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パンチラ考・10

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パンチラ考・その1&その2の写真も、この『制服放浪記』から抜粋させて頂きました。

「日本全国フラついて、とうとうアイツが、俺ん家に……。」

「最強制服エロス嬢・仲村みう16歳が、各地方のヲタの方々のお部屋を訪問しつつ、脱ぎ脱ぎHポーズ激写! 観光名所や電車車中で大胆危険露出! アイドル写真集のワクを超えすぎた、旅とふれあいのエロ萌えフォトドキュメンタリー。」

……と、本の帯には書いてありますw 仲村みうさんの事はあんまり知らなかったのに、写真集自体のコンセプトに惹かれて購入したという、極めてレアなケースです。

実際に中身を見ると、そんなに言うほど過激でもなく、むしろ爽やかな後味が残るアイドルらしい写真集だと私は感じました。

東京、名古屋、大阪、宮崎などの、濃厚なオタクさんの部屋を実際に訪ねて撮影されており、編集者さん(?)によるレポート文も実に楽しい、これは名作じゃないかと私は思ってます。

仲村さんご自身が濃厚なオタク気質の持ち主で、訪問先のオタクさん達(女性含む)とオタク話に花を咲かせながらパンチラを撮影しまくるというw、倒錯した世界観が最高です。

これもまた5〜6年前の作品で、その後仲村さんはグラビアの仕事をキッパリと辞められたみたいです。ご自身がオタクなだけに、アニメキャラのごとく少女時代のイメージだけを、ファンの記憶に残したかったんじゃないでしょうか。

こういう人、私はすごく好きです。自分が何を求められてて、それに応えるには何をすれば良いか、客観的に理解する頭の良さをお持ちなんだと思います。

変にアーティスティックな写真や、必要以上に過激な写真をセルフプロデュースするタレントさんもよくおられますが、それこそマスターベーションですよね。

オタクな人ほど、そういう面ではよっぽど相手(ファン、消費者)の立場で物事を考える、本当の意味での社交性があるんじゃないでしょうか。


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