本文とは関係無いですが、なんとクリント・イーストウッド監督のアカデミー受賞作『許されざる者』が、日本で時代劇としてリメイクされるそうです。
これがまた三池崇史監督だとか言われたら「やめろ、ええ加減にしろ!」って、わたしゃ激怒しますけど、『フラガール』『悪人』の李鳳宇監督が手掛けるとの事で、ちょっと期待しちゃいますね。
主演が渡辺謙さんである事を知って、イーストウッド監督もリメイクを快諾されたそうです。『硫黄島からの手紙』で組んで以来「謙ちゃん」「クリちゃん」と呼び合う仲…かどうか知らないけどw、信頼関係がありますからね。
モーガン・フリーマンの役に柄本明、ジーン・ハックマンの役に佐藤浩市が扮するほか、娼婦役に忽那汐里、小池栄子という布陣。これは面白くなりますよ、絶対!
『許されざる者』は私が生涯ベスト10にも入れてる作品ですから、その名を汚すような事はして欲しくないんだけど、この面子なら心配いらないと思います。久々に邦画で楽しみな作品が出て来ましたよ。
さて、新しい朝ドラ『純と愛』ですが、ブログのタイトルはあくまで第1週を観た限りのレビューって意味で、『つばさ』みたいに毎週書こうなんてつもりは毛頭無いですからねw
『梅ちゃん先生』の後だけにメチャクチャ面白く感じるんだけどw、今のところは五分五分ってな感触です。
主役の純=夏菜ちゃんにあまり萌え要素が無い点と、ナレーション(ヒロインのモノローグ)がちょっとうるさいのがマイナス・ポイントになってます。説明過多も「朝ドラだから」許せるというか、まぁ仕方がない感じ。
その点『カーネーション』のナレーションは抜群でしたよね。全然うるさく感じなかったし説明臭くもなく、その語り口で確実に笑いを取ってましたから。あれに比べると今回のは酷いかも知れません。だから比べないでおきましょうw
そう、『純と愛』は面白いと思うんだけど、『カーネーション』の時みたいに出だしからガシッと心を掴まれるみたいな、手応えがまだ無いんですよね。
「全然朝ドラらしくない」と夏菜ちゃんが言ってた割に、今のところはとっても朝ドラらしい朝ドラのように私は感じてます。
唯一「人の本性が見えてしまう」という愛(いとし=風間俊介)の存在だけが異質なんだけど、それは観る前から分かってた事だし、いかんせん出番がまだ少ないですから…
だけど週末の第6話で、一筋縄ではいかない展開を予感させる描写がありました。観られた方は皆さん、そこでドキッとされたんじゃないでしょうか?
純が面接を受けた時に一緒だった、おとなしくて人の好さそうな同僚女子が、あまりに真っすぐ過ぎて和を乱しまくる純に対して「あんたみたいなのと一緒にされたら迷惑なんよ!」って、いきなり豹変して牙を剥いた場面です。
あの娘の中にそんな激しい一面があるとは、我々も全く予想してませんでしたよね? この場面だけは朝ドラらしくない。いやぁ『つばさ』を思い出しましたよw
人間が持つ二面性、思いもよらない裏の顔。それを持たないヒロイン・純と、望まないのにそれを見抜く能力を持ってしまった愛。このドラマ本来の狙いが垣間見えた、重要な場面ですよね。
これはほんの序の口、小手調べって所かも知れません。最初からいきなり人間のダークサイドに切り込むと、『梅ちゃん』でふやけ切った視聴者が引いちゃいますからw、第1週は意図的にマイルドに、朝ドラらしい朝ドラを装って、とにかく乗客を乗せて船を出航させちゃおうと。海に出てしまえば客も降りられませんからね。
だから、今のところは五分五分だけど、このドラマが純の同僚女子みたいに本性を現した時には、思いっきり心を掴まれちゃう可能性はあるかと思います。
あとは、夏菜ちゃんの頑張り次第かなぁ… 第2話で面接官らを一喝した時の彼女にはシビレましたけど、それ以降はイマイチ頂けませんねw なかなか「ウザイ」ヒロインですよ。
いろんな意味で、まだまだこれからかと思います。息子を一切信じないとかいう愛の母親(若村麻由美)が登場した時、このドラマの本質が見えて来るかも知れませんね。
これがまた三池崇史監督だとか言われたら「やめろ、ええ加減にしろ!」って、わたしゃ激怒しますけど、『フラガール』『悪人』の李鳳宇監督が手掛けるとの事で、ちょっと期待しちゃいますね。
主演が渡辺謙さんである事を知って、イーストウッド監督もリメイクを快諾されたそうです。『硫黄島からの手紙』で組んで以来「謙ちゃん」「クリちゃん」と呼び合う仲…かどうか知らないけどw、信頼関係がありますからね。
モーガン・フリーマンの役に柄本明、ジーン・ハックマンの役に佐藤浩市が扮するほか、娼婦役に忽那汐里、小池栄子という布陣。これは面白くなりますよ、絶対!
『許されざる者』は私が生涯ベスト10にも入れてる作品ですから、その名を汚すような事はして欲しくないんだけど、この面子なら心配いらないと思います。久々に邦画で楽しみな作品が出て来ましたよ。
さて、新しい朝ドラ『純と愛』ですが、ブログのタイトルはあくまで第1週を観た限りのレビューって意味で、『つばさ』みたいに毎週書こうなんてつもりは毛頭無いですからねw
『梅ちゃん先生』の後だけにメチャクチャ面白く感じるんだけどw、今のところは五分五分ってな感触です。
主役の純=夏菜ちゃんにあまり萌え要素が無い点と、ナレーション(ヒロインのモノローグ)がちょっとうるさいのがマイナス・ポイントになってます。説明過多も「朝ドラだから」許せるというか、まぁ仕方がない感じ。
その点『カーネーション』のナレーションは抜群でしたよね。全然うるさく感じなかったし説明臭くもなく、その語り口で確実に笑いを取ってましたから。あれに比べると今回のは酷いかも知れません。だから比べないでおきましょうw
そう、『純と愛』は面白いと思うんだけど、『カーネーション』の時みたいに出だしからガシッと心を掴まれるみたいな、手応えがまだ無いんですよね。
「全然朝ドラらしくない」と夏菜ちゃんが言ってた割に、今のところはとっても朝ドラらしい朝ドラのように私は感じてます。
唯一「人の本性が見えてしまう」という愛(いとし=風間俊介)の存在だけが異質なんだけど、それは観る前から分かってた事だし、いかんせん出番がまだ少ないですから…
だけど週末の第6話で、一筋縄ではいかない展開を予感させる描写がありました。観られた方は皆さん、そこでドキッとされたんじゃないでしょうか?
純が面接を受けた時に一緒だった、おとなしくて人の好さそうな同僚女子が、あまりに真っすぐ過ぎて和を乱しまくる純に対して「あんたみたいなのと一緒にされたら迷惑なんよ!」って、いきなり豹変して牙を剥いた場面です。
あの娘の中にそんな激しい一面があるとは、我々も全く予想してませんでしたよね? この場面だけは朝ドラらしくない。いやぁ『つばさ』を思い出しましたよw
人間が持つ二面性、思いもよらない裏の顔。それを持たないヒロイン・純と、望まないのにそれを見抜く能力を持ってしまった愛。このドラマ本来の狙いが垣間見えた、重要な場面ですよね。
これはほんの序の口、小手調べって所かも知れません。最初からいきなり人間のダークサイドに切り込むと、『梅ちゃん』でふやけ切った視聴者が引いちゃいますからw、第1週は意図的にマイルドに、朝ドラらしい朝ドラを装って、とにかく乗客を乗せて船を出航させちゃおうと。海に出てしまえば客も降りられませんからね。
だから、今のところは五分五分だけど、このドラマが純の同僚女子みたいに本性を現した時には、思いっきり心を掴まれちゃう可能性はあるかと思います。
あとは、夏菜ちゃんの頑張り次第かなぁ… 第2話で面接官らを一喝した時の彼女にはシビレましたけど、それ以降はイマイチ頂けませんねw なかなか「ウザイ」ヒロインですよ。
いろんな意味で、まだまだこれからかと思います。息子を一切信じないとかいう愛の母親(若村麻由美)が登場した時、このドラマの本質が見えて来るかも知れませんね。