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『メン・イン・ブラック3 』

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このシリーズは好きなんです。けど、映画館に駆けつけるほど好きかどうかは微妙なライン。

今回はウィル・スミスがバック・トゥ・ザ・フューチャーする話で、トミー・リー・ジョーンズの出番が少ない事が事前に分かってたので、まぁレンタルでいいかって事になりました。

やっぱり、ジョーンズ氏は冒頭とラストのみの登場で、大半はスミス氏と、若き日のジョーンズ氏を演じるジョシュ・ブローリンの活躍が描かれてました。

確かに、評判通りブローリン氏は上手にジョーンズ氏の特徴を捉え、それだけに留まらない独自の魅力も醸し出されてたように思います。

だけど、やっぱりトミー・リー・ジョーンズとは別人なワケですから、同レベルの面白さにはならないですよね。それが出来りゃジョーンズ氏の存在価値も無くなっちゃうワケで…

宇宙人の家政夫を演じるauのコマーシャルを観れば分かるように、黙って立ってるだけで味が出ちゃう人なんですよね、ジョーンズ氏は。誰にも代理は勤まりませんよ、そりゃ。

今回はタイムトラベル物の楽しさがあり、主役2人が出逢うずっと以前の因縁話もけっこう泣けたりしますから、娯楽映画としては文句のつけようが無い出来栄えです。ウィル・スミスも私は嫌いじゃありません。

だけど、一番面白くて、何度でも見返したくなるのはやっぱり、ジョーンズ氏が出てる部分なんですよね。この人がいればこその『MIB』であった事を、皮肉にも再確認させちゃったと思いますよ、今回は。

面白いかつまらないかと問われれば、面白いと答えるしかないんだけど、やっぱジョーンズ氏の出番が少ないと物足りない。このシリーズの魅力が、明らかに半減してると私は感じました。

そんなワケで、トミー・リー・ジョーンズはやっぱり素晴らしい! それに尽きると思います。

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