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『リーガル・ハイ』#02

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これ、やっぱ面白いですね! いやー、良かった良かったw 1本だけでも面白いのが見つかれば、チェックした甲斐はあったってもんです。

第2話は福田沙記ちゃん扮する売れないパンク・ロッカー(画像)が、鶴見辰吾さん扮する大物作曲家を「盗作」で訴えました。問題の歌を唄う人気演歌歌手が友近さんで、ゲストがいちいち豪華。

その元ネタとされるパンクの曲が、私らみたいな素人には全く似ても似つかない、ただの騒音にしか聞こえないのが笑えますw

鶴見辰吾さんの役がまた、普段はアイドルの曲ばかり手掛けてるプロデューサー兼作曲家ってw、もしかして著名な誰かさんをモデルにしてるんでしょうか?

堺雅人&新垣結衣コンビの息も合ってるようだし、どっしり落ち着いた里見浩太郎さん(執事みたいな事務員)とのバランスも絶妙で、もう安心して観てられます。

事件は盗作からゴースト・ライター疑惑へとシフトして行き、その二転三転するドラマも実に面白い。互いの手の内を知り尽くした、堺vs生瀬の法廷バトルも見応えあります。

でも今回、私が萌えたのは福田沙記ちゃんでしたw 以前から、けっこう好きです。

柄の悪いパンク・ロッカーと、下町の商店で両親に愛されてる素朴な娘という二面性を、見事にバランス良く演じてたように思います。

そのツンデレ的な「ギャップ」に、男は(女も?)めっぽう弱いw 堺さんは、そんな彼女の武器を見事に法廷で生かしてました。

「私が作った歌は、苦しんで産んだ我が子です。その子が、いつの間にか知らない人にさらわれて、服を着せ替えられて、その人の子として世に出されたら… やっぱり、とても悲しいです。私は、子供を取り返したいです!」

彼女が法廷でそう訴える場面には、グッと来ました。クリエイターなら誰もが共感する台詞ですから、脚本家さんもここは特に、気持ちを入れて書かれたんじゃないでしょうか。

そんな彼女も、最後は「歌が可哀相だから」って言って、勝てる裁判なのに和解に応じちゃう。彼女を突き動かしてたのは、純粋に、作品への愛なんですよね。

そこが「著作権訴訟は儲かるから」とか「歌手(友近)に会えるから」と言った理由でこの依頼を受けた堺さんとは、根本から大きく違うw

主人公の意地汚さが、ゲストの純粋さを引き立てるという、なかなか稀有な例ではないかとw

やっぱり堺さんが良いですよね。この人と多部ちゃんの共演がもうすぐ実現するなんて(秋の『大奥』)、今年は楽しみな事だらけです!

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