屁で会話する

なんとアイドルのお尻が、２つ合わさってます。素晴らしい光景ですね！　もはや芸術です。フェティシズムをよく心得てる点においては、AKB48を高く評価したいと思います。

この状態で２人が同時に屁をこいたら、一体どんな事になるんでしょうか？　『あしたのジョー』のクロスカウンターみたいなもんで、きっと大変な事が起こるに違いありません。

さて先日、『あまちゃん』のスナックにおける「ダベり」の場面が嫌いであると書きました。何のテーマも無く、無駄話をエンドレスに続けるようなシチュエーションそのものが、私は嫌いなんですよね。

だから大人数の宴会も苦手です。私はアルコールを受けつけない体質ですから、お酒を呑むこと自体がまず楽しくない。だから会話を楽しむしか無いワケですが、大抵の宴会は各々が好き勝手に会話してグダグダになっちゃう。

同じテーブルを囲んで話せる4〜5人レベルの宴会なら、バラバラのグダグダにはならないからまだ楽しめるんだけど、それとて話の合わない相手とでは苦痛にしかならないですね。

目的の見えない会話、何も生み出さないコミュニケーション。そういうのが無意味だとは言いません。円滑な人間関係をキープしていくには必要な事かも知れません。

でも、ただ独りでいるのが寂しいから、誰かとつるんでると安心出来るからっていう意味しか無いのだとしたら、私にとっては無駄な時間でしかありません。独りでテレビ観たりブログ書いたりする方がよっぽど有意義です。

クドカンさんはきっと、かなりの寂しがり屋さんで、グダグダのコミュニケーションが好きで好きで仕方がないお人なんだと思います。だから私は波長が合わないんですね。

『あまちゃん』というドラマ自体も、そんなクドカンさんの性質がまんま反映されてるように私は思います。一応の着地点は決めてあるけど、そこに至るまでの過程は割と行き当たりばったり。その場その場がとにかく楽しければ、それでいいじゃん！っていう姿勢。

だから能年ちゃんにしろキョンキョンにしろ、果たして自分がどうなりたいのか、一体どこに向かって、何をどうしたいのか、その気持ちがサッパリつかめない。中学生なんですよね、内面が。

……って、クドカンさんの悪口をいちいち言いたくなるのも、コメディという分野で大成功されてる事への嫉妬があるんだろなぁ……　そりゃやっぱ、羨ましいですよ。

だからこそ大衆人気にあぐらをかいてないで、もうちょい深みのあるドラマ創りを目指して頂きたいと願うワケです。いつまでも中学生思考のまんまで留まって欲しくないんですよ。

チャップリンさんは80年以上も前に、世界中の人々をもっと笑わせ、もっと泣かせてたんですからね！