☆『Doctor-X〜外科医・大門未知子〜』(テレ朝 木曜夜9時)
第2話を観ました。このドラマを面白いと感じるか感じないかは、手塚治虫さんの代表作『ブラックジャック(以下、BJ)』を読んでいたか否かで大きく左右されるんじゃないかと私は思いました。
フリーランスの天才医師って設定は明らかに無免許医BJのバリエーションだし、一匹狼、権威が大嫌い、金に汚く見えて実は弱者の味方etc…と、どこを切っても金太郎飴みたいにBJの顔が浮かんで来ちゃう。
2つのオペを驚異的なスピードで同時進行させるという第2話のクライマックスも、BJで何度となく見た光景です。BJの場合は10人位を一挙に片付けた事もありますw
だからBJマニアだった私が観ても、新鮮味が無くてあまり面白く感じられません。演じるのが多部ちゃんなら話は別だけどw、米倉涼子さんじゃねぇ… 乳首を見せる予定があればってところでしょうか?(脱げば誰でもええんかw)
☆『ゴーイング・マイ・ホーム』(フジ火曜夜10時)
微妙ですねぇw 大河、朝ドラを例外とすれば唯一、『大奥』以外で継続して観てる番組なのですが… 観て腹が立つような事は何も無いけど、いつ観るのを止めても構わない感じです。そういう方、多いのでは?w(第1話のレビューを読み返すと私、絶賛しちゃってますけどw そこが連続ドラマの怖さですよ、ホントに)
ドラマチックな要素が無さ過ぎる点に関しては、そういう連ドラがたまにはあって良いじゃないかと思うんだけど、それを埋め合わせる魅力が、第3話まで観てもイマイチ見えて来ないんですよね。唯一、阿部寛という存在だけかなぁ… 娘役の子も可愛いですけど。
宮崎あおいちゃんも今回はイマイチだし、西田敏行さんは一時の大杉漣か香川照之かって位、あちこち出過ぎだし… そもそも「クーナ」っていうモチーフに魅力が無いのは致命的かも知れません。小人なんか、別にいてもいなくてもねぇ…
だけど、観てると何となく癒やされるドラマなのは確かですよね。静かでホンワカしたものが観たい方にはうってつけです。ハードな『大奥』の後に、口直しのデザートとしていかが?って感じでしょうか。
☆『シングルマザーズ』(NHK火曜夜10時)
夫の激しいDVから逃れる為、幼い息子を連れて家出した主婦(沢口靖子)が、それぞれ様々な事情でシングルマザーになった女性達と出逢い、支えられて新たな人生への第一歩を踏み出す。
実は昨年、知り合いの女性…仮にAさんとします…が同じいきさつで、ある日突然、私の住む町からいなくなったんです。彼女もやはり幼い娘さんを連れて…
なので、沢口さんがAさんとタブって見えて、涙が止まりませんでした。役の年齢設定もちょうどAさんと同じ位だし、真面目で不器用な感じも似てるんですよね。
DVを受けてる人は皆さんそうかも知れないけど、その事実を他者には決して言わないですよね? だから突然いなくなるまで、私は全く気づいてなかったです。ショックでした。ごく身近な場所で、そんな事が起こっていたなんて!
その夫は今でもAさんを探してるかも知れません。探してないとしても、あるいは法律で守られてるとしても、Aさんは今でもその影に怯えながら生活されてるだろうと思います。
こういうケースだと、身内を頼る事も出来ないし、離婚を成立させるすべが無いから母子家庭への扶養手当ても受けられなかったりする。幼い子連れとなると住居も仕事も容易には見つからない。
そんな八方塞がりな状況で、どうやって生きて行けばいいのか? その道標を示したのが、このドラマです。DV問題が深刻化する今、救いの手を差し伸べる施設や制度も整いつつある事を教えてくれてます。
沢口さんを支えてくれる人達がまた、高畑淳子さんを筆頭に、北斗晶さん、田島令子さん、酒井若菜さんと、実に頼り甲斐ある面子が揃ってます。まさしく地獄に仏。
現実にはドラマみたいにタイミング良く、そんな人達と出逢える事は無いでしょうけど、ちゃんと避難場所も再生への道も存在する事を知っておくだけで心強い筈です。
人づてに聞いた話だと、Aさんは日常的に夫から暴力を受けながら、夫婦というものはこんなもの、どこの家庭でも普通に起こってる事だと思い込んでたそうなんです。にわかには信じられない話だけど、自分自身がそんな家庭に育って来たのだとしたら、あり得る事ですよね。
救済の道が拓かれつつあるのは良い事だけど、それ以前にDVそのものを根絶する手段は無いものでしょうか… イジメ問題にせよ、人間とは所詮そういう生き物だから仕方がないのか…
だとしたら、厳罰をもって処するしか方法は無いですよね。自分より弱い立場の者に理不尽な暴力(言葉も含めて)を振るった人間には、一生自由を奪われる位の罰は最低でも与えるべきです。本音は死刑で良いと思ってますけどね。
第2話を観ました。このドラマを面白いと感じるか感じないかは、手塚治虫さんの代表作『ブラックジャック(以下、BJ)』を読んでいたか否かで大きく左右されるんじゃないかと私は思いました。
フリーランスの天才医師って設定は明らかに無免許医BJのバリエーションだし、一匹狼、権威が大嫌い、金に汚く見えて実は弱者の味方etc…と、どこを切っても金太郎飴みたいにBJの顔が浮かんで来ちゃう。
2つのオペを驚異的なスピードで同時進行させるという第2話のクライマックスも、BJで何度となく見た光景です。BJの場合は10人位を一挙に片付けた事もありますw
だからBJマニアだった私が観ても、新鮮味が無くてあまり面白く感じられません。演じるのが多部ちゃんなら話は別だけどw、米倉涼子さんじゃねぇ… 乳首を見せる予定があればってところでしょうか?(脱げば誰でもええんかw)
☆『ゴーイング・マイ・ホーム』(フジ火曜夜10時)
微妙ですねぇw 大河、朝ドラを例外とすれば唯一、『大奥』以外で継続して観てる番組なのですが… 観て腹が立つような事は何も無いけど、いつ観るのを止めても構わない感じです。そういう方、多いのでは?w(第1話のレビューを読み返すと私、絶賛しちゃってますけどw そこが連続ドラマの怖さですよ、ホントに)
ドラマチックな要素が無さ過ぎる点に関しては、そういう連ドラがたまにはあって良いじゃないかと思うんだけど、それを埋め合わせる魅力が、第3話まで観てもイマイチ見えて来ないんですよね。唯一、阿部寛という存在だけかなぁ… 娘役の子も可愛いですけど。
宮崎あおいちゃんも今回はイマイチだし、西田敏行さんは一時の大杉漣か香川照之かって位、あちこち出過ぎだし… そもそも「クーナ」っていうモチーフに魅力が無いのは致命的かも知れません。小人なんか、別にいてもいなくてもねぇ…
だけど、観てると何となく癒やされるドラマなのは確かですよね。静かでホンワカしたものが観たい方にはうってつけです。ハードな『大奥』の後に、口直しのデザートとしていかが?って感じでしょうか。
☆『シングルマザーズ』(NHK火曜夜10時)
夫の激しいDVから逃れる為、幼い息子を連れて家出した主婦(沢口靖子)が、それぞれ様々な事情でシングルマザーになった女性達と出逢い、支えられて新たな人生への第一歩を踏み出す。
実は昨年、知り合いの女性…仮にAさんとします…が同じいきさつで、ある日突然、私の住む町からいなくなったんです。彼女もやはり幼い娘さんを連れて…
なので、沢口さんがAさんとタブって見えて、涙が止まりませんでした。役の年齢設定もちょうどAさんと同じ位だし、真面目で不器用な感じも似てるんですよね。
DVを受けてる人は皆さんそうかも知れないけど、その事実を他者には決して言わないですよね? だから突然いなくなるまで、私は全く気づいてなかったです。ショックでした。ごく身近な場所で、そんな事が起こっていたなんて!
その夫は今でもAさんを探してるかも知れません。探してないとしても、あるいは法律で守られてるとしても、Aさんは今でもその影に怯えながら生活されてるだろうと思います。
こういうケースだと、身内を頼る事も出来ないし、離婚を成立させるすべが無いから母子家庭への扶養手当ても受けられなかったりする。幼い子連れとなると住居も仕事も容易には見つからない。
そんな八方塞がりな状況で、どうやって生きて行けばいいのか? その道標を示したのが、このドラマです。DV問題が深刻化する今、救いの手を差し伸べる施設や制度も整いつつある事を教えてくれてます。
沢口さんを支えてくれる人達がまた、高畑淳子さんを筆頭に、北斗晶さん、田島令子さん、酒井若菜さんと、実に頼り甲斐ある面子が揃ってます。まさしく地獄に仏。
現実にはドラマみたいにタイミング良く、そんな人達と出逢える事は無いでしょうけど、ちゃんと避難場所も再生への道も存在する事を知っておくだけで心強い筈です。
人づてに聞いた話だと、Aさんは日常的に夫から暴力を受けながら、夫婦というものはこんなもの、どこの家庭でも普通に起こってる事だと思い込んでたそうなんです。にわかには信じられない話だけど、自分自身がそんな家庭に育って来たのだとしたら、あり得る事ですよね。
救済の道が拓かれつつあるのは良い事だけど、それ以前にDVそのものを根絶する手段は無いものでしょうか… イジメ問題にせよ、人間とは所詮そういう生き物だから仕方がないのか…
だとしたら、厳罰をもって処するしか方法は無いですよね。自分より弱い立場の者に理不尽な暴力(言葉も含めて)を振るった人間には、一生自由を奪われる位の罰は最低でも与えるべきです。本音は死刑で良いと思ってますけどね。