七曲署ヒストリーで1つ書き忘れたのが、柴田恭兵さんの『はみだし刑事情熱系』の事ですね。
テレ朝の水曜夜9時、『特捜最前線』から『はぐれ刑事純情派』へと継承され、現在の『相棒』まで続いて行く年配層向け刑事ドラマ枠の中でも、特に人気が高かったであろうシリーズです。
恭兵さん演じるはみだし刑事の別れた妻(風吹ジュン)が、同じ刑事課の課長、つまり上司に就任しちゃうって設定が秀逸で、私も毎週観てたワケじゃないけど好きな番組でした。
というのも、刑事の私生活と事件とを毎回、半ば強引に結びつけちゃうこの番組の作劇に、とても濃い『太陽』遺伝子を感じたからです。
例えば、刑事がオフ日に旅行へ行けば必ず犯人もそこに逃げ込んで来るし、銀行に寄れば決まって強盗が押し入って来るw もちろん、恋に落ちれば必ず相手が犯罪に関わってるワケです。
『あぶない刑事』のヒット以降は刑事の私生活を描かない事がカッコイイみたいな風潮にあった中で、刑事も1人の市民であり家庭人である事に愚直なまでにこだわって描くその作風が、すこぶる『太陽にほえろ!』的だなぁと思いながら私は観てました。
でも、そんな事はどうでもいいんです。そんな事が言いたくて、わざわざこんな追加記事を書いてるワケではありません。何より重要なのは、「はみだし刑事」というタイトルについてです。
もしかしたら皆さんが、恭兵さんのポコチンがはみ出してるから「はみだし刑事」なんだと、完全に思い込んでるんじゃないかと心配になったんですよね。
もし恭兵さんのポコチンがはみ出してるから「はみだし刑事」だと思ってるとしたら、それはとんでもない間違いです。なぜなら、恭兵さんのポコチンは一度も(画面上では)はみ出してないからです。
恭兵さんのポコチンがはみ出してるから「はみだし刑事」なんじゃなくて、恭兵さんがあまりに正義感が強い人で、警察組織の枠からはみ出した捜査ばっかりするから「はみだし刑事」なんですよね。
だからと言って警察組織からポコチンがはみ出すワケでもなく、恭兵さんそのものがはみ出してるワケです。まぎらわしいですよね。
ただし、恭兵さんが警察組織からはみ出す際に、恭兵さんのポコチンも同時にはみ出してるのかどうかは知りません。
恭兵さんのポコチンの事まで、私が知った事じゃないですからね。恭兵さんのポコチンの面倒まで、私は看ていられません。
でも考えてみれば、恭兵さんが警察組織からはみ出せば、自然と恭兵さんのポコチンも一緒に警察組織からはみ出す事になるんですよね。恭兵さんのポコチンは恭兵さんと一心同体なワケですから。
だから、はみだし刑事=恭兵さん=ポコチンがはみ出した刑事と解釈しても、あながち間違いとは言えないかも知れません。
だけど番組のタイトルはあくまで『はみだし刑事情熱系』であって『ポコチンはみだし刑事情熱系』ではないですから、恭兵さんのポコチンははみ出さない理屈になりますね。
つまり恭兵さんのポコチンは恭兵さんと一緒に警察組織からはみ出してるんだけど、恭兵さんのパンツからは恐らく、はみ出してない。はみ出してたら『ポコチンはみだし刑事情熱系』ってタイトルになってた筈ですからね。
恭兵さんのポコチンは、そういう事なんですよ。決してはみ出さないんです。
その点、私のは四六時中はみ出してますからね。つまり、収まりきらないワケですよ。解りましたか?
この記事に関しては、一切ノーコメントでよろしくお願いしますm(_ _)m