けつつ、遺産相続を巡る骨肉の争いに巻き込まれて行きます。
これはまるで、往年の大映ドラマみたいじゃないですか? 入れ替わりネタ、凄惨なイジメ、骨肉の争い、そしてたぶん出生の秘密も絡んで来るのかも?
山口百恵、堀ちえみ、伊藤麻衣子といった清純派アイドルを、そういったドロドロの世界に放り込んで、健気に耐え抜く姿を見せる。大富豪とか殺人犯とか、ちょっと極端な少女マンガ的設定も、実に大映チック。
ただし、大映ドラマと言えばあの独特な演出=オーバーアクション、棒読み芝居、クサ過ぎる台詞、無機質なナレーション、宇津井健w、etcがあってこその面白さだったように思います。
武井咲ちゃんは18歳という若さながら既に場数を踏んでおられるし、脇を固める俳優陣に宇津井健さんは見当たらず、皆さん自然体のお芝居で笑い所がありません。
特に、桐谷健太とかいうつまらないルックスの男が、咲ちゃんに疑惑を抱いて付きまとう刑事を演じてるのですが、あんなスタイリッシュな刑事が付きまとっても笑えません。
この役に相応しい俳優は、石立鉄男さん以外にいないでしょう? 夜な夜な咲ちゃんの部屋に侵入して「やい、この薄汚ねぇシンデレラ!」とか言いながら、わかめラーメンを食べるのです。
何が言いたいかと言えば、そういったヘンテコさを抜きにして、イジメとか骨肉の争いをシリアスに見せられちゃうのは、個人的にシンドイかなぁと。
笑い所が欲しい! 宇津井健、石立鉄男の熱い…ていうか暑苦しい芝居が観たい!
でも、武井咲、福田沙紀に加えて剛力彩芽と、フレッシュな若手女優達がショーパブでセクシーに踊る姿は、谷村さんのオッパイや長澤さんの美脚以上に目の保養になりますので、もうちょい観てみようかなとは思ってます。
木曜夜9時、テレ朝系です。