先日、勤め先で面白い事がありました。同僚の女性と話をしてて、どういう流れだったか忘れたけど、私が東大阪市の布施に住んでた事が話題になり…
私はつい我慢出来なくなって、ドラマのロケを見る為に布施に行った事を話し、多部未華子という女優のファンである事をバラしちゃいました。
でも、その女性(30代)はあまりテレビを観ない人だから、多部未華子という名前を聞いてもピンと来ない。で、『デカワンコ』のタイトルを出してみたら…
「おっ、デカワンコのあの子、可愛いよな!」って、横から急に、還暦を過ぎたばかりの同僚男性がw なんとデビュー当時から注目してて、『ジウ』は毎週観てたとおっしゃる!
その方とはもう5年近く同じ職場で働いてるのに、まさかお仲間だったとは!w
まぁタベリストっていう程ではなく、他にも好きな女優が何人かいる中の一人って感じなのですが(ちなみに最近は武井咲ちゃんがお気に入りらしいw)『つばさ』も観られてたとの事ですから、なかなかのもんでしょう?
映画の話をしても年代が違って噛み合わず、共通点は全く無い相手だと思ってたのに… 親近感がグッと増しましたよ。いやぁやっぱり、おそるべし多部未華子!w
『つばさ』の感想とか『GM』は観てたかどうかとか、今度また聞いてみたいと思います。いやホント、驚いたw
同い年の親友(2児の父)で、別にこれまでアイドルおたくでも何でもなかった男が、急に「ももいろクローバーZ」の虜になったり… 前述の同僚も、若い女優に注目するようになったのは、ここ数年の事だそうです。
歳を重ねるにつれ、若い女子のエネルギーに惹かれたりするのかなぁ? なんとなく仕事が落ち着いて、夢中になれるものが無くなった時に、心の隙間を埋めてくれる存在を、無意識に求めちゃうのかも知れません。
でも、その対象が、並み居る他の売れっ子女優群を差し置いて多部ちゃんである事や、AKB48じゃなくて「ももクロ」である事には、何か意味があるんでしょうね、きっと。
さて『GM』第4話ですが、観てからけっこう日にちが経ってしまい、うろ憶えですm(__)m 新作ドラマのレビューで忙しくて…
前回からリストラ問題が沸き上がってて、リーダー・椎名桔平さんが最初の標的にしたのが吉沢悠くんだったワケですが、それが今回なりゆきでw、生瀬勝久さんにシフトしちゃいます。
生瀬さんのキャラは、実直な医者なんだけど不器用で、実力はあるのに過小評価されちゃう人。それで性格が屈折してる傾向もあって、同僚からあまり好かれてない。
どんな世界でも同じだと思うけど、結局は偉いヤツに抵抗なくゴマを擦れる人が、出世して行く。それが出来ない人は、実力があってもなかなか浮かばれない。
私自身に実力があるかどうかはさておき、映像業界も同じでした。いかに自分をアピール出来るか、偉い連中に気に入られるかが、生き残れるか否かの別れ道でした。
逆に言えば、それさえ出来れば、実力がさほど無くたってサバイバル出来るんです。皮肉でも僻みでもなく、それがあってこその実力、と言っても過言じゃない。
偉いヤツに媚を売る。ゴマを擦る。それは、自分のちっぽけなプライドを捨てなければ出来ない事です。簡単なようでいて、男にとってこれほど屈辱的な事はありません。
私には、どうしても出来ませんでした。たぶん今後も、死ぬまでそれは出来ないと思います。だから、一生パッとしないまま終わる事でしょう。
生瀬さん演じる医師は、その逆でした。プライドを捨てて、とにかく偉いヤツにゴマを擦りまくる生き方を選択したんです。
だから中学生の息子や、乳首(大倉忠義)みたいな青二才には馬鹿にされ、軽蔑される。こんな大人にだけはなりたくないって、まだ世の中の地獄を知らない若造なら、そう思うのは自然な事でしょう。
だけど、生瀬さんは本当に軽蔑されるべき人なのか? 自分の保身しか頭に無い人が、プライドを捨ててゴマを擦ったり出来るものだろうか?
生瀬さんが病院の偉い連中との呑み会で、必死の形相で安木節を踊る姿を見て、みんながどん引きする中、ファイヤ後藤だけは心底から感動します。
「ヤツの安木ダンスにはソウルがある!」ってw
それは、真理を突いてるんですよね。生き残って出世する=家族を守って行く為に、彼は全身全霊でゴマを擦る。
自分の為だったら、こんな事は出来ない筈です。家族を養う為に、彼はプライド=自分自身を捨てられる男なんです。
これまで彼を信用してなかったファイヤも、その安木節を見てから、一目置くようになりました。彼を息子もろとも、自分のダンス・ユニットに引き入れる為にw
息子や乳首も、生瀬さんの「闘い」を見て、馬鹿にする事をやめました。
桃子=多部ちゃんだけは、一貫してニュートラルなんですよね。安易に人を馬鹿にもしなければ、信仰したりもしない。多部ちゃんが演じるキャラクター達に共通するのは、そのニュートラルな人間観じゃないかと思います。
ちなみに今回の患者の病気は、単なる栄養失調。それがその人の虚言癖、つまり相手の話に合わせてテキトーな嘘をついちゃうという、これも一種の病気が、診断を大いに狂わせちゃうって話でした。
リストラが決まった生瀬さんを見て、その患者がコネのある大病院に彼を紹介して「引き抜きが決まった」と言った事が、虚言癖に皆が気づくきっかけになるのが可笑しかったですw
結局、そのまま今回のエピソードは終わっちゃったのですが、次回予告に生瀬さんもシレッと出てましたからw、リストラは回避されたみたいですね。
そう言えば小池栄子さんが辞表を書いたりしてたから、次回は小池さんが辞めるか否かの話になりそうです。各エピソードの主役が交替で、毎回辞めそうになるドラマって、珍しいですよねw
私はつい我慢出来なくなって、ドラマのロケを見る為に布施に行った事を話し、多部未華子という女優のファンである事をバラしちゃいました。
でも、その女性(30代)はあまりテレビを観ない人だから、多部未華子という名前を聞いてもピンと来ない。で、『デカワンコ』のタイトルを出してみたら…
「おっ、デカワンコのあの子、可愛いよな!」って、横から急に、還暦を過ぎたばかりの同僚男性がw なんとデビュー当時から注目してて、『ジウ』は毎週観てたとおっしゃる!
その方とはもう5年近く同じ職場で働いてるのに、まさかお仲間だったとは!w
まぁタベリストっていう程ではなく、他にも好きな女優が何人かいる中の一人って感じなのですが(ちなみに最近は武井咲ちゃんがお気に入りらしいw)『つばさ』も観られてたとの事ですから、なかなかのもんでしょう?
映画の話をしても年代が違って噛み合わず、共通点は全く無い相手だと思ってたのに… 親近感がグッと増しましたよ。いやぁやっぱり、おそるべし多部未華子!w
『つばさ』の感想とか『GM』は観てたかどうかとか、今度また聞いてみたいと思います。いやホント、驚いたw
同い年の親友(2児の父)で、別にこれまでアイドルおたくでも何でもなかった男が、急に「ももいろクローバーZ」の虜になったり… 前述の同僚も、若い女優に注目するようになったのは、ここ数年の事だそうです。
歳を重ねるにつれ、若い女子のエネルギーに惹かれたりするのかなぁ? なんとなく仕事が落ち着いて、夢中になれるものが無くなった時に、心の隙間を埋めてくれる存在を、無意識に求めちゃうのかも知れません。
でも、その対象が、並み居る他の売れっ子女優群を差し置いて多部ちゃんである事や、AKB48じゃなくて「ももクロ」である事には、何か意味があるんでしょうね、きっと。
さて『GM』第4話ですが、観てからけっこう日にちが経ってしまい、うろ憶えですm(__)m 新作ドラマのレビューで忙しくて…
前回からリストラ問題が沸き上がってて、リーダー・椎名桔平さんが最初の標的にしたのが吉沢悠くんだったワケですが、それが今回なりゆきでw、生瀬勝久さんにシフトしちゃいます。
生瀬さんのキャラは、実直な医者なんだけど不器用で、実力はあるのに過小評価されちゃう人。それで性格が屈折してる傾向もあって、同僚からあまり好かれてない。
どんな世界でも同じだと思うけど、結局は偉いヤツに抵抗なくゴマを擦れる人が、出世して行く。それが出来ない人は、実力があってもなかなか浮かばれない。
私自身に実力があるかどうかはさておき、映像業界も同じでした。いかに自分をアピール出来るか、偉い連中に気に入られるかが、生き残れるか否かの別れ道でした。
逆に言えば、それさえ出来れば、実力がさほど無くたってサバイバル出来るんです。皮肉でも僻みでもなく、それがあってこその実力、と言っても過言じゃない。
偉いヤツに媚を売る。ゴマを擦る。それは、自分のちっぽけなプライドを捨てなければ出来ない事です。簡単なようでいて、男にとってこれほど屈辱的な事はありません。
私には、どうしても出来ませんでした。たぶん今後も、死ぬまでそれは出来ないと思います。だから、一生パッとしないまま終わる事でしょう。
生瀬さん演じる医師は、その逆でした。プライドを捨てて、とにかく偉いヤツにゴマを擦りまくる生き方を選択したんです。
だから中学生の息子や、乳首(大倉忠義)みたいな青二才には馬鹿にされ、軽蔑される。こんな大人にだけはなりたくないって、まだ世の中の地獄を知らない若造なら、そう思うのは自然な事でしょう。
だけど、生瀬さんは本当に軽蔑されるべき人なのか? 自分の保身しか頭に無い人が、プライドを捨ててゴマを擦ったり出来るものだろうか?
生瀬さんが病院の偉い連中との呑み会で、必死の形相で安木節を踊る姿を見て、みんながどん引きする中、ファイヤ後藤だけは心底から感動します。
「ヤツの安木ダンスにはソウルがある!」ってw
それは、真理を突いてるんですよね。生き残って出世する=家族を守って行く為に、彼は全身全霊でゴマを擦る。
自分の為だったら、こんな事は出来ない筈です。家族を養う為に、彼はプライド=自分自身を捨てられる男なんです。
これまで彼を信用してなかったファイヤも、その安木節を見てから、一目置くようになりました。彼を息子もろとも、自分のダンス・ユニットに引き入れる為にw
息子や乳首も、生瀬さんの「闘い」を見て、馬鹿にする事をやめました。
桃子=多部ちゃんだけは、一貫してニュートラルなんですよね。安易に人を馬鹿にもしなければ、信仰したりもしない。多部ちゃんが演じるキャラクター達に共通するのは、そのニュートラルな人間観じゃないかと思います。
ちなみに今回の患者の病気は、単なる栄養失調。それがその人の虚言癖、つまり相手の話に合わせてテキトーな嘘をついちゃうという、これも一種の病気が、診断を大いに狂わせちゃうって話でした。
リストラが決まった生瀬さんを見て、その患者がコネのある大病院に彼を紹介して「引き抜きが決まった」と言った事が、虚言癖に皆が気づくきっかけになるのが可笑しかったですw
結局、そのまま今回のエピソードは終わっちゃったのですが、次回予告に生瀬さんもシレッと出てましたからw、リストラは回避されたみたいですね。
そう言えば小池栄子さんが辞表を書いたりしてたから、次回は小池さんが辞めるか否かの話になりそうです。各エピソードの主役が交替で、毎回辞めそうになるドラマって、珍しいですよねw