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『潜入探偵トカゲ』

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元刑事の探偵(松田翔太)が、警察から極秘依頼を受けて潜入捜査をするサスペンス物。

主人公はやはり刑事だった父親による英才教育によって身につけた、驚異的な記憶力と身体能力を駆使して「ジェイソン・ボーン」ばりの活躍を見せます。

いやー、つまんなかったですw この番組がつまんない理由はハッキリしてます。

明らかに『ボーン』シリーズや『M:I』シリーズの影響を受けた、近代スパイ活劇の路線を狙っていながら、本作には肝心なものがスッポリ抜け落ちてるんです。それが無ければ、主人公があんなスーパーマンとして設定される事に何の意味も無くなっちゃう。

ジェイソン・ボーンやイーサン・ハントに、なんであんな超人的な記憶力や身体能力が与えられたのか? それは、超人的なアクション描写に説得力を持たせる為でしょう?

『ランボー』や『リーサル・ウェポン』『96時間』の主人公が、なぜ元特殊工作員でなければならないのか? それも理由は全く同じです。エスカレートしていく一方のアクション描写が、単なる絵空事に見えてしまわない為の工夫ですよ!

松田翔太くんも、昨今のTVドラマにしてはよく動いてくれてるかも知れません。だけど、せいぜい建物の中を駆け回る程度で、犯人との決着は刑事(松岡昌宏)の拳銃で片付いちゃうという体たらく。バカかお前は!

天下のハリウッド・スターであるマット・デイモンやトム・クルーズが、あそこまで体を張って頑張ってるというのに、お前さんはその程度かい!? 何様やねん!? お父さんが天国で「なんじゃこりゃあーっ!?」って嘆いておられますよホントに。バカ!

目を見張るような格闘、銃撃戦、カーチェイス無くして、あんな記憶力も身体能力も必要あちゃこプーじゃボケ! 両手をチンポの下に置いて50秒数えろ!!

しかも、翔太が状況分析する時にターミネーターやロボコップみたいな電子画面が出てくるんだけど、こいつ実はアンドロイドって設定なの? そういうオチがあるんなら(極めて陳腐にせよ)文句は無いけど、どうせ雰囲気だけなんでしょ? 紛らわしい事すなっ!! バカ!

とにかく、形だけスパイ活劇を気取っても駄目って事です。観客がスパイ活劇に対して何を求めてるのか、そこんとこをよく考えて、翔太をもっとシゴいてやって下さいな。

翔太ったら『ライアー・ゲーム』の時から芝居がちっとも変わってないしw そんな風に気取ってるだけじゃ駄目よ、翔太くん。もっと動け! 走れ! 跳べ! 殴れ! バカ! チンポ!

今回も毒吐いてやったぜ!

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